NISAの欠点言えますか?
こんにちはyubiです。
さて、タイトルの通りです。神の制度、政府の良心、壮大なる陰謀と言われこの世に生まれて半年になった新NISAですがあなたはちゃんとこの制度の欠点を理解しているでしょうか?
「損益通算とか、国内居住要件とかそういうやつ?商品が一部のものしかないとか、旧NISAからロールオーバーができないとか…」
ということがすぐ思い付く方は大丈夫です、別にこの記事を読む必要性はありません!
私がこの記事で言いたいのは自分が活用している制度の欠点を理解しておくことが適切な投資判断に繋がり、さらに言えば自分の投資判断の軸になるということです。
例えばインデックス投信と高配当株、新NISAでどちらを買うべきか?ということを聞かれたりしますが、これは制度的にインデックス投信が絶対的に有利です。
もちろん高配当株の良さもあるし、他の投資方法が間違っているわけではありません。
投資はメンタルも大事になるので効率だけの世界ではありません。好きな方法で資産を築けば良いと思います。
ただやはり、制度のことを知っているか知らないかというのは重要なことです。
上の例で言えば仕組みを知っていればやっぱりインデックスがいいよね、でもインデックスにはない強みがあるし、自分は高配当をするよというのも素晴らしいと思います。仕組みを理解した上で選択する分には何でもいいと思います。
ただ分かっていないと自分に軸が持てず迷ってしまうことがあります。
インデックスが良いと言われてやってみたけど高配当も気になる、成長期待の個別投資もしてみたい。そんな時に制度に立ち返れば今の投資軸を継続しようという判断になるでしょう。
是非自分が今やってる投資方法についてその強みと弱みを確認してみてください。
さて、NISAの最大の欠点は上でもあげているように損益通算が出来ないことと、枠に上限があるため配当として枠外に出てしまう高配当株と相性が悪いことです。
複利を効かせるために配当を再投資した際に追加で枠を消費してしまい、インデックスと比べて枠を圧迫するからです。
投信は配当が内部再投資され基準価額を押し上げるので枠を圧迫しません。
また高配当株は市況によっては含み損になる時があるので、その含み損を損出しして税金の繰延ができないことを考えるとやはり相性が良くありません。
もちろん枠を全部使う予定がないとか、その人の事情によって不利に働かないこともありますがそういったことを分かって投資されている方はそもそも問題ないと思います。
制度は有利に使いたいですね!
ここまで読んでいただいてありがとうございました。筆者の自己紹介はこちら↓