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カナディアンロッキーをバスで日帰り周遊

カナダ アルバータ州 滞在時の予備日がフリーになった前日、じゃあレンタカー借りようかと主要5,6社のHPを探したけど、どこも空きがなくて車を手配できず。

はっ、と気が付いたら
予備日当日になっちゃいました。
せっかくのフリーの1日 どうしましょ。


レンタカーがない、借りられない

ありゃ、

レンタカーはもう時間切れと
あらためて想いと作戦を考える。
(数分ですけどね。)

しっかし、どこも全く空きがないってどういうこと? まあ、ハイシーズンではあるけど、そもそもレンタカーの数が昔より減ってるのかな?

バンフまではなんとか行ってみよう

で、
アルバータへ来てせっかくのフリー日なので、やはりカナディアンロッキーへ踏み込む。バンフまでかぁと思いながらも、とにかくバスでバンフを目指す! としました。


バスを運行してる各社を見てみると、ドイツはじめ欧州でよく見かけるFLIXバスが毎日数便運航してるようです。
詳しくみると、ダウンタウンから少し離れた駅近辺から乗れば1時間半位でバンフへ行けるみたい

HPで予約状況みると、朝イチの往便が残り7席、その日最後の復便は残席に余裕がある。

ネットで検索してバンフ行きバスを予約

よし、じゃあ、とにかくカナディアンロッキーの入口 バンフまでは日帰りで行って見よう!

そこから先は現地勝負だ。

ネットで直接予約、支払いして、まずバンフ往復を確保しました。

ドイツはじめ欧州でおなじみの緑色の大型バス。
欧州ではよく見掛けてたけど、乗り鉄なので今回はじめて利用です。

ネットでの予約は判りやすく、予約+支払い時にバスの座席指定までできます。窓側の席が空いていたので、バンフあたりでは左手から高速越しに雄大な山並みが見えるはずと左側の窓席を予約。

車内はほぼ満席
格安で有名なFLIXバスですが、
車体も車内もきれいで快適でした。

バンフに到着

FLIXバスは往復ともきれいな社内で快適。バンフへは予定通り1時間半ほどで到着しました。

ただ、うれしくなって写真とりながら車窓にへばりついてたからかな?
数十年ぶりに少し乗り物酔いしました。

バンフ着いてしばらくはムカムカしてたので、
しばらく深呼吸~

バンフのボー川にかかる橋からの景色。
雄大なロッキーの山、川の澄んだ色。


うわーっ、バンフだよ、
カナディアンロッキーだよ~
来ちゃったよ。
来れちゃったよ~


バスならではの景色をじっくり堪能

バンフまでのバスで、
カルガリーから高速を走って平原をゆく。
20分位すると遠くに大きな山塊が見えてきて、
40分位すると、ロッキーの山々が間近に。

それからは左手の山、右手の山と次々現れる山の
スケールがすごくて、それぞれすごい山容。

なんて云えばいいのかな、
地球は活動してます! って感じ。
モリモリ、モコモコ、ムクムク。


そうした感じは昔来たときにも思ったけど、
今回はバス旅なので、車窓にへばりつきで、
次々やってくる山塊をじっくり堪能。

せっかくのロッキーなのにバスか、、、
と乗車前に思ったけど、

いやあ、いざ車窓から見てると、
自分で運転するよりも、ロッキーを堪能。

バス乗ってるだけでもカナディアンロッキー
来た甲斐があったよ~

と思ったのでした。

バスでさらに先へ踏み込む

バスの車窓からロッキーを楽しむ を覚えちゃったので、9時過ぎにバンフに着いて、案内コーナーでその先のレイクルイーズへのバスを予約できるか聞いてみる。

到着してすぐに公共?のRoamバスの券販機があったので、操作してレイクルイーズ行きが運行していることは確認して、搭乗券をとりあえず購入しました。

で、案内コーナーのRoam担当の人に聞くと、今日の予約は14時以降しか空きがない。


    ??? ん、ナヌ?


