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1998年から2000年に放送したアニメ✨
みなさんこんにちわ
つとむです
今回紹介するアニメは『カードキャプターさくら』です。
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『カードキャプターさくら』は、CLAMP作の日本の漫画。CCさくら、CCSとも略される。講談社の少女漫画雑誌『なかよし』にて1996年6月号から2000年8月号まで連載された。単行本は全12巻あり、全50話で構成され、第6巻収録の26話までが「クロウカード編」、第7巻収録の27話以降が「さくらカード編」となる。2022年4月時点で関連書籍の累計発行部数は1900万部を突破し、関連グッズの売上は約300億円を記録している。
2001年に第32回星雲賞(コミック部門)を受賞した。アニメ化、ゲーム化などのメディアミックス展開もされた。
2016年3月3日発売のなかよし4月号において、連載開始20周年記念プロジェクトの一環として連載終了後初となる新作掲載が発表された。同誌2016年7月号(6月3日発売)から2024年1月号(12月1日発売)まで「クリアカード編」が連載された。2022年10月に全14巻予定となることが発表されたが、のちに全15巻と訂正され、最終的には2024年4月に16巻が発売され、全16巻での完結となった。
あらすじ
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クロウカード編
木之本桜「さくら」は、友枝小学校に通う小学4年生。父・藤隆と兄・桃矢と3人暮らしで、兄の親友・雪兎に憧れている。ある日、藤隆の書庫で不思議な本を発見する。すると、その本から封印の獣ケルベロス(ケロちゃん)が現れた。その本は、魔術師クロウ・リードが作った魔法のカード「クロウカード」が入っていた。全てのカードがさくらの住む町にばらまかれてしまい、封印が解かれるとこの世に「災い」が訪れるというクロウカードを回収するため、さくらはケルベロスによって「カードキャプター」にされ、ケルベロスや親友・大道寺知世、クロウの血縁の少年・李小狼(リ・シャオラン)と共に、クロウカードの起こした事件を解決しながら、カード集めに奮闘する。
そしてクロウ・カードが全て集まった時、ケルベロスに対するもう1人の守護者にして審判者「月」(ユエ)が現れる。それは雪兎の真の姿であった。さくらは正式なカードの主となるため、「最後の審判」に挑む。最後の審判とは、さくらが主に相応しいか否かを見極める試練で、内容は封印したクロウカードを使って月と対決して勝つというものだった。さくらが月に負ければ、「この世の災い」が起こるという。この世の災いとは、クロウカードとクロウカードに関わった者全てから一番大切な者の記憶が消えるというものだった。容赦のない月に対して、月を傷つけたくないさくらは逃げ回るだけでなかなか反撃できない。しかし、そんな中で観月歌帆は、さくらに月の鈴を渡す。実は、月の鈴はクロウ・リードが新しい主となるさくらを助けるために作ったものだったのだ。鈴の力で、封印の杖を星の杖に変えたさくらは、月を無傷のまま捕らえることに成功。月に勝ったさくらはクロウカードの新たな主として、認められた。
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さくらカード編
さくらがクロウカードの正式な主となってしばらくたったある日、転校生柊沢エリオルが現れる。それと前後して、奇妙な事件が起こるようになっていた。さくらは星の杖でクロウカードの使用を試みるがカードに呪文が通じない。そこで自分の魔力をクロウカードに注ぎ、さくらカードに変えることで呪文を扱えるようにし、事件を解決していく。
さくらカードに変える過程でさくらは魔力を消耗し、月はさくらから魔力を補給できず、消滅する危機に迫られる。桃矢は月の仮の姿でもある雪兎を守るため、自分の魔力を月に譲渡することを選ぶ。その際さくらは自分の「好き」という気持ちを雪兎に告白するが、「さくらの一番好きな人は別にいる」と告げられる。その後エリオルによって全ての者が永遠の眠りにつく呪いを掛けられるが、さくらは小狼と力を合わせ最後のクロウカード「光」と「闇」をさくらカードに変え、呪いを破ることができた。
事件の首謀者であるエリオルはクロウ・リードの生まれ変わりであり、従者のスピネル・サン(スッピー)や秋月奈久留(あきづき なくる) / ルビー・ムーンと共に暗躍していた。闇の力で作られたクロウカードはさくら自身が持つ星の力では維持できず、やがて魔力を失いただのカードになってしまう。事件を通じ星の力を持つ新たなカード「さくらカード」に変化させ、さくらを真の「持ち主」にするためだった。
さらにエリオルには、クロウ・リードとして死した際に魂を分け合ったもう一人の生まれ変わり、藤隆へエリオルがクロウから引き継いだ魔力を分け与えるという目的があった。それは自分より魔力の強い人物が行わなければならず、さくらカードを生み出す過程や事件も、さくらの星の力を育て、2つの目的を果たすために必要なことだった。
事件がすべて解決し、目的と真実を伝えたエリオルはイギリスへ帰ることとなり、小狼は故郷の香港に戻る前にさくらへ秘めていた思いを告白する。さくらは自作のテディベアを帰国直前の小狼に渡し、「一番好きな人」であることを伝えた。
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クリアカード編
友枝中学校に進学したさくらは初登校の途中で知世と友枝町に戻ってきた小狼に再会。小狼が同じ中学校に編入することを知る。小狼や小学校時代の同級生と一緒に過ごす中学校での新しい生活に期待しつつ眠ったその日の夜、透明なカードがバラバラに砕け、フードをかぶった謎の人物と対峙するという奇妙な夢を視る。さくらは目を覚ますと手に夢に出てきた新たな鍵を握りしめており、さくらカードは透明なカードに変化して魔力を失っていた。
さくらがクロウカードの関係者に相談して回る中、小狼だけはイギリスにいるエリオルと連絡を取り合い、何かを決意する。
再び魔法のような不思議な現象に遭遇するが、さくらは夢の中で手にした鍵を封印解除(レリーズ)して現象を「固着(セキュア)」することにより新たなカード「クリアカード」を手にする。
その後、転校生として詩之本秋穂が友枝中学校に編入し、さくらたちと友達になる。秋穂はさくらたちに執事のユナ・D・海渡を紹介したが、小狼から海渡の存在を聞かされたエリオルは彼の正体に疑念を抱く。
クリアカードの固着を進める中で、クリアカードはさくら自身の強力な魔力により無意識に生み出されたこと、魔力増大を抑えるために小狼がさくらカードをさくらから離したこと、海渡はイギリスの魔法協会に所属する最強の魔術師だったが「禁忌の魔法具」を持ち去ったことで1年前に協会を破門になったことなどが判明する。その「禁忌の魔法具」の正体は秋穂であり、秋穂が連れているウサギのぬいぐるみのモモも実際にはぬいぐるみではなく、秋穂の持つ「時の本」の守護者であった。
海渡は自身のある目的の達成に必要なクリアカードをさくらに創らせるために暗躍していたのだった。