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2024年9月の北米渡航準備と結果(薄れゆく危機管理)

2024年9月に北米渡航してました。

コロナ禍後は2022年7月にカナダ、アメリカへ、その後2023年11月にアメリカへ渡航したので、それらの情報・経験を元に準備して、帰ってきて、どうだったのか。


思えば、今となると、だけど、

コロナ禍後の2022年5月に海外渡航を再開して、そのときはおっかなびっくりでドイツ、フランスへ。

その後2022年7月に北米カナダアメリカへ。

この頃は公私ともにコロナ禍後に欧米へ行った人はまだいなくて、どうしていいかわからず。
航空会社や大使館、領事館からの情報を調べまくって、できる準備はしたので、いろいろどっさり抱えて現地へ! でした。



今回はアメリカを中継地にしてカナダへ。
2年前に比べると楽々、ユルユル。
知らず知らずに自分の緊張もユルユルな面も。


まあ、諸々の制約が緩和されて、
そのなかで渡航前の手続き準備して、
アメリカ、カナダ、日本の入出国は問題なく、
健康面も問題なしで、結果はオーケーでした。


ただね、
帰国後同じ会議に参加してた複数の人から
コロナになったって連絡受けて、 
あらら。


たまたま、当たらなかっただけで、
国内外でコロナ弾は降りまくってるんだろうな。

国内ならまだしも、海外だとどうしていいか困るし、どこから来た何の株かもわからない危なさ。
 くわばら、クワバラ、桑原xxx だなあ。


はじめに

以前の危機対応の記事 で書いたとおり私のなかでのキモは、
<オフシャルな機関の最新情報を入手して渡航準備する> です。

公的機関や航空会社、旅行代理店からの情報を収集して準備をすすめるべき。

航空券手配⇒完

(日本での準備)
仕事での国際会議参加なので会社を通じて手配

(現地での対応)
前回も今回も太平洋路線はANA、北米内はUA ユナイテッド航空でした。
ANAは事前手続きなかったけど、ユナイテッドはメールでパスポートとか搭乗者情報を登録するように との連絡が来ました。

前回もそうだったかな?よく覚えてません。
スマホにアプリ登録してあるのでたぶん利用した ような。
今回はここから手続きして、念のためちょっと早めに空港へ行って手続きしました。 そういう面ではアメリカの方がコロナ禍後のしっかりした検査・申請体制を維持してるのかな。

米人も移動や対面に慎重な人がまだまだ多い印象。それはやりとりはwebでいいじゃんという裏返しなんだけど、私はweb基本ながらも、必要なときは対面でじっくり会話と思う。

カナダ、米国入国のための事前電子申請⇒完

(日本での準備)
今回はカナダと米国に行く予定で、それぞれ事前の電子申請が必要。

このうち
 カナダ      eTA   は有効期限5年間 
前回申請の有効をHPで確認済。
 アメリカ  ESTA  は有効期間2年間 
なので、今回あらためての申請。

在日米国大使館や日本の外務省のHPから当該の手続きページへ行けます。

とある日の昼間にオンライン申請したら当日中に承認の返事が来ました。

米国大使館からのリンク先へ行ってオンライン手続きしたら、

あれ?こんなにたくさん記入項目あったっけ? 
ってほど盛りだくさんだったけど、まあ、申請当日中に承認受けました。
あとで見たら日本語表示もあるようです。

⇒念のため、ESTA、eTAそれぞれのpdfを取りました。

米国入国のための事前申請費用21米ドルかあ(2024年9月現在)

日本円で書きましょう。
約3000円。 高いなあ。
しかも有効期限2年。

今回は前回申請から5年の有効期限内だったので、あらたな手続きが不要だったカナダのeTAは7カナダドル。いたく良心的にみえる。

あと、ネットのESTA申請で正規の21米ドルよりかなり高額の値段を掲げてるところがあります。これらは手数料と称してえらい高額支払いさせられるのでご注意を。面倒だけどオフィシャルなページで日本語でも手続きできます。