各便で空きが出れば空席待ちの人を乗せるので、希望の便に並べば乗れるかも とのこと。

えー、そんな頼りない乗車方法で、当日往復できるのかな?バンフで帰りのカルガリー行きバスに乗れなかったら、

計画崩壊。。。


一旦、案内コーナーを出てどうしようかなあと考えました。
往きも乗れるか判らないし、往路乗れてレイクルイーズまで行けても復路乗れなかったらアウト。

レイクルイーズは泊まれるようなホテルないし。

それでもしばし考えて、空席待ちで往路乗れたら、復路も最悪何便か待てば乗れるだろう。で、バンフからカルガリー行のバスに乗れればいいし と決断!



で、Roamの8xというレイクルイーズ行のバス停へ行ったら、すでに20人以上並んでます。



うわっ、これは、マズイ。



それでも何人かづつ乗り込んでいって、
気が付いたら私も無事乗車することができた。

よくわからない予約満席情報。

まあ、直近のバスに乗れたのでよしとしよう。

バンフからレイクルイーズまで1時間位で到着。
レイクルイーズはほとんど雨。

湖畔のシャトーレイクルイーズ1階のショッピングプラザをブラブラして雨やんだと思ったら外へ


なので、実はレイクルイーズではハイキングはできなかったけど、なんといってもカナディアンロッキーを代表する絶景をふたたび見ることができました。

レイクルイーズの駐車場にはRoamのバス待合場所があって、時間によっては係員もいます。復便の状況を聞くと、ここではよく判らないけど、空きがあればネットで予約できるよというので、待合場所で座ってネット検索+予約しました。

復路は遅ればせながらRoamバスをネットで事前予約するという知恵を得て、無事帰ってきました。

びっくり気温

それにしてもレイクルイーズ
寒いなあと思ったら、
このときの気温は7℃。

お昼で気温7℃ってとういうこと?!


バンフが標高1383mでレイクルイーズは1661mなので、そんなものかもしれません。

今回の渡航では昔9月にスカンジナビアへ行ったときに寒くて大変な思いをしたことがあったので、今回はカナダ アルバータ州だから念のためと思ってヒートテックとライトダウンを持参。
これらでなんとかしのぐことができました。


バンフからレイクルイーズの車窓

往路は西向きの窓席、復路は東向きの窓席に座りました。
往路はバンフから Trans Canada Hwy を行くとしばらく西側の景色が雄大だったよなあと思って座ったのです。川とか谷越しに山塊が見える景色。

思ったとおり、しばらく車窓を楽しみました。

バンフ近郊

が、しばらくして気が付きました。
その先のキャッスルマウンテンは反対側だ!

なので、復路はキャッスルマウンテンが見える東向きの窓席に座りました。

雲に煙るキャッスルマウンテン

キャッスルマウンテンは前回見てたので、見えた瞬間、あ、と思えましたが、今回雲にケムってたので合わせて証拠写真置いときます。

ホテルに飾ってあった写真。
雲なくきれいに見えるとこんなかんじ。

堪能できたのかな?

今回はバス移動だったので、せっかくのカナディアンロッキーなのに~と出だしは思ってました。

実際には自分で運転しないので移動中も車窓をじっくり、たっぷり楽しめて、日帰りながらなかなかロッキーの山並みをエンジョイできました。

カナディアンロッキーらしかったところ
・バンフと周囲の大自然
・レイクルイーズ
・キャッスルマウンテンと Trans Canada Hwy 

堪能しちゃいましたねえ。



一方で、自分でドライブできればもっと奥まで、アイスフィールド Hwyへ とか思ったけど、カルガリーからバンフまで130km、バンフからレイクルイーズまで65kmと片道約200kmあります。

往復400kmを自分でドライブして楽しめたかとなるとなかなか難しかっただろうし、その先までとなると二の足を踏むなあ。

なので、今回は安全に楽にカナディアンロッキーを楽しめた。帰りのバスを降り立ったときに、いい一日過ごしちゃったとつくづく思えたのでした。

バンフから滝方向を望む
最後に快晴

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