【読書感想】成果を出したい人にオススメ『デジタル時代の実践スキル Webライティング』
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日頃、広報担当やWeb制作者としてライティングをするなかで、強く思うことがあります。
「人を動かす文章を書いて成果を出したい!」
今回は、そんな私が「これを読んで実践すれば成果につながる」と強く感じた本をご紹介します!
実際、私は本書の内容を実践し、1ヶ月目から売上を上げることができました。
Webライティングで成果を出すための考え方と具体的な方法がぎゅっと詰まっているので、文章で人を動かしたい広報担当やライターにおすすめです↓
1. 『デジタル時代の実践スキル Webライティング 』の特徴
本書は「ビジネスに貢献できる記事が足りていない」と考える著者佐々木ゴウ氏が書いた、「成果をあげる」文章術の本です。
著者は副業として始めたWebライティングで稼げるようになり、独立半年で月商100万を突破!ライター向けの教育事業として「ライター組合」というオンラインサロンの運営や、デイトラのライティングコースの講師もしています。実力者かつ教育者のため、成果をあげるための実践的な考え方をわかりやすく学ぶことが可能です。
「文章の書き方」よりも「目的から逆算して成果・売上を生み出す方法」に比重を置いた本なので、マーケティングを重視したWebライティングをしたい人に向いています。
2. 『デジタル時代の実践スキル Webライティング 』がおすすめな3つの理由
本書をおすすめしたい理由は、大きく3つあります。
本の内容にも少し触れながら、一つずつ紹介します。
①ゴールを外さないための考え方が学べるから
仕事としてコストをかけてWebライティングをする場合、求められるのは目的に合った文章を書いて、「成果を出す」ことです。
本書では、成果につながる記事を書くための「絶対の掟」として、まず書き始める前に以下の3つを確認し、メディアの方向性をつかむことの重要性が説明されています。
メディアの目的は?
ターゲットは?
テーマの優先度、全体の方針は?
著者の考え方・根拠・具体例も書かれているので、納得しながら読み進めることができました。
また、「カスタマージャーニー」や「ペルソナ」など、マーケティング視点を持って文章を書く上でおさえたいポイントについても触れられています。
マーケティングに強い制作会社 nano color の川端康介さんのコラム『単なる妄想で終わらせない「ペルソナ」の考え方(ターゲット選定応用編)』も掲載されています。「実在しないお客さまの悩み」を作りださないよう、「ターゲットを考える際に活かしたい!」と思う内容でした。
「ゴールに行く可能性のある人がどんな悩みを抱えていて、どのように導くのがいいのか…」
それを外さないようにリサーチと企画ができれば、ビジネスに貢献する提案ができるようになるのではないかと思いました。
②離脱を防ぎ、行動を促す書き方がわかるから
どのように書き始めるといいの?
読者の離脱を防ぐにはどうすればいい?
読者の納得と行動を促すためには?
文章を書くとき、この3つで悩むことはありませんか?
そんな悩みの解決策となる、「より早く・伝わりやすく・成果につなげる」書き方がChapter 3~6 にまとめられています。
・どのように書き始めるといいの?
文章の型といえば「PREP(Point・Reason・Example・Point)」が有名ですが、この型をそのまま使うだけでは、前提知識がない人には説明や具体策が足りなくて、伝わりにくい場合があります。
そこで、文章の型をより使いやすく、より成果につながりやすくなるよう著者が考案したのが「PiREmPa」です。
詳しくは本書で読んでほしいので、詳細な説明は省きます。
ただ、私は実際にこの型を意識することで、以前よりスピーディに「どう行動したらよいかが伝わりやすい具体的な文章」を書き始めることができるようになりました。
・読者の離脱を防ぐにはどうすればいい?
本書では、「読者は出だしで記事を読むかどうか判断するので、リード文(導入文)が重要だ」と説明されています。
そして、リード文を考える上で注意すべき2点について、次のように書かれていました。
「続きを読んでもらえるようにする」だけでなく、「最悪、本文を読んでくれなくても、メディアが求める成果につなげよう」という考えで誘導するというのは、少し意外でした!
でも、確かにWeb上で何かを調べているときは、小説のように文章を読むことを目的とするのではなく、「有益な情報を早く得ること」を目指しますよね。
文章全体で伝えるという正攻法だけではなく、「ゴールから逆算する視点」も持って書くことで、成果を出す確率はさらに上げられるのだと気づかされました。
そのような「Web特有の書き方」について学べるところも本書の魅力だと感じます。
③SEO対策、取材の進め方まで幅広く学べるから
良い記事を書いても人に読まれなければ意味はないので、Webライティングをする上で必ず立ちふさがるのがSEO(検索エンジン最適化)です。
本書では、Webライターが押さえておきたいSEOの本質や基本がまとめられています。
キーワードの考え方やリサーチ方法、SEO的な骨組み作りの3ステップなども解説されていて、取り組みやすい内容だと感じました。
取材をする上での心構え
読者が求めるオリジナルの情報を引き出して取材記事にできれば、SEOにも効果的です。
ただ、成果につなげるには「何のために」「どうビジネスに貢献するか」といった視点が抜け落ちないよう、注意する必要があります。
本書では、その解決策として「取材の企画書」の活用をすすめています。
どんな準備をして、どんなコミュニケーションを意識するといいのか、具体例を用いて解説されています。
私もクライアントにヒアリングをする際など、実際に活用しています!
3. 購入方法
本書はWebライティングで成果を出すための考え方と具体的な方法が詰まっているので、ライターの仕事で食べていきたい人には買って損はない一冊です。
書店で売っているほか、Amazonでも注文できます。
AmazonのKindle版なら今すぐに読むことも可能です!
また、「読書する時間がとりにくい」という方には、通勤や家事の最中でも朗読を聴いて読書ができるAudible版もオススメです。
私も最初はAudibleで本書を聴き、「手元に置いて、書く時に読み返したい!」と思ったので、書籍を買いました。
本書はAudible会員定額聴き放題対象なので、気になる方は30日間無料体験登録をして聴いてみてください↓
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まとめ
ここまで、Webライティングで成果を出したい人に本書をオススメする3つの理由について、本の内容にも触れながらご紹介しました。
ゴールを外さないための考え方が学べるから
離脱を防ぎ、行動を促す書き方がわかるから
SEO対策、取材の進め方まで幅広く学べるから
詳しい内容が気になる方は、ぜひ読んでみてください↓