デトロイトライオンズ ロスター状況整理とシーズン前半振り返り
レギュラーシーズンのほぼ半分が終わり、トレードがあり、シーズンエンドの怪我人、そろそろ戻ってこれそうな怪我人の情報ありで、ロスターの入れ替わりが発生しそうなので、ファイナルカット直後と現在のロスターを比較し、誰が戻ってこれそうで誰がリリースされそうかの状況整理を試みています。
後半パートでは前半8試合の簡単な振り返りもしております。
ロスター状況
QB
入れ替わりなし。スロースタートでしたが、SEA戦からゴフさん絶好調。MVPのオッズにも顔を出してきています。
フッカーもキャリア初のパス成功しています。
RB
入れ替わりなし。モンティとギブスのタンデムはリーグ有数と思ってましたが期待通りの活躍。
モンティの提案により、タンデムのニックネームは”Sonic & Knucles”になりました。
権利関係があるのでSEGAさんと調整しないと公式グッズ化は難しそうですが、ファンアートは盛り上がっています。
WR
ARSBは文句つけようなし。スタッツは伸びていないところはありますがクラッチなキャッチが多く大黒柱ぶりは健在です。Jamoは2試合サスペンションもありましたが、縦一発以外のルートも取れるようになり期待通り。
ファイナルカット後にPS経由でロスターに入ったティム・パトリックさんがキャッチにブロックに大貢献。キャンプ前からの課題だったWR3の座を不動にしました。これはうれしい方の大誤算。
2024/11/8追記 今年のUDFAの目玉イザイア・ウィリアムスがリリースされました。PSで戻ってこれるか、このままサヨウナラか。いずれにしてもロスター枠が1枠空いたので何らかの動きがあると思います。
TE
TE/FBとして出ていたヘッシーがリリースされて現在ロスターは2人のみです。ヘッシーをPSに呼び戻せばそのまま3回は使えるはずですが、まだPSに戻していません。ジルストラがPSから2回アクティブ登録されていますのであと1回しかPSから試合登録できません。TEを重視するチームですので、PSにいるミッチェルをどう使うか次第ですが、近いうちにTEをロスターに入れると思われます。
OL
マホガニーが戻ってきて、現在11人。さすがに過剰なのでTEか他のポジションの状況次第で誰かはカットされるかと思います。番手的にはニースですかね。
ザイトラー、ラグノウ不在時はアヲシカが無難に穴埋めしてくれました。
謎の病気でNFI入りしていたマホガニーですが、Mononucleosis(伝染性単核球症)とのことで病名が分かっても素人には謎のままでした。復帰後は順調に練習をこなしている様で来年のスターター候補に成長してくれば。
DI
マクニールは納得の契約延長。ハッチ離脱後パスラッシュリーダーです。DJリーダーは怪我の復帰から順調に頑張ってくれています。地味に貢献していたペコちゃんがWeek6のDAL戦でシーズンエンドの怪我。下位指名ルーキーですがウィンゴもスナップカウントの25%参加とローテーションで貢献してくれています。怪我人の影響でオンズワリケがDIの他にEDGEも兼任状態ですが、よく頑張ってくれています。彼レベルの選手が健康に試合でてくれるのがありがたいですね。
IR入りしていたマーティンが練習に戻ってきたので、復帰間近と思われます。枠はEDGEと調整ですかね。
EDGE
大誤算ポジション。Week2でダベンポートが離脱。DPOYペースだったハッチがWeek6で離脱。パスカルも肩に腫瘍がみつかり2試合欠場。本来DIだったオンズワリケをEDGEに回し、PSからオコナー引き上げ(本職はDI)、CINのPSからトーマスを引き抜き、PSからウクウやモハメドをアクティブ登録と火の車状態で回していますが、GB戦は…。
CLEからザスミスを5順と6順で獲得し、パスカルも戻ってこれそうなのでWeek10からはもう少しましになってくれることを期待したいです。
他との兼ね合いでオコナーあたりがリリース候補になるかと思います。
LB
バーンズが実質2試合でシーズンエンド。ARIからフィアナルカットされてたノワスキーを呼び戻せたことで、なんとか穴を埋めてくれています。
ノワスキーはMIN戦では最後のヘイルメイリー場面でのダーノルドをサック、TEN線ではINTと印象的な活躍もありますので成長が楽しみですね。
2年目キャンベルはブレイクもしくはブレイク間近と言っていいのではないでしょうか
IR入りはしていませんがロドリゴ、JRMの怪我がありHOU戦前の練習不参加になっています。どちらもスペシャルチームのコアですので気になります。
CB
入れ替わりなし。モズリーが練習復帰とのことでもうすぐ戻ってこれそうです。ヴイルドールと入れ替えかもしれません。
