パチンコの釘読みとは【パチプロ】
今回の記事ではパチンコを打つ際に重要と言われる「釘読み」について私なりの考察と意見をまとめてみましたので、興味のある方は是非ご覧ください。
釘読みの概要
釘読みとは一般的にホール側がパチンコ台における利益調整で釘調整を行いますが、イベント日などで打ち手が有利になるように還元調整をしてくれている台を見つけるために釘読みという行為を行います。
大まかに見るべきポイントとしては、
・ヘソ
・風車上、風車
・道釘
・他入賞周り
・ワープ
などが挙げられます。
各項目ごとに、どのような調整だと良いのかなどを知っておいて損はないでしょう。
しかし、私の考えとして釘読みは例としてここがプラス調整でその他ここも良いからこの台は打てる。などというような決定的な判断材料にはなり得ないと考えています。
その理由を次項で述べたいと思います。
そもそも釘読みの精度ってどうなの?
前項でも述べましたが、単純に各ポイントの良し悪しを把握できてもその台が自分の求めるボーダーラインに満たすかどうかは正直打ってみないとわからないと私は思います。
そのため、いくらヘソが開いていても台選びの段階では一日打てるなどと確定的なことは言えないのです。
実際私の経験としてゲームセンターのような風車上、ヘソ開き、マイナス調整無しの道釘という見た目だけでいったら最高な釘調整で、その台のボーダーラインにさえ届かなかった事もあります。
逆に対象台ではあるが見た目的に良いといえるポイントが少ない台でボーダーライン16.7/1kの台で24回転回った例もあります。
こういったことからも、朝一に釘を見ただけで確定的なことは言えないと言えるでしょう。
蛇足としてこのように朝一だけで判断できないのはP機になってからの印象が強いです。
この要因としてヘソ一個返しがかなり影響しているのではないかと、体感的ですが考えています。
回転数に影響するのは釘だけではない
ここまでで釘読みについて書いてきましたが、千円ベースに影響する要素として釘読み以外にも台自体の傾斜や、玉の汚れやそもそもの釘打ちこみ時のミリ単位の誤差、もっと言えば温度や台の音量などまでも関係しているのかもしれません。
このようにパチンコ台とはスロットとは違い、実際に銀玉を使った遊技機になりますので、色々な要素が絡み合って構成されていくのだと私は考えています。
実践で一番使う釘読みとは
ここまででどちからというと私は釘読みに対して否定的なことを書いてきましたが、実は釘読みには二種類あります。
先ほどまで解説してきた釘読みは初めてその店で、その機種、その台番の台を打つときに行う釘読みになります。
いわゆる皆様が想像するであろう釘読みですね。
パチプロとして期待値稼働を行っている我々が実際に使う釘読みは、少し違う釘読みになります。
それは、朝一の時点で確定的なことを言える釘読みです。
今までその台を打って培ってきた釘のデータを記録として残しておく釘読みです。
単純に釘の印象を記録するとかそういうことではなく、実際にヘソのサイズなどを【数値化して誤差無く記録】していきます。
そして、後日同じ台で同じ数値ならば朝一から今日は打てると判断できるのです。
この釘読みができるようになれば、投資0円で回らないと判断して撤退することもできるようになります。
こちらの記事でデータとして記録する釘読みのやり方や数値化の方法などを紹介しておりますので、よかったらご覧ください。
【おまけ】ツモ率を上げる方法
ここからは少しおまけで、実際にどのように釘読みをすると精度が上昇するのかを軽く解説します。
釘が開いたかどうか、対象台なのかどうか、これを見極める方法として一番有効なのは
前日下見に行く
ことです。
これをするだけで、下見していない人達と比べて圧倒的優位に立つことができます。
事前に行く予定であるホールの通常営業釘を把握していれば対象台を見つけること自体はぶっちゃけ簡単です。
そこから実際に打ってみて判別するというのも一つのやり方です。
最後に
今回は釘読みについて解説しました。
実際に私たちプロが使っている釘読みとは、一般的に認知されている釘読みと少し違った見方をしています。
今回紹介したのは、その釘読みの基本となるところなので私の別の記事で徹底解説している釘読みの記事をご覧いただけると、より理解が深まることと思いますので是非ご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございます。