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さまざま ちがうことをなげくよりも、そのちがうことのなかに無限の妙味を感じたい

みなさんこんにちは、くるみこです。

みなさんは、人と違う自分で悩んだことはありますか?

わたしはよくあります。笑
休職したときも、「なぜみんなが平気でいられる環境で、自分はしんどくなってしまうのだろう」と考えてしまっていました。

今は、「まあわたしってちょっと変だし、感性豊かなところあるし、仕方ないな。わたしはこういう風にしか生きられないのだ。こんな自分だから出来ることもあるはず。」となるべく開き直るようにしています。

帰国子女ということもあり、日本の同調圧力とか、集団行動とか苦手だなって思います。
そういえば帰国してから登校した小学校で、「前ならえ」とか、組体操とかやらされて、逆カルチャーショックを受けました。

あと、転校生であるわたしがいちばん端の席に席替えでなったら、先生が「この席には問題があると思うけど、みんなは何か分かるか」ときいて、「転校生のくるみこちゃんが端の席なのはよくないと思います!」てくだりがあって、「いや私は別に端っこでいいのだが…真ん中とか望んでないのだが…なんだこの空気…変なの…」って思ったりしました。

「目立つといじめられるから大人しくしておいたほうがいい」って仲良くなった友達に言われたりして、日本の学校文化って異様だなと子供ながらに思ったことを今思い出しました。



人と違うことをしたり、人と違うことを感じたりするのって、特に日本社会では抵抗があるように思います。

わたしはそんなとき、松下幸之助の「さまざま」という言葉に励まされてきました。
こちらの本に収録されています。

復職直後のしんどい時に、よく泣きながら読んでいました。

いろいろの花があってよかった。
さまざまの木があってよかった。
たくさんの鳥があってよかった。
自然の理のありがたさである。
人もまたさまざま。
さまざまの人があればこそ、ゆたかな働きも生み出されてくる。
自分と他人とは、顔もちがえば気性もちがう。
好みもちがう。
それでよいのである。
ちがうことをなげくよりも、そのちがうことのなかに無限の妙味を感じたい。
無限の豊かさを感じたい。

そして、人それぞれに力をつくし、人それぞれに助け合いたい。

いろいろの人があってよかった。
さまざまの人があってよかった。

道をひらく さまざま

松下幸之助がこう言ってくれていることに、すごく励まされます。

今も、人と違うことに悩んだり、辛い気持ちになったりしたときは、この章を読んでいます。

人と違うことを恐れず、自分らしさを大切にできる自分でありたいです。


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