スーパーサイヤ人を描いてみたい
ドラゴンボールでお馴染みのスーパーサイヤ人。
鳥山明氏による名作中の名作ドラゴンボールに登場する伝説の戦士スーパーサイヤ人。
鳥山明氏の絵はもはや芸術的に完成されたバランスの上に存在している。
独特な目はもちろん髪の毛や鼻など、どれ一つ違ってもおそらく違和感を感じざる絵を得ない、そういう絶妙なバランス。
セル戦の孫悟飯などもはや鳥肌級のカッコよさである。
どんなに美しく描かれた3D映像の作品でもセル戦の孫悟飯の方が筆者はカッコいいと思ってしまう。
しかし。しかしだ。実写っぽいカッコいいスーパーサイヤ人を拝みたいと思っちまったんだからもうStable Diffusionにお願いするしかねぇ。
とりあえずBraV6で描いてみる。
promptはこんな感じ
(((a female warrior who has become a Super Saiyan. She has a golden aura and lightning effects. beautiful woman, Wears a blue rash guard))), (((best quality))), (((masterpiece))), ((ultra high res)), ((photo realistic:1.4)), 8k, retina display quality, detailed skin, 20_years_old, ((zettai ryouiki)), (((perfect abs)))
negative prompt:
(worst quality:2), mole,
スーツの金色が気になるのでnegative promptに golden suit を追加
んーーーー。なんか迫力がない?
スーパーサイヤ人のバチボコ最強感が足りない。そんな気がしませんか?
ジムに通ってる金髪のイケイケのお姉さん。胸のZが可愛らしい(それとも雷マーク?)
そんな時やっぱり便利なのはLeonardo AIでございます。
prompt:
(((Hadouken))), Please draw a female warrior who has become a Super Saiyan. She has a golden aura and lightning effects. beautiful woman, Wears a blue rash guard, (((Draw from her thighs to the top of her head.))), full body, Confident look. In the wilderness, the earth is cracking with great force. Photorealistic. 8k image quality. High-definition.fighting stance,zettai ryouiki, greatest abs, perfect abs, Don't let your hair stand on end,
negative prompt:
Hair growing outside the head, golden armor, hair grows from shoulder,hair is out of frame
negative promptは髪が体のいろんなとこから生えちゃうのと、せっかくの髪がフレームアウトしないこと、金色のアーマーを装着しないことなどを入れました。
DreamShaper V7 + Leonardo styleで生成
こ、これだ!スーパーサイヤ人といえばこの迫力!このイラストで十分素敵である。
さぁこれをリアル化していくぞ!
ここで重要だったのがやはりdenoising strength。
0.5 → 顔がリアルになるが雰囲気はイラストより
0.6 →全体的にリアルより、迫力が低下する
0.55→上二つの中間
ということで、それぞれの生成したイラストを下に紹介していくんで、この辺りは自分がどの程度のリアルさ、どの程度の迫力を求めているのか好みで選んでくれい!
まずはdenoising strength = 0.5
これはもはや伝説の戦士!スーパーサイヤ人!!
いやぁカッコいい。髪の毛のツンツン具合とか、もうスーパーサイヤ人のそれですね!
続いてdenoising strength = 0.55
こ、これは本物ダァ!本物のスーパーサイヤ人だ!!!
髪の毛もかなりリアルになりました。それでいてスーパーサイヤ人の迫力も保ってます!!私的にはこれがベストかな?
最後はdenoising strength = 0.6 行ってみよう!
うぉぉ十分かっこいい!!
しかしエフェクトなどは全体的に控えめになった印象。
みなさんはどのあたりがお好みでしたか?
よければコメント欄なんかでどれがよかったか教えていただけると、参考になります!!
みなさんも実写化するときはどの程度リアルさを求めるか、どの程度イラストに忠実にしたいかでdenoising strength masterになりましょう!
ということで、本日は迫力とリアルさのトレードオフな感じの関係でしたね!かっこいいスーパーサイヤ人のイラストができたぜ!
おまけ
これをdenoising strength = 0.55で実写化しようとすると太ももが太すぎてバグる事態に!
2回程度生成してみて、どっちも太ももが脚2本になっちゃう。
ちなみに0.5でもこの太ももはダメらしい。
いかにもスーパーサイヤ人ぽい脚なのにー。
ということで気を取り直してdenoising strengthを0.6まで上げると人間に修正してくれます。(迫力は減るよ!)
上の画像がbrav6で描いたもの。
brav5だとどう変わるのかな、とふと疑問に思いbrav5でも描いてみた。
全く同じプロンプト、サイズ、inpaint、シード値。
どっちも結構近いですね!写真ぽくなるのはV6、明るく見えるのはV5って感じなんで、これもお好みでどうぞ!
以上、また次回会おう!!
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