【秋華賞 2023】前走後騎手コメントまとめ!
今日は、今週日曜日に行われるG1「秋華賞」の前走後の各陣営のコメントを共有したいと思います。
主に前走レース後のコメントです。
本記事で分かる内容
「秋華賞の予想精度向上」・「前走の敗因」
「秋華賞出走予定馬の取捨選択」・「穴馬発見」
この辺りが記事のポイントになります。
追い切り後コメントから、買うべき馬・消すべき馬をオッズを見ながら判断してみてください。
追い切り後の馬体重も併せてみることをお勧めします。
前走後のコメントから実は分かるデータが多いと気づきました。
①前走で実は不利を受けてしまっていた。
②前走は本番に向けての叩きだった。
③実はこういう課題を持っていて、それが今結果として○○な状態でいる。
などなど
そのような事実があった場合、本番の重賞で激走する可能性もあるという観点から記事を書いております。
【出走予定馬】
エミュー
前走:「紫苑ステークス」9着
デムーロ騎手
「良いスタートを切って良い位置につけられました。ただ、瞬発力が足りませんでした」
キタウイング
前走:「クイーンステークス」8着
小島調教師
「直線が痛かったですね。最後、岩田(康誠)さんの馬とポジションが逆だったら結果は違ってました。馬は良かったとジョッキーは言っていましたよ」
グランベルナデット
前走:「紫苑ステークス」10着
松山騎手
「枠が良く、良い位置で運べました。ただ、3コーナー過ぎから脚がなくなりました。それでも最後まで頑張ってくれました」
コナコースト
前走:「オークス」7着
レーン騎手
「スタートして隣りの馬とぶつかってしまい、位置が後ろになってしまいました。それで、なかなかレースに参加できませんでした。それでも7着まで来るのですから、よく頑張ってくれました。まだ若さがありますが、成長すれば良い馬になると思います」
コンクシェル
前走:「ローズステークス」12着
モレイラ騎手
「落鉄していました。好位でしたが、外からプレッシャーを受けて折り合いを欠きました。今日は落鉄とリラックスできなかったのが敗因です」
ソレイユヴィータ
前走:「紫苑ステークス」12着
西村淳騎手
「すごく状態は良かったです。距離に不安がありましたが、最後は馬が疲れたような感じでした」
ドゥアイズ
前走:「オークス」9着
吉田隼騎手
「イレ込んでいました。スタンド前の発走で、いつもと雰囲気が違っていました。当初はメンコ(覆面)を外す予定だったんですが、気持ちが高ぶりすぎてしまっていて、そのまま着けて臨みました。空回りをして出遅れ気味になりましたし、後方からになりました。走り方から長めの距離は合うと思っていましたけどね」
ドゥーラ
前走:「クイーンステークス」1着
斎藤騎手
「2週前から追い切りに跨らせていただきました。牧場でもしっかりとやってくれていて、もう馬が仕上がっている状態だったので、あとは終いの反応や、私との感触の確かめ合いだけでした。調整自体はすごく上手くいったと思います。正直、すごく自信を持って乗っていました。斤量も軽いですし、ロスなく、この馬のリズムだけを重視したレース運びを徹底しました。
オークスに乗せていただいて、長く良い脚を使う馬だなというのは分かっていました。イメージ通りのところから仕掛けられましたし、それに馬が最後までしっかりと応えてくれました。」
高橋調教師
「ホッとしました。スタートは五分に出て、1コーナーであの位置を取れた時は第1関門突破だと思いました。揉まれない競馬をしてほしいと思っていましたが、騎手も外を回り、これで負けたら仕方がないというレースでした。心身ともに成長し、まだ伸びしろ、課題もありますが、走るフォームが良くなり流れに乗りやすくなったと思います。今後はオーナーと相談することになりますが、1カ月くらい様子を見て決めたいと思います」
ハーパー
前走:「オークス」2着
ルメール騎手
「すごく冷静に走ってくれましたし、3、4コーナーで手応えはあまり良くありませんでしたが、リバティアイランドの後ろはベストポジションでした。直線、勝ち馬を追走できましたが、坂を上がってからの勝ち馬は違い過ぎました。ハーパーは頭が高いのですが、もう少し走れると思います。秋からまた、重賞レベルで良い結果を出せればと思います。ハーツクライの子、今日