東京植物ログ(番外編)
ナズナがすごいことになってます。
なんかCGみたいじゃないですか。
日当たりがいい場所、こんな蛍光緑色、飛び込みたくなりました。
これが約一ヶ月半くらい後。
あんなほわほわな季節から、しっかりとした茎に切り替わり、ぼんやりした春がはっきりした季節に、本当に夢が終わるように、確実に夏を感じます。
このころ、田舎に行く機会がありました。
とある山奥の廃校になった小学校から見た風景。はーーー言葉もないほど鮮やかで豊かな緑、緑、緑、、、。
遠くに輝くツツジ。こんな景色を見て育ったら、一生この色に心奪われて仕方ないと思います。私はそうでした。
私もそこそこの田舎で育って、子供ながらに、心から、夏の田んぼってきれいだって思ったことを覚えています。
内房総アートフェスってのに行って、この廃校も会場のひとつでした。ここでどんだけ好きか言うのは大変すぎて無理ですが、私は地方型のアートフェスも大好きです。
初夏の田舎のポツンとしたひだまりは、得もいわれない可愛らしさです。この小学校はそんな可愛らしさそのもののような場所で、そこに同じように、真っ暗な闇そのもののような作品がある。
闇は闇なりの鮮やかさがあり、それらが同居しているコントラスト。この小学校に通った誰かの心が、屋外に晒されて陽に照らされてしまったのかのようで震えました。
私が回った範囲ではありますが、内房総アートフェスで、ここが一番最高でした。こういうことについてはまた別のチャンネルで書きます。
っていうか東京関係なかった!番外編で!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?