「静か夜とろけて季節めぐる」
この詩は、京都のしんと冷える冬と石川啄木の美しい冬に導かれました。また「奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき」にも。落葉を踏む山奥の孤独な鹿の声を聞き秋の物悲しさをうたう歌ですが、その寂しき足にさえ踏まれた惨めな紅葉となって冬に凍え朽ちて
画像1

いいなと思ったら応援しよう!

曲田尚生
ご支援いただけると幸いです。研究費、執筆活動費として、ありがたく受け取らせてもらいます。