(現地での状況)
事前申請+承認されていれば、ESTA、eTAともにパスポートに紐づけされているので特に空港の入国審査で手続き等はありません。入国審査でパスポート提示して簡単なやりとりで普通に入出国できました。

日本帰国時の対応準備とたびレジ登録⇒完

(日本での準備)
2022年後半から日本の入国状況は、
・日本帰国時
 コロナに関する審査なし
 (接種証明やデジタル庁Visit Japan Webは必須ではなくなった)

 税関申告はVisit Japan Webで事前申請できる
 (私は今回も従来通り帰国時に紙で申告の予定)

 入国審査は自動化ゲートでスムーズになった
 個人的好みだが今回もスタンプはもらう

・コロナ禍後に私が手続きするようになったもの
 外務省の「たびレジ」 ⇒ 今回もすでに登録。
 登録後の確認メールにある情報だけでも日頃のニュースでは知らない現地情報や注意喚起があるので有難い。

(現地での状況)
今回の「たびレジ」は挙動がヘンなままでした。
特に心配な事態はなかったのでよかったけど、
カナダ現地についたら、「たびレジ」から連絡がきました。
 パリ市内では、、、 ん? なんで???

空港から滞在先、宿泊先までの移動⇒完

(日本での準備)
今回の出張先はずいぶん前に滞在したことがある街。まあ、大丈夫だろうと思いながらも、20年以上前のことなので、記憶は定かでなくフレッシュな気分で現地合わせでやっていこう!

到着は夜遅くになるので、その晩は空港近くで24時間シャトルバスを運行してるホテルを予約しました。その翌日からはダウンタウンの仕事場から(一応)徒歩圏内のホテルを予約。

渡航前にESTA申請してたら米国内での滞在先を記入する項目がありました。
米国内は1泊だけどどこにしようかなあと思ってたんだけど、必要に迫られて以前泊まったホテルを予約。

(現地での状況)
個人特性で、後半は現地状況見ながらホテル予約していこうというズボラな性格なので、カナダの後半と帰国前日のホテルは現地で予約しました。
滞在前半に予約していたホテルがそのホテルチェーンでこれは無いでしょうがっていう物件だったので、後半は少し郊外ながら安くて快適なホテルに移動。帰国前日はホテル代がびっくり価格のサンフランシスコ空港周辺でどうしようかなあと思って、BART地下鉄で通ったらそう悪くはなさそうだったのでオークランドのダウンタウンに宿泊。結果、この帰国前日のこちらのホテルが一番寛げました。

帰国前日のホテル
フロントの対応も気持ち良くて
寛がせてもらいました

病気やコロナに対する備え⇒完

出発まで日本で健全に過ごすこと、渡航中も注意しながら健全に過ごせるようにしていきたいです。

コロナワクチン接種と証明

(2023年11月 前回渡航時の状況)
居住している市区町村から5回目のコロナワクチン接種の案内が来たので、10月末に接種を受けて来ました。今回のコロナワクチンはファイザーのコミナティRTU筋注 (1価:オミクロン株XBB.1.5) かぁ。5回受けてどれがなんなのか、有効度合いがどうなのかよく判らないけど、まあ、国が定めたワクチン接種は受けたということで接種のデジタル証明は準備していこうと思います。

(今回の事前状況)
2023年11月の渡航でも会議後コロナ陽性になったという人が複数いたので、今回は渡航前どうしようかと考えました。費用は問題じゃないけど、現役世代は自己負担+判断になった日本の今の状況と、重症化のリスクは低いようだという状況。北米にある株と日本のワクチンが合致してるか判らないしどうしようかなと。

結局、これまでどおり有効性高いと云われる薬をがっつり持参して、ワクチン接種は受けずでした。もし、コロナになっても結局薬を服用して事故隔離なんだろうし。それなら相当量の薬持参して備えようと考えたのでした。
検査薬は持参してもいいかなと思ったので会社に聞いたけど、自己負担、自己責任でお願いしまーす らしい。 
いやあ他人事だなあ。まあ他人事ではある。

