副業WEBライタートレーニング4日目
今日も音楽ネタでいこうかと思います。
昨日はDIR EN GREYというバンドについて書きましたが、もう一つ大好きなバンドがいます。
マキシマムザホルモンというバンドです。
出会いは高校生の時。GIGSの新譜を紹介するコーナーに「ロッキンポ殺し」というアルバムが載っていました。漫☆画太郎書き下ろしの全裸のばばあがギターを持っているジャケットです。
このジャケットが衝撃的で一瞬で心奪われました。
当時、音楽に詳しい友達がいたので聞いてみると、ロッキンポ殺しのCDを持っているというので借りることになりました。
帰って聴いてみたら…頭に雷が落ちたような衝撃でした。
ポップでキャッチーなのにハードコア、パンク、ヘヴィメタルの要素もあり今まで体験したことのない音楽でした。
しかも歌詞は意味不明なのに聴くとめちゃくちゃ気持ちいい。
面白いのは一曲ごとにマキシマムザ亮君の楽曲解説というものがあり、その曲に込めた思いとか歌詞の意味とかを解説してるんです。
それを読むと意味不明だった歌詞が、ちゃんと意味のあるものになってるんです。
天才すぎます。
それから過去の作品も聴きまくりました。
高校二年の時に名古屋でライブがあるというので、これは行くしかないと思い、ホルモン好きの友達と一緒に行きました。
駅から近いライブハウスでしたが、道が分からずタクシーの運ちゃんに聞きました。乗せてってあげるとのことでお言葉に甘えたら全然違う場所に連れてかれました笑
改めて説明したら分かってくれたみたいで、なんとか無事に着きました。
ライブ初心者は色々ありますな…
ドキドキしながら会場に入りました。
対バンは10-FEET。今思うと激アツな組み合わせです。この日のために10–FEETも聴き込んでました。
整理番号はそんなに早くなかったはずですが、かなり前の方に行けました。開演直前、隣の酔っぱらいが酒をこぼし足にめっちゃかかりました(笑)
暗転し、10-FEETの登場SEがかかった瞬間、客が一斉に前に押し寄せ、潰されそうになりました(笑)
モッシュやダイブなど初めての経験で、命の危機を感じたのですぐ後ろに下がりました(笑)
あまり覚えてませんがBE NOTHINGという曲で夢か現実か分からないほど興奮して意識もうろうとしながら叫び狂いました(笑)
10-FEETが終わり、バーカウンターでコーラを貰い一気に飲みました。
さぁいよいよホルモンの出番です。
転換の時からドキドキです。
お馴染みのSEが鳴り、メンバーが出てきました。
マキシマムザ亮君が目ん玉をひん剥いて客席を睨みつけていたので、こっちも負けじと睨み返しました。
一曲目は、恋のスウィート糞メリケン。
懲りずに前のほうにいましたが、また命の危機を感じたのですぐ後ろに下がりました(笑)
DIRのライブは経験していましたが、ヴィジュアル系のノリなのでまだ平和でした。
みんな汗だくになりながら踊って、ぶつかり合って、異世界に迷い込んだようでした。
しかも会場はすごい熱気で酸欠状態。天井から汁がポタポタと落ちるくらいでした。
ライブが終わって会場から出る時も混雑してて押しつぶされそうになり、3度目の命の危機でした(笑)
外に出た瞬間、涼しくてまるで天国でした。
ちなみにこの日は学校の課外授業があり、それをサボって行ったので親と先生にその後めちゃくちゃ叱られました(笑)
今思うとこの選択は間違ってなかったと思います。間違いなく人生のターニングポイントになったので。
それからホルモンはすぐ人気が出てなかなかチケットが取れなくなり、高校の時はこれが最初で最後のライブになってしまいました。
その後、ワンマンに行ったのは「ぶっ生き返す」のツアーファイナルで場所は新木場STUDIO COASTでした。大学一年でした。
奇跡的にチケットが取れたのでめちゃくちゃ嬉しかったですね(笑)
当時、三重県の実家に住んでいましたが、どうしても行きたかったので親には友達の家に泊まると嘘をつきました(笑)新幹線に乗って、帰りは夜行バスで帰ろうという計画でした。(親は厳しかったので絶対反対されるので)
初めて一人での新幹線。チケットを握りしめ、めっちゃ興奮しました。
夜行バスは東京駅の八重洲口で予約しました。
ライヴはもちろん良かったですが、それよりもライヴに行くまでの過程のほうが印象に残ってます。
チケット申し込んで、行き方調べて、切符買って、全部一人でやりました。初めての経験です。帰りの夜行バスから見た景色とか、忘れられませんよね。ライブって一人ひとりにこういうドラマがあるんだなーと思うとすごく感動的です。
高校生まで真面目に普通に生きてきたのに、好きなことのためならこんなに行動力のある人間になれるんだと今思っても感心します。
あの時の行動力は今の自分にもあるのかなーとふと思いました。
何か新しいことにチャレンジする時、あの時の思いを忘れないようにしたいと思います。