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急性リンパ性白血病が発覚した経緯

こんにちは。
今日は、わたしの白血病が発覚した経緯についてまとめてみます。

まず診断を受けたのは2024年4月2日の事です。
近所のクリニックで血液検査を受けて白血球の異常を指摘され、大学病院に紹介されました。

クリニックに行くきっかけとなった症状

■息切れ・倦怠感
3月の半ばぐらいから出勤途中の息切れ、階段でのだるさ、脚の重さを感じていました。歩いていると脚が重くなって早く歩けない感覚。10分ほど歩くと脈が上がって息もハアハア上がってしまっていました。怠さがひどく、仕事から帰ってすぐに横になってそのまま寝てしまうことも増えていました。

■発熱
3月半ばぐらいから37度台後半の発熱がたびたび出るようになりました。夜になると熱が出て朝や日中は下がる、の繰り返し。3月の後半になると、それが毎日続くようになり、風邪にしては長いし変だなと感じていました。

■食欲不振
3月末ぐらいからお腹が張ってご飯がほとんど食べられなくなっていました。食べられるのはアイスぐらい。

■耳の裏、首の後ろしこり
両耳の裏と首の後ろ(うなじの辺り)にパチンコ玉ぐらいの固いしこりがいくつかできました。押しても痛くないしこり。

■背骨痛
3月末頃には首の後ろや腰の辺りがズキっとして寝返りをうつのもつらくなっていました。

■腹部痛
くしゃみをしたり深く息を吐いたり吸ったりするとみぞおちあたりがズキっとして苦しい感じがしていました。後に分かりますが腹部に白血病細胞がしこりとなっていたり、肝機能もかなり悪くなっていたことが影響していました。

■オトガイ、口の下のしびれ
オトガイ、口の下あたりが一枚何かを挟んだような鈍い感覚。しびれているようななんとも言えない感覚。こちらも白血病細胞の骨髄外腫瘍の影響だったと判明します。


書き出してみると症状出すぎですね。息切れや倦怠感の段階では、正直ただの疲れだと思っていました。年度末で残業も続いていたし、2月の初めにコロナにかかったこともあって、年だし回復が遅れているのかな、ぐらいに考えていました。なんせ3月の頭には、東京ドームのライブに行ったり元気に過ごしてましたから。そんな大病にかかっているとは思いもよらず。
しこりに気づき、いよいよ何か風邪以外の病気では?と疑いはじめてやっとクリニックに行ったんです。

■2024年3月29日 初回クリニック受診日
しこりがあること、発熱を主訴として申告。感染症かな?と診断で、抗生剤を出されて終わりました。今思えば、食欲不振や息切れ、倦怠感についてはあまり伝えていなかったです。

■2024年4月2日 2回目のクリニック受診日
前回の受診後、水分を取るのもしんどくなってしまい、仕事中に中抜けして同じクリニックを受診。点滴と採血をすることになりました。 点滴中に先生が飛んできて「血液検査が異常値だから。何かしらの血液疾患なのは間違いない。今から大学病院で受け入れてくれることになったからすぐに行って!タクシーで!」というではありませんか。

穏やかな先生なのに、かなり緊迫感のある物言いに驚いたものの、正直何かの間違いでしょ~?ぐらいに思っていたわたし。ですが、点滴の針を抜いた際に血がダラダラ流れて止まらなくて、これはマズイことになったかもしれないと半分腹を括った瞬間でした。
余談ですが、クリニックが内科より外科推しのところだったので別の病院を受診しようか迷ったんです。でも同じクリニックを受診したことで、私の症状が前回よりも悪化していることが伝わったのかもしれません。そして、すぐに血液検査を進めることができました。もし他のクリニックに行っていたら、ただ薬を処方されて終わっていたかもしれません。急性の白血病を治療するためには早期の治療が非常に重要です。症状が長く続く場合でも、しっかりと血液検査などを行ってくれる信頼できるクリニックに通えることは安心ですね。

その後、職場に連絡しタクシーで大学病院へ直行。検査後の余命宣告、治療の難しさなど現実を知ることとなります。
大学病院での検査結果の数値や告知については次の記事で纏めていきたいと思います。


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