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WIT'S 1/43 スバル BRZ S AeroPackage

今回のミニカーはスバルBRZです。

写真はWIT'S『 スバル BRZ S AeroPackage』として発売されたモデルです。

スバルBRZはトヨタと共同開発したライトウェイトスポーツカーです。

トヨタでは兄弟車(姉妹車)としてトヨタ86(ハチロク)が販売されていますね。

生産は両車ともスバル群馬製作所本工場にて行われるそうですよ。

この写真のBRZは2012年から販売された初代 ZC6型です。

小型・軽量・低重心を狙って開発されたモデルで、車名のBRZはBはBoxer Engine(ボクサーエンジン)RはRear wheel drive(後輪駆動)ZはZenith(究極)の意味なんだそうです。

スバルBRZとトヨタ86(ハチロク)は、カローラレビンとスプリンタートレノのような兄弟車(姉妹車)としてデビューしたので比べられましたね。

トヨタは大企業ゆえのやっかみか、86(ハチロク)は実質スバルのクルマなんて言われていました。90スープラ(5世代目 DB型)もBMW製とか言われてましたね。

長年乗り継いだA70型スープラのエンジンにはYAMAHAのエンプレムを見る事ができましたが、紛れもないトヨタのクルマです。

BRZはトヨタ(ハチロク)と殆ど同じ性能でしたね。外観の違いのみだったのかな。

スバルといえばBRZ以前はインプレッサやレガシーの印象が強かったです。それにラリーとAWDでしたね。

そして他メーカーでは呼ばれない「スバリスト」という熱狂的なファンがいるのも特徴的でした。

BRZのトヨタとの共同開発で、スバルのファンがさらに増えたのかもしれません。自分もとても興味のある、いつかは乗りたいクルマです。

Wit'sというミニカーブランドは、株式会社小川のホビー事業部さんが製造されていたそうです。

しかし2016年3月には、株式会社小川はホビー事業を撤退されたそうで残念です。

京商のトヨタ86(ハチロク)と並べてみました。

どちらも素晴らしい造形なのですが、WIT'SのBRZは軽いですね。この商品はレジン製ミニカーという事でした。

過去に宇宙戦艦ヤマトのフィギュアの記事を書いた時に、”レジンキャスト”という合成樹脂の成型方法を知りました。ダイキャストとは別のミニカーとしてレジン製品があるようで、WIT'SのBRZはレジン製なんだそうです。

トヨタ86(ハチロク)の時の記事にも書きましたが、BRZも中古市場で人気です。新車当時は40代50代がターゲットだったかもしれませんが、世代を越えて中古車として乗り継がれていく事が嬉しいです。

そもそもミニバンしか売れないと諦めてスポーツカーを世に出さなければ、中古車市場も何の変化もありませんでしたね。

トヨタは「86スポーツカーカルチャー構想」を掲げていました。マツダロードスター4世代目ND系、トヨタスープラ国内3世代目DB型、日産フェアレディZ6世代目Z34型も、中古車から次の世代に波及するかもしれませんね。

トヨタ86(ハチロク)もスバルBRZも、日本のクルマ文化にとって大きな影響を与えたのではないでしょうか✨

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