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事務員暦25年のまとめ 3

Excelマクロの機能を知り、学び始めました。
学ぶという意識はなかったですね。
とにかく現状打破しか考えてなかったです。

当初の目標

Excelマクロを使って達成したかったのは、

仕事を定時に終える
休日は自分の時間を楽しみたい

それだけです

手と頭がただただ疲れて消耗している状態を脱却したかったです。

日々、試行錯誤

休日は調べつつ、自宅のパソコンでサンプル作って、それを会社の環境で試してみる。
それの繰り返しでした。

業務中に余裕がある時など、隙間時間をVBAと格闘してました。
が、うまくいかない事の方が多く、頓挫する時間もたくさんありました。

特に紙の書類の提出をする業務にでしたので、印刷することを自動化することが難しかったです。

今も、プログラミングなどを勉強していて、やっぱり紙に印刷となると、ハードルが爆上がりします。

とにかく壁にぶちあたってはうんうん唸ってました。

そんな毎日がしばらく過ぎた頃、同じ部署の先輩が結婚を機に異動になります。

転機となる人事異動

これは大変。
先輩がいなくなる。
わたしにとっては大きな影響がありました。

わたしの所属部署で書類作成するメインのメンバーはその先輩とわたしの2人。

1人いなくなったらメインで残るはわたしのみ。
採用の予定はない。

どうしよう...

今の分量を1人で手書きするなんてぜっっっっったい避けたかったんです。

そのころ、Excelマクロを少しずつ実際の業務で試したりしてはいたものの、
まだまだ完成形にはほど遠い状態でした。

とにかく早く、ちょっとでも手書きを減らさねば、、、

サンプルのこれとこれを組み合わせてこんな感じになったら、本番の業務で使ってみよう、なんて思ってたけど、それじゃ間に合わない。

とにかく自動化できた箇所から使っていこう。
足りないところは後で作る。
とやり方や考え方を変えてみました。

そうして徐々に、業務に自動化の流れを取り込んでいきました。

そして数年後

ちょっとずつの頑張りが身を結び、数年後(2、3年?忘れました)には、ほぼ一通りの書類を印刷できる仕組みを作ることができました。

年に何回かは残業をゼロにすることができるくらい、効率がよくなりました。

単純に考えても、
今まで2人で泣きながら残業して書いてたのが、
今は1人で、
しかも残業なしで処理できている...

本当に嬉しかったです。

単純な繰り返しや、条件やルールが決まっているものは大体コンピュータにやらせることができるんだなぁと、身を持って知った時期でした。

つづく

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