挑戦(138期 國本)
はじめまして。慶應義塾大学文学部1年並びに、138期の漕手をしております國本大輔です。
私は小学校2年生から高校卒業までずっとバスケットボールをしていました。そんな僕がどうしてボート部に入ろうと思ったかについて話したいと思います。
入部のきっかけを話す前に、少し僕の高校時代の部活の話をさせて下さい。高校での部活動は今考えると良い経験だったと思えるのですが、当時は正直つらかったです。なぜなら、僕はほぼ毎日怒られていたからです。それも技術的な指導ではなく、精神面での指導が多かったです。よく言われたのは「気持ちが弱すぎる」「気持ちで負けてる」などです。実際ぼくはミスを恐れて臆病になり、消極的なプレイが多かったのですが、顧問の先生に怒られるにつれて自分に自信がなくなり、結果引退まで積極的にプレイすることはできませんでした。「もう少しやっておけばよかった」このような思いが引退後もそして今も残っています。そんな自分を変えたいと思っていた時、ボート部の先輩に「自分の努力次第で全然輝けるよ」と言われてそれが心にささりました。そして、自分の弱いところ、あまいところを叩き直すために、日々のきつい練習をかさね自分をおいこむ努力をすることにきめました。それが僕がボート部に入ろうと思ったきっかけの一つです。
また、僕がボート部に入ろうと思った理由はもう一つあります。それは部の雰囲気です。僕はこの部のワチャワチャとした楽しい雰囲気が大好きです。新歓のBBQでこの部に初めて行ったときに、この雰囲気に一番惹かれました。先輩と後輩が肩を組んで歌っていたのを見て、こんな素敵な部活があるんだなぁと思いました。高校時代も部活がつらい時、僕を励まして救ってくれたのは仲間でした。そんな素敵な仲間を先輩、後輩、そして同期関係なく作りたいと思います。
そして、仲間と切磋琢磨しながら本気で日本一を目指します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
138期
國本大輔