走り続ける(138期 平田)
はじめまして!1年漕手の平田森裕と申します。僕は中学受験を経験し、開成中学・高等学校を経て慶應義塾大学経済学部に進学しました。ここでは同期に習って、僕が端艇部に入部した経緯について書き連ねることにします。
今から5ヶ月前の僕は東京大学へ合格することを目標に、寝る間を惜しんで1日20時間の勉強に励んでいました。大学に入ったら思いっきり遊んでやる!思う存分だらけてやる!そんな思いで毎日歯を食いしばって机にかじりついていたことを思い出します(笑)しかし、いざ大学受験から解放されてみるとどうでしょう。僕の心を支配したのは、向かうべき目標を失った喪失感と毎日が暇で暇で何をしても満たされることの無い虚無感でした。そんな気持ちは大学入学後に、新歓で大量のサークルを覗いても解消されることはありませんでした。そんな中で出会った部活が端艇部です。大学から始めて日本一を目指せる&充実した寮生活が送れるというところに惹かれ、試乗会に参加し、早慶戦に熱狂した頃には入部の決意を固めていました。そして入部から2ヶ月ほどが経った今、この選択は大正解だったと感じています。もちろん練習はキツイですが、共に頑張る同期がいれば一緒に乗り越えられますし、面白い先輩と同期に囲まれて寮で過ごすこの時間が本当に大好きです。
もちろん、キツイ練習はしたくないです。しんどい思いはしたくないです。でもそれ以上に、何もしないで進捗を生まないこと、自分を停滞させることはもっと嫌です。どうやら僕は、家でゴロゴロしたり毎日遊び歩いたりするよりも、キツイ練習を重ねて常に上を目指して走り続けること、勝負事において1番を目指すことが大好きなようです(笑)
僕に突出した才能が無いことは開成中・高時代や大学受験を通して痛いほど感じました。だから今度はボートで、努力で超えられないと言われる才能の壁をぶっ壊してやります。誰よりも練習して強くなって早慶戦優勝、日本一まで、僕が慶應の船のエンジンになって走り続けます!応援よろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
138期 平田森裕