配当金投資とは
内容紹介
この記事では株式投資で配当金に焦点を当てた配当金投資のメリットやデメリットを紹介します。高配当株投資を考えている方やインデックスと迷っている方には読んでいただきたい内容になっています。
本編
配当金投資という言葉があるわけではないのですが、一般に高配当株投資、配当狙いの投資、インカムゲイン目的など色々な呼び方をされる投資手法です。
その名前の通り株式の値上がり益だけではなく、定期的に受け取れる配当金にフォーカスを当てた投資になります。
配当金投資のポイント
配当金投資は定期的に収入が得られるという性質から好まれますが、配当を出さないインデックスファンドと比較して資産形成期には非効率であるという議論がよくなされます。
私は配当金投資をメインにある程度の資産を築きましたが、残念ながらこれは真実です。
上記でも挙げたように投信のインデックスファンドなどは配当が内部で再投資されますが、配当金投資は受け取る都度課税が発生するので効率が落ちます。
一方で定期的な利確になるため、受け取りの都度良い銘柄に選定して再投資ができたり、心理的な安心感があったり、配当株は暴落相場でも底堅いものが多く堅調な値動きをするものが多い、現金を得られるためキャッシュフローが改善するといった特長があります。
特に私が注目しているのは配当が出る都度、良い銘柄を選定して再投資できることです。市場には割安に放置されている銘柄があり、それは時期を追う毎に変わります。配当金が出た際にそれらの銘柄は再投資をすることでリスク分散になるだけではなく、パフォーマンスを上げることができるのです。
特にここ数年は上げ相場で業績が良く割安な銘柄は見直しをされ株価を上げてきました。私の保有している高配当株もインデックスファンドと遜色の無いパフォーマンスを発揮できているものが多いです。
一方で放置はできないので定期的に良い銘柄を探したり、業績の悪い保有銘柄はメンテナンスするなどの手間が発生します。こういった手間を惜しまない方向けの手法とも言えるでしょう。
配当金投資のメリット
1. 安定した収入源になる
配当金は通常四半期(日本株の多くは半期毎)ごとに支払われるため、定期的な収入を期待できます。
2. リスク分散
配当金を支払う企業は通常、財務が健全で安定していることが多く、リスクが比較的低いとされています。
3. 複利効果
複利効果配当金を再投資することで、複利の効果を得ることができます。
4. インフレ対策
インフレが進行しても、配当金が増加する可能性があるため、購買力の維持に役立ちます。
配当金投資のデメリット
1. 成長性
配当を支払う企業は、成長のために再投資する資金が限られるため、成長株と比較して株価の上昇が緩やかであることが多いです。
2. 課税
配当金は課税対象となるため、税負担を考慮する必要があります。
まとめ
配当金投資は、株価の値上がり益だけでなく定期的な配当収入を重視する投資手法です。
安定した収入源やリスク分散、複利効果、インフレ対策などのメリットがありますが、成長性の制約や課税のデメリットも存在します。
配当金投資は、定期的な収入と再投資の柔軟性を提供し、長期的なリターンを目指す一方で、適切な企業選びを行うことでパフォーマンスを上げることができます。
興味を持った方は一株からでも購入できますので、ぜひ少額からでもやってみてくださいね。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。