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JK1のために簿記3級を解説してみる23
簿記が苦手な人はどんな人?
簿記が苦手な人はいると思います。
色々な人に聞いていると簿記が苦手、もしくは苦手な論点があるという方の特徴は、取引のイメージが出来ない方が多いと感じました。
あくまでも取引があってから初めて仕訳が起こるということを念頭にもらえるといいかなと思います。
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簿記の勉強を、始めるとどうしてもテキストの仕訳を覚えようとしてしまいます。簿記検定に合格するためだけならばそれでいいと思います。
しかし、資格は運用できてこそ初めて役に立つものですので、簿記が出来たり、得意になったりした方がいいのはみんな一緒だと思います。
簿記は実務から派生してきている学問ですので、実務があってから簿記の仕訳が起こります。この実務を取引といいますが、この取引のイメージが出来ないことには仕訳を起こすことは難しいと思います。
簿記の苦手を克服するには?得意にするには?
簿記が苦手や、苦手な論点がある方に是非やっていただきたいことは、
①わからないテキストや例題を読む
②目をつむってどういうことが起こっているからイメージをする。
③テキストや例題を見て、取引のイメージで借方と貸方の勘定科目が当てはまるか考えてみる。
④金額を入力(書く)する
といった感じの流れで、勉強しているとスムーズになると思います。
売上、代金の回収、支払、費用の支払等、テキストを読んでイメージできるかが大きな差となって現れます。
簿記が苦手な人はこんな感じです。
①テキストを見る
②仕訳を覚える
③例題や問題集を解く
この中には覚える要素はあるのですが、取引を具体的にイメージすることは少ないと思います。簿記3級くらいまでだとこれくらいでも大丈夫ですが、簿記2級や1級になると厳しいと思います。
まとめ
個別論手に入る前に簿記を学ぶにはどういう流れでやったら効率がいいかを記載してみました。
得意な人や好きな人には必要ないですが、簿記を初めて学ぶ方や苦手な方は、一度試していただければと思います。
次回があるとすれば、このような流れで解説していきます。
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