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お互い、いい土日が過ごせますように。

たぶん、障害者で、ほぼ毎日福祉施設に通っている人には、あるあるなんだろうけれど、私は土日が苦手だ。

福祉施設に行くと、誰かがいる。仲の良い人、仲がよくも、わるくもない人、仲良くは、なれない人。

でも、誰かがいる。もちろん、スタッフがいる。スタッフは積極的に、場が良く回るように気を使ってくださる。

仲の良い人ばかりがいればもちろんいう事なしだが、そういうわけにもいかない。それでも「人がいる」。これだけで福祉施設に足を運ぶ理由になる。たぶん、人というのは、人を求めているのだろう。まして、私のような一人暮らしをしている人にとっては、「人がいる」は、そこに向かう理由になる。ただし、そういう場を作ろうと尽力してくださるスタッフの力があるからこそだ。スタッフがいなければ、メンバーだけでは、おそらく「行きたくなる場」は作れないだろう。

さて、明日、明後日は、土日だ。書いている日が金曜日なのだから当たり前なのだけれど、我々、障害者にとっては、頼れるスタッフのいない「社会」で、生きていかなければならない。

普段、日常働いてくださっている健常者、障害者には、待ちに待った週末なのだろうが、普段、福祉施設に依存している障害者には、ちょっと頭を使わなければならない日だ。

普段の私は、土日、ファミレスでパソコンを持って行って、noteを書いたり、RADIKOを聞いていたりすることが多かった。しかし、一日ファミレスにいると、お金はかかるし、体は動かさないし、テンションが落ちていくのが自覚でき、一日の終わりには、残念な気持ちで帰宅することが多かった。

なので、他に土日の過ごし方はないのか?と、悩んでいたのだが、先日あるスタッフから、「ファミレスにパソコン作戦」を「優雅な休日の使い方だと思いますよ」と言っていただけた。すると、私の単純な脳みそは、「あれ?そうかもしれないな」と、捉え方が、少しだけくるりと回転した。お金がかかる。運動不足といった弱点は変わってなくても、「わるくない土日の使い方かもしれないな」くらいは思えるようになった。

もっと良い休日の使い方はないのか、考え続けてはみるけれど、このテーマの土台は作ることはできた。スタッフさんのおかげです。ありがとうございました。明日はネットフリックスで、「大豆田とわ子と三人の元夫」の続きを楽しもうと思います。

読んでくださって、ありがとうございました。
お互い、いい、週末を過ごせますように。では。

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