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シャガールの青い教会@独マインツ

独マインツ中央駅から徒歩で10分くらい歩いた丘の上にシャガールブルーで有名な聖シュテファン教会があります。以前コロナ禍前にマインツ行ったときには大聖堂やライン川へ行きましたがこの教会閉まってたのです。。。
今回5年越しでシャガールブルーを浴びてきました。

マインツの駅や大聖堂から少し登った丘の上にある聖シュテファン教会。
写真のハトがモチーフの青い旗のところから内へ入ります。

教会の後背

入った瞬間に うわっ、シャガールブルー! 

主祭壇

こちらは主祭壇に向かって左手。
こちら側でいろいろなおみやげを扱ってます。

ステンドグラスはトップ画面の後背の青がいちばん見た目に近いかな。
今のスマホの写真は自動調整で撮ってくれるので、こうした場合の再現性は難しいですね。教会内へ入るとけっこう暗めで青いステンドグラスの明かりで全体の青を感じるってイメージです。

ステンドグラスの色使いにもそれぞれ特徴があって、主祭壇を囲む7枚のステンドグラスはシャガールらしい色使い。
側面はほとんど青で濃淡を表す。後背は青いベースに鳥?魚?が上へ昇って行くようなモチーフ。それぞれのゾーンで伝えたいメッセージがあるのだろうと思います。

教会横の回廊

聖シュテファン教会はもともとマインツにあった教会で、WWⅡで空爆されたあとの再建時にステンドグラスをシャガールが制作したとのこと。

モチーフやメッセージ語るほど詳しくないけど、このステンドグラスはシャガール最晩年の作品で、シャガールでイメージするヒョロローと天に昇ってく人や聖シュテファン教会背面の鳥や魚が上に昇ってくって、シャガールは旧ソビエト連邦生まれのユダヤ人ってことと、関連あるんだろうなあ。

今どきのウクライナ危機とか、ユダヤ人によるパレスチナ虐待とリンクしてるんだよなあ とか思ってしまう。

色々と思い馳せたシャガール ブルーでした



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