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JK1のために簿記3級を解説してみる 20回目 精算表と財務諸表

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今回は、テキストの問題71の精算表作成問題をExcelで再現してみました。
日商簿記3級の勉強している方ならさけて通れない精算表の問題です。
簿記は仕訳をメインで勉強していきますが、実務では、損益計算書と貸借対照表を作成することを目的としています。

その中で簿記3級は簡単な仕訳から、精算表を作成する問題が出題されます。精算表が出来ることになって初めて簿記3級がわかってくるようになります。下の方にExcelもつけておきます。違う問題でも応用はきくと思います。

精査表

精算表作成問題として流れは、
①試算表の記入(問題では記入済み)
②修正仕訳
③PL、BSへ試算表と修正仕訳の合計額を転記
④当期純利益の計上
といった流れになってきます。

精算表問題では、勘定科目の5つの要素(ポジション)が非常に大事になってきます。要素がわからないと損益計算書にいくのか、貸借対照表にいくのかわかりません。

第3回参照

Excelの使い方

・精算表の使いかた
①資産表の勘定科目を要素ごとにわけて、要素を記入する
②修正仕訳を記入
③修正仕訳の要素を記入
④勘定科目の要素ごとに、式貼り付けようからコピペをする。
⑤修正仕訳の貸借一致の確認
⑥PL、BSでの差異の金額を確認(当期純利益)
⑦当期純利益をPL項目に記入⇒BSへ自動転記

といった感じで、市販のテキスト、過去問でも対応できるように作成しました。やればやるとほど、簿記の理解が深まると思うのでぜひご利用ください。

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