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台南ぷらぷら日記#1 安平古堡

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みなさんこんにちは!

3月下旬に台南市🇹🇼にやってきて、Twitterの方で日々の生活(主に食事)を発信しています。

台南ぷらぷら日記と題して、名勝地の景色や街角のふとした瞬間、人情味のある台湾、台南の人々などを写真とともに紹介していきます。

第一回は台南きっての名跡「安平古堡」を訪ねました。家から自転車で40分ほど。市街地から運河沿いの道を進むと、海沿いの町っぽい景色が見えたら安平に到着です。

安平古堡とは

鄭成功と安平古堡

 17世紀初め、オランダ軍人・商人が台湾に上陸し、1624年に現在の安平エリアを占拠しました。防御要塞としてゼーランディア城(熱蘭遮城)の建設を始め、1634年に完成したとされます。

鄭成功

 明代の1662年、鄭成功がオランダに勝って入城すると、安平鎮と改称し、内城は内府としました。

修復された安平古堡

 清代になると、安平古堡はその重要性が徐々に失われていきます。清軍がゼーランディア城を破壊し億載金城(台南市)を建設。加えて台江の堆積物が積もるなどしていき、城そのものが風化していきました。

400年前の姿を残す城壁

 日本統治時代に再建され、第二次世界大戦後に「安平古堡」と名付けられました。現在残されているオランダ時代の遺跡は古堡前方南側のレンガの城壁だけです。

迫力ある砲台

 1975年に台南市政府が安平古堡を整備。展望台には三角屋根を加え、壁を白く塗り、現在の安平古堡の姿になりました。ガジュマルの木の根が絡みつく城壁は、400年近くの間、移り変わる台江の歴史を見守ってきた、台南の古跡です。

安平古堡と周辺をぷらぷら

僕が訪れたのは平日の午前中。観光客はまばら、地元の小学校の課外授業でしょうか、子どもたちの集団が見学に来ていて、史跡内は和やかな雰囲気でした。

鄭成功が入城したと伝わる門

眺望台からは安平の街並みや海など360度を望むことができますし、史蹟記念館内にはお土産コーナーもありました。鄭成功の名前が書かれた「成功ビール」が名物のようです。お酒を飲まれる方はぜひ!

史跡内にゼーランディア城博物館があったのですが、展示品整備のため休館中。残念😢。次回の楽しみとしましょう。

安平古堡の周りには露店がいっぱい

1時間ほど古跡を満喫して、お昼ご飯のお店を探しがてら散策。安平エリアは観光地なだけあって、このくらいの時間になると人が増えてきた感じがします。

お昼を済ませて、安平樹屋に向かいます。癒しの空間は次回ご紹介します!

交通情報、入場料などはこちらで確認できます。
参考:台南旅遊網(https://www.twtainan.net/ja/attractions/detail/4882)


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