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ブラック企業物語①

こんにちはyubiです。

私は新卒で地方銀行に就職しました。昔から金融というものに興味があったし、世間体も良い、何となくかっこいいとかそういう理由からです。

そんなぬるい志望動機で入れば苦労するのも当たり前ということで、仕事は大変辛かったです。ただ何より辛かったのはその労働環境でした。「金融だし大企業ではないけどコンプライアンスはしっかりしているのでは?」なんて気持ちで入行した私を嘲笑うかの如く、現実の厳しさを教えてくれた会社でした。

転職して今となっては笑い話という部分もありますが、同じようにブラック企業で苦しい想いをしている方も多いと思いますので当時のことを思い返しながらゆっくり書いていこうと思っています。気長にお待ちください。

ただ、転職して本当に良かったと思っている環境でしたが、今振り返ってみればもちろん悪いことだけでは無かったなと感じます。根性や忍耐といったものは身についたし、辛い環境にいたからこそ新しい会社の良さというのもわかります。当時はとにかく転職サイトを見たり、一刻も早くその環境から逃げたいと言う気持ちで必死でした。仕事にも身が入らず後半はサボってばかりいた気もしますし、最終面接までいった企業に落ちた時は絶望していつの間にか泣いていたりとメンタルもボロボロでした。

これを読んでる方の中には昔そう言う環境だった方もいれば、今仕事が辛くて転職したいという方もいるのではないでしょうか。そういう方は今は辞めることしか考えられないと思いますが、いつかその経験が活きる日がきます。脱出できた人間が言っても「お前はたまたま上手くいったから言えるんだ」とお思いのことでしょうし、それは事実なのですがせっかくこうして記事を読んでいただいているので今は辛いと思いますが挫けずに頑張って欲しいなと思います。

あ、ホワイト企業にお勤めの方はこんな世界もあるんだくらいで見てもらえればと思います。私の記事を読んで「なんだぬるいな、俺の方がブラックだよ」という方は感覚が麻痺しているだけです。

それではまた次号で。

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