(現地での状況)
今回、私は健常で渡航中+帰国後過ごせました。
ただし、ごく身近にコロナ陽性になったという人が複数いたので、コロナはまだまだ身近に潜んでる。

それと公共交通機関や飛行機ではえー、と思うほどガッツリマスクの人居ます。数は多くなくて街なかで見掛けるとちょっと引くけど、そうした人は一定数いるので、欧米でも自分で判断して必要と思ったらマスクするは全然アリです。非日常にいるんだから、自分の身は自分で気遣って守る。

広くて自由なので、
自己責任でお願いしま~す
が基本スタンス

簡易な食料と備品

(日本での準備)
今回はフリーズドライ食品やカップ麺を何個か持っていきます。旅先ではお箸やフォークスプーンがなかったりするのでこれらも持参。あと、今回はアメリカだから大丈夫だろうけど、栓抜きがなくてビールとかが空けられないことがあるので、栓抜きとナイフとコルクスクリュー機能付の多機能のアーミーナイフを持ってきます。
(アメリカの瓶ビールはだいたい手で開栓可)

(現地での対応)
カップのスープや味噌汁、おかゆ これらは現地では有難い。
今回はなんか今まで以上に沁みました。
時差の関係からか変な時間にお腹すいたりするので、そんなときのありがたい一品でした。

あと、私以外にお箸、スプーン持参って人がいました。旅慣れた人には常識レベルなのかな。

最近は欧米行っても食欲旺盛なので
モリモリ食べる

お久~のカナダの名物 Poutineもおいしく完食。
おいしさと超高カロリーが同居する危険食物。

服装

(日本での準備)
今回、以外な難問だったのがコレ。
週間天気予報を見ると、滞在時の現地最低気温は10℃以下。
あらっ、チェックしてよかった。

それをチェックする前は念のため長袖を1、2枚持っていこうかと思ったけど、実際には長袖+軽めのジャケットや上着を持っていきました。

ここで思い出したのは、
2018年9月にノルウェーのオスロで会った日本人からの金言。

社内でオスロの9月は日本の11月 って情報があったらしくその方そういう格好をしてました。こっちはそれなりの厚さの服はスーツしか持ってなくて、会期中一張羅で過ごしてました。

それに倣って今回は10℃以下にふさわしい服装で行きます。

(現地状況)
カナダ現地では昼間の最高気温が7℃という日もあって、
予測+準備がズバリ的中。

出発直前に、薄手のジャケットに加えて、ヒートテック2枚とここまでどうかなと思いつつ、ウルトラライトダウンを持参。

ほんと、これがズバリ的中でした。


ウルトラライトダウンは付属の袋にいれれば嵩張らないので、
これからも活躍してもらおうと思います。
ちっちゃく収まるのにいざという時の効果絶大!

9月なのに、
モー、寒いんだよ!!!
ずっとウルトラライトダウン着て歩いてた

スマホの現地利用

(日本での準備)
今回も海外用SIMをアキバのヨドバシで購入。
また、今回は社用スマホを持っていくので、現地で使い方や使い分けを考えながら利用してみます。

こうしたスマホは仕事先のwifiでパソコンを接続、通信できれば問題ないんだけど、セキュリティなどの問題でパソコンとうまくつながらないときがあるので、そうしたときのテザリング+データ通信用に海外用SIMを準備。

今回は利用期間が30日でデータ容量が10GBといったもの。

(現地状況)
これまで同様、無事にカナダと米国で利用できました。
音声通話ができなかったりするけど、まあ、ネットと地図が使えればなんとかなります。

基本は会議会場のwifiが問題なく使えたのでデータ容量も気にせず北米現地で日常と変わらずスマホが利用できたのでした。

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