東京植物ログ 2
クタっとしてきたアジサイ
目黒区民センターのアジサイ。さすがに暑いので、ちょっとクタっとしてきている。でも日陰だからか、まだまだ色鮮やか。このアジサイ自体もきれいだけど、周りが整備されてすぎてなくて、雑多な下草(主にドクダミとハルジオン?のようなやつ)が夏らしく元気に茂っているのが愛おしい。
こういう、アジサイとかヒマワリとか観賞用に植えられた豪華な花は、ワイルドな草たちと共存してるからこその美しさがある。
とは言っても、鮮やかなブルー!暗がりで光っていた。しかも紫っぽいの〜水色っぽいのまで、混ざり具合と段階が絶妙で、美しいと思ってしまった。そんなほうがあたりまえなのに!
そしてデカい、横に広い。縦に縦にのび続ける木の下で、適材適所でやっているかのよう。木の枝と枝の間を感じるためには、幹を登らないといけないけどアジサイなら簡単に埋もれられる。でも虫がいっぱいいそう。なぜアジサイに埋もれたいかはわからないけど、どの植物に対してもなるべく近くで、埋もれて感じてみたいと思う。