【サンダー・ドラゴン】相性編 〜使い続けて10年の男の解説〜
どうも。しがない個人Vtuberの北国レオンです。
先日の【サンダー・ドラゴン】カテゴリ解説に引き続き、今回は他カテゴリやカードとの相性について書いていこうかと思います。実際、【サンダー・ドラゴン】単体だと少々カードパワーが低くなってしまうので混合で力を発揮させていきましょう。このnoteを纏める原因の一つにもなった【深淵の獣】についても語っていきます。
・注意事項
・本noteの内容は主に『遊戯王マスターデュエル』プレイヤーの方向けの内容になります。OCGプレイヤーの方には全く役に立たない、とは言いませんが実りのある内容ではない可能性があります。
・あくまで個人的な意見です。その点をご留意ください。
①深淵の獣
先ずは直近で実装された最新テーマ【深淵の獣】について。
所謂OCG22年勢にありがちな「テーマ内共通効果強すぎ勢」の一派ですが、クソデカDDクロウとも揶揄される「自分または相手の光・闇属性モンスター1体を除外して特殊召喚する」効果を自分の墓地に対して使うのが【サンダー・ドラゴン】です。
・各【サンダー・ドラゴン】の捨てる効果でコストを確保できる。
・《雷龍融合》は除外ゾーンも素材にできるため影響が少ない。
・各【サンダー・ドラゴン】が持つ除外効果を発動できる。
・《復烙印》でデッキに戻っても再度サーチ可能。
といった感じで色々噛み合いが良すぎるため「実質【サンダー・ドラゴン】新規」とまで言われる事があります。
しかし勿論万能ではなく、前回も書きましたが【サンダー・ドラゴン】の効果は「1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない」ため、手札から効果発動のために捨てた【サンダー・ドラゴン】を除外しても直ぐさま効果を使うことはできないので注意が必要です。
そのため別途墓地へ送る効果を用意したり、後攻で展開する際に活用する事が多めです。まあ積めるだけ積んでも最悪妨害にも使えるので困りません。何故?やっぱおかしいだろOCG22年勢。
②烙印・デスピア
次は【深淵の獣】とも繋がりがある【烙印】及び【デスピア】について。
正直なところデスピアは《アルベル》ぐらいしか採用圏内に入らないですが、サーチできる《烙印融合》は問答無用の強さを持ちます。まあどのデッキに入っても強いんですが。
最近はどちらも準制限になってしまい、1枚初動としての爆発力と初手に引き入れる確率とで天秤にかけないといけなくなってきていますがそれはそれとしてカードパワーが埒外なので《烙印融合》を抜くという選択肢は無いです。
融合ルートとしては《ルベリオン》→《アルビオン》→適当という感じで。闇属性の【サンダー・ドラゴン】を墓地に送り込めれば上記【深淵の獣】の召喚コストにも使用できます。
③《孤高除獣》《メタファイズ・ラグナロク》《ボティス》
召喚権を使用してデッキからカードを除外できるカード達。
《孤高除獣》は手札コストが必要ながら、狙ったカードをピンポイントに除外できます。効果の都合上、雷族を多めに採用した構築で有用です。
《メタファイズ・ラグナロク》と《ボティス》は共にデッキトップからカードを除外でき、《ラグナロク》は3枚一気に除外することで上振れを狙えます。レベル4チューナであるため、構築次第ではシンクロギミックも組み込めます。
《ボティス》はそもそもお前誰だ?という方が大多数だと思いますが、デッキトップ3枚を確認しその中からモンスター1枚を除外、除外した同名モンスターを手札に加えることができます。一応漫画版出典らしいです。
最近はわざわざ召喚権を使用して効果を発動しても場に残ったこれらを有効活用する手段を用意し辛く、そもそも採用しない場合も多くなってきています。構築次第ではあるので、存在を把握しておけばどこかで採用できるかもしれません。
④封印の黄金櫃(+おろかな埋葬)
【サンダー・ドラゴン】と相性抜群の初動札です。
表側でカードを除外するため各【サンダー・ドラゴン】が持つ除外時効果をピンポイントで発動させることができ、《雷電龍》のサーチや《雷獣龍》の特殊召喚など非常に小回りが効く効果となっています。
変わったところだと展開に必要な『サンダー・ドラゴン』カードを除外して手札の《雷獣龍》で拾ってくるなど、少し遠回りになりますが擬似的にサーチ手段としても使用できます。一見すると直接《雷電龍》でサーチしてくる方がいいように見えますが、『手札の雷族モンスターの効果を発動する』ことが特殊召喚条件になる《超雷龍》を出すための呼び水となれるため、覚えておくと使える場面があるかもしれません。
同じような使い方ができるカードとして《おろかな埋葬》もありますが、こちらは墓地に送るため直接的な初動になりづらい点で劣り、【深淵の獣】の特殊召喚コストに使用し効果を発動できる点で秀でています。一長一短ですが《おろ埋》の方が優先度は低くなるかと思います。
ここからは別に覚えなくていいです。
⑤天威龍
前回記事でも少しだけ触れた《双頭の雷龍》軸のデッキだとほぼ必須級と言っても過言ではありません。ランクマッチでは専ら相剣の初動や追加幻竜族枠として《ヴィシュダ》の採用が多いですが、《双頭の雷龍》デッキの場合はエースがバニラ融合で「効果モンスター以外」であるため、サポートさせるために《シュターナ》と《マニラ》、フィールド魔法枠として《天威無崩の地》を主に採用します。
他、「効果モンスター以外」サポートを共有できる《天威の拳僧》や盤面除去能力を活かせる《天威の龍仙女》《天威の龍拳聖》、純粋に強い《天威龍ーサハスラーラ》など、採用圏内にあるカードは意外に多いです。
あまり目立ちませんが、盤面にモンスターが居ない場合や《双頭の雷龍》のみの場合《天威龍》は特殊召喚できるためなぜかMDでは生存中で有名な《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の素材にできます。
注意事項として《ヴェルテ》の素材は効果モンスターしか使用できないため、展開の起点として召喚した《天威の拳僧》は素材にできないため注意しましょう。
・おわりに
少し短いですが、相性編は以上になります。
次回からは実践での回し方や、普段のデュエルで心がけていることなどを纏めようと思っていますのでお楽しみに。
この記事が一人でも多くの決闘者が【サンダー・ドラゴン】を理解し、【サンダー・ドラゴン】デッキを使ってみようという切っ掛けになれば幸いです。
ちなみに普段は『北国レオンの喫茶店(https://www.youtube.com/@ReonNorth-Cafe)にてマスターデュエル参加型配信をメインに活動しております。ランクマッチ仕様の【サンダー・ドラゴン】や【双頭の雷龍軸サンダー・ドラゴン】等、様々なデッキを取り揃えていますので是非ご来店下さい。
この記事の内容で分からなかったこと、疑問に思ったことについての質問も大歓迎です。
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