デイビス、アミクは守備の改善に大きく貢献してくれています。開幕当初は反則が目立ったテリヨンもここ数試合は良い感じ。NFLに慣れてきた感じでしょうか。去年の投げれば通る状態から大幅な改善で、入れ替えが功を奏した感じです。
S
”IFFY"ことメリフォノウも練習復帰し、もうすぐ戻ってくるかもしれません。ストリックランドと入れ替わりか。
BBは1試合怪我で欠場、1試合退場をしましたが大活躍。レッドゾーンで何度も救われています。ハッチがいない今、ディフェンスのエースは彼だと思います。
そしてカービー。ただいまリーグトップの6INT。
前に強いIFFYが戻ってきたとき、DCコーチのAGがどう使うかが楽しみなユニットです。
STer
入れ替わりなし。怪我も大失敗無く乗り切っています。フォックスは安定して素晴らしくARI戦は彼の活躍がなければ負けていました(POW受賞)。
ベイツもここまで50y超えも含めてFG失敗無し、MIN戦は決勝FGを決めPOW受賞
リターナーはTEN戦ではリーフとドーシーがパントリターン、キックリターンでビッグプレーを決め大勝の要因となりました
シーズン前半を簡単に振り返り
week1 LAR 26-20 W
ラムズさんは試合中に怪我人続出(カップ、プカ、他多数)の影響もあってデフェンスが踏ん張りOTで何とか勝利。OTでランランランパスランランランランで決勝点決めたドライブは僕の中では伝説。
week2 TB 16-20 L
相手のOLに怪我人が出てハッチが4.5サックと大活躍したのですが、試合はものにできませんでした。オフェンスはトッド・ボウルズ守備を崩せず敗戦。
前半終了間際、FGのためスパイクで時間止めて残り3秒。そのスパイクのプレーの際になぜか交代のスペシャルチームも入ってきてしまっており17men of the field をとられペナルティ、ランオフで10秒消費されFG蹴れずで前半終了。もし、これが決まっていたら試合展開はどうだったかなと思う結果でした。
week3 ARI 20-13 W
この試合もオフェンスが苦しみましたが、ARIにはOTの怪我人と前述の通りフォックスのパントによるフィールドポジションの最適化でARIの攻撃をしのぎ切りました。ARIは調子を上げてきておりこの段階で試合できたのはラッキーでした。ピック6献上というシーンもありましたが、プレー開始前に2ミニッツ入り判定で取り消しになったのも味方しました。
week4 SEA 42-29 W
12年間勝っていない相手。過去の試合もお互いのオフェンスがスウィングする相手で、この試合も点の取り合い。ゴフさんは18/18のパーフェクトで今シーズン初の30点超え。SEAのOLに怪我人が集中していたことの影響もあり、いくつかのドライブを止めることにを成功し逃げ切ることができました。
week5 bye
week6 DAL 47-9 W
過去の試合で不可解判定もありこちらが一方的に恨んでるものの、11年間勝っていない相手。DALはパーソンズを筆頭にディフェンス陣に怪我人が集中して、一方的に点を取りつづける予想外の展開。去年の恨み(2ptコンバージョンでのOTデッカーへのパス成功が有資格レシーバーの申告ミス判定により取り消し)もあるのかOCベン・ジョンソンが絶対にOLに点を取らすという執念を感じました。この試合でハッチが無念の離脱。
week7 MIN 31-29 W
今シーズン最初の同地区対戦でMINはこの時無敗。DCフローレスのディフェンスの対策がカギとなる試合でしたが、BJのコールが見事にはまりました。ブリッツの裏をかくARSBへのパスとギブスのランの2TDが効きました。終盤モンティのファンブルロストから逆転を許しましたが、ベイツの決勝FGでうっちゃり。
week8 TEN 52-14 W
29年間勝っていない相手
試合はスペシャルチームに苦戦するTENの弱点を見事につき、リーフとドーシーでビッグリターン連発。ターンオーバーを合わせオフェンスは常に優位なフィールポジションから得点をとり、3Q12分時点で獲得パス9yで42点とるという異常な展開になりました。
week9 GB 24-14 W
同地区対戦2試合目。ランボーフィールド、屋外、さらには大雨と悪条件の試合。大雨により両者ランが中心のコールでGBの強みであるディープへのパスアタックが減ったことが有利に働いた気もします。EDGEからのパスラッシュも皆無でしたし、屋内条件だと全然違った試合になったでしょう。
前半総括
相手の怪我人と天候に恵まれたところは結構あると思ってます。そうはいっても@MINと@GBの勝利は大きかったですね。補強したセカンダリーが大きく改善していること、ザイトラーさんの補強が効いています。DLに怪我人が続出していることが不安材料ですね。
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