蒼穹のファフナー 第1話~第2話 感想(とビヨについてちょっと)
ある日、僕の家に荷物が届いた。とても厳重に丁寧に梱包されたその中身は
「島民育成☆ファフナーくん布教セット」!!!!!!!!!!!
BDとOVAと劇場版とCDと設定資料集と小説が一緒になった
ALL in ONEのセットである。
その密度の濃さに驚かされるとともに、
「骨の髄までしゃぶり尽くしてほしい」という送り手の想いを感じた(?)為、これから"蒼穹のファフナー"を各話観ていくよ。
オタクなのでどうしても他作品の話やスパロボの話が出てくると思う。
そこは勘弁してほしい。
時間があいてる為、話が前後してしまう点もあるのでご了承いただきたい。
THE BEYONDを見るといったな。あれは嘘だ。
「蒼穹のファフナー」 第1話
OPからフェストゥムと戦うマークエルフ君登場。やはりメカは手書きがイイね。
一騎を他のところでちらほら見かけてはいたが、どういうキャラなのかは未だに見当がつかない。思っていたより熱血なところがありそう。
導入が終わって本篇開始。舞台となるのは"竜宮島"(たつみやじま)。
登場キャラクターたちの登校風景は平和そのものだ。
父親とそっけないやり取りを交わし、写真の中の母親にも声をかけ、学校へ向かう一騎。家庭はシングルファーザーのようだ。
やっと主要キャラクターたちの登場シーンが見れる…
(ビヨ初見で歯痒かったポイントが解消される)
※最初はここに書いてたんだけど、長くなりそうなので分けました
女性と見まごうほどのロングヘアをなびかせ、総士君が登場。
教室に入ると、彼の手に持っている封筒を見て興奮する同級生達。総士君は東京へ薄い本を買いに行っていたのだ。というか開口一番「一騎どこ?」ってもうデキてんの!??
ま〇だらけとからし〇ばんとかな!
二人の関係性が真面目にわからん。仲の良い友達だな。
その一騎は剣司とケンカをしていた。一騎モテるな。
突然、島全体に異変が起こる。
島の人たちはこの時を予感していたかのように行動を起こしていた。
それに呼応するかのように竜宮島そのものが基地のような姿に変形。
平和な島に敵が攻めてきたのである。フェストゥムだ。
変形した竜宮島 通称"アルヴィス"
指令室の中には冒頭で愛人といちゃついていたおじさん、総士君の親父が指揮を執る。
傍らには一騎のおやじ、タンクトップ一丁が眩しい。
指令室にてオペレータであるお姉さんは戦闘機小隊へ連絡を取る。
小隊長らしきおじさんは咲良のおやじだった。
おやじいいい、家族の写真を出撃時に見てはだめだぁあああ
あえなく粉砕。おやじぃいいいいいい
俺親父が死ぬシーンに凄い弱いんだよね。
もうそれこそいろんな作品で開幕親父死とかあるけど、何度体験しても
キツいね。 燃えシチュなんだけど。
涙ぐむお姉さん(咲良のカーチャン)。最愛の夫がやられても報告を続ける。↑コレも
もはや人類に残された手段はただ一つ。ファフナーを出せ!
教室で見覚えのあったメガネっ子がパイロットに選ばれた。
人類の命運は君の腕にかかっている…出撃!! 出来ませんでした…
死んだの!!!?? ポッドに同乗していたフェストゥムの攻撃に飲み込まれる人の悲鳴が生々しい。
総士君の親父は新たにパイロット適任者を選ぶ。
そこには親友の息子の名前があった。真壁一騎…!!
最愛の息子、一騎を戦場に出すことを決意するおやじ…
訳も分からずシェルターに避難していた子供達。
一騎は総士に呼び出され、ファフナーに乗ることになってしまった。
乗れといわれた一騎の反応が素晴らしい。
「見たことも聞いたことも無いのに、出来るわけないよ!」
それでも総士君の説得を受け、「俺が役に立つのなら」(なんやねんこいつら…。)
「ジークフリード・システム」(いつでも総士君が一緒システム)により、戦闘中は常に総士君のアドバイスを受けながら戦える。
これは結構カッコイイ設定だなーと思った。
だから、スパロボKではみんなが総士君の精神コマンドも使えるのね。
一騎のマークエルフが発進する…!二話へ続く。
「蒼穹のファフナー」 第2話
フェストゥム"スフィンクス"と死闘を繰り広げるマークエルフ。
OPでもやってたけど、ファフナーにも"決めポーズ"があるんだね。
(バンクとかで多用されるポーズ)これぞロボットアニメ。
「ナイトヘーレ開門」名曲だよな
フェストゥムはブラックホールのような空間を展開して
物体を丸ごと消滅させる攻撃をしてくる。怖い。
腕を丸ごと持っていかれるマークエルフ。
ぎゃぁあああああああああ!!!
ファフナーは機体ダメージが本人へ痛みとして伝わる操縦形式だ。もうやめようよこのタイプ乗る前も機体と体をがっちゃんこしないといけない。めっちゃ痛そう。
うまく戦えない一騎。こうなったらあれしかない!レールガンを出すぞ!
しかし武器にはロックが掛かっており、直接解除に行かないといけない。
司令官である総士君の親父は生身でレールガンのロックを解除しに行った。
また親父が… 愛人いたよな?
真壁親父に後を託し、決死の覚悟でレールガンを解除する皆城親父。
レールガンは射出され、フェストゥムに突き刺さる。
それと同時に射出口はフェストゥムにより消滅してしまった。親父…
レールガンを受け取ったマークエルフは、そのまま武器を発射する。
くたばれフェストゥム!!一撃で粉砕した。
戦いを終え、大破したマークエルフ。2話にして朽ちファフナー。
逃げ遅れた翔子や真矢は無事だった。
シェルター入口で「そんなとこいたら危ないぞ」は禁句…合掌。
一騎の活躍により全滅は避けられたものの、
フェストゥムによる被害は甚大で、島の殆どが欠落してしまった。
「これが俺たちの住んでる島かよ…。」
ファフナーに乗った一騎の体がヤバい事が判明。
お医者さんポジの真矢母は、ファフナー搭乗後の一騎の診察結果から
彼の身体がいずれ持たなくなることを察していた。
指令(真壁親父)に伝えるか悩む真矢母と姉。
追い打ちをかけるように、暗い展開が続く。
咲良が父親の死を知らされたり、それぞれの家庭で、
子供たちはアルヴィスの存在を隠していた大人たちに驚き、怒り、唖然としていた。
一騎の心配をする翔子の心配をする甲洋の心配をする俺。こいつは絶対やらかす…
一騎は満身創痍になりながら帰路に就くが、そこに総士君が現れる。
フェストゥムがこれからも現れること、竜宮島のこと
そして、らし〇ばんもま〇だらけもとっくに滅びていた日本はここ以外すべて滅んでしまったことを一騎に告げる総士君。
一騎は戸惑いながらも、これからもファフナーに乗って戦う事を決意する。
家に帰る一騎。やり取りはそっけないが、
不器用ながらも愛情が見え隠れする一騎親父。
「今日は俺が飯を作ってやるよ」
飯の炊き方すら知らない親父。おかずはたくあんだけ。米ぐらい研げよ
普段の家事は全部息子がやっているらしい。おかんか。
というかね、このシーン俺もう無理なんだ。
恐らくすべてを察している親父。息子にも何も言わない親父。
アルバムを見ながら涙する一騎親父に涙する俺。
翌日、メガネっ子の葬式。
昨日の件は同級生の間で専らの噂である。
咲良は「フェストゥム絶対殺すマン」になることを決意したようだ。
もう、かわいそうで…頑張ってほしい…
翔子は一騎と総士君が秘密の特訓をしていると聞き邪魔しようと行きたがる
ヒロインは死守せねばならない。一騎モテモテだな。
一方、特訓中の一騎はその翔子の母親に全裸を見られていた。
着ていても結局痛いパイスー、セリフは一字一句同じタイミングで言った。
男もこれ着るのはガチで辛いと思う。プラグスーツより嫌だ。
結局ぶっ刺さる所開いてるし、いてぇ。
一騎の闘いはこれからだ…!三話へ続く。
感想
初代から履修するのが(俺は)正解でした。
マジでビヨからだとキャラデザも相まって訳が分からんかった。
作画は気にならないどころか、やっぱりこっちの方が俺にはあってる。
新しめの作品だが、破綻も今のところ無いし
何よりもロボが手書きで動くのが嬉しい。
ストーリーは言われているほど難解ではなかったと思う。
設定周りは勿論分からんことだらけだが、
1話開幕から戦闘→2話に繋がる演出や
レールガン射出演出、ジークフリードシステム、体が痛いコクピット
ロボアニメ的なお約束はきっちりやってるし、
登場人物や家庭環境も一通り説明している。
第3東京都市やニライカナイ、TOKYO JUPITERよろしく
竜宮島周りの設定も含めて
エヴァ→ゼフォン→ファフナーみたいな流れを感じられたのもよかった。
というか、その辺を見たことが無い人が初見で観たら
かなり置いてけぼりを食らうのではないだろうか…エヴァなんて最初から最後まで置いてけぼりだけどな分かんねえのは総士君と一騎の関係性位だよ あと愛人
大人の描写(特に親父)が印象的だったなー
ロボットアニメの大人は基本9割酷い奴らですよ。主に富野のせいだけど。やっぱりファフナーも例に漏れず、大人が子供を戦わせます。
というか、そうせざるを得ません。
そんな中で家庭の愛情が描かれるシーンがあることはそれだけでよかったと思います。
日常のやり取りを見るだけで、この子達は平和に暮らしてたんだなあという
背景を感じられる点はすごい良かったなあ。(甲洋君…?)
いろいろありまして、中身のない割にまとめるのに時間がかかってしまいましたが、2話までの感想です。
BEYONDについて。3話までという忠告が正しかったかもしれない。
総士君がどうしてこうなったか、を掘り下げていく気がするなあ。
とりあえず完走までの楽しみにとっておくことにします。
冒頭のラジオも総士君が作ってたものとおんなじだし
執筆1巻分並行してますがまとめられてないです いもうと!?
P.S. 某友人に関わらず、ファンが熱心に布教してるイメージでしたが、
なんとなくわかるわ。これ。痛みを分かち合いたい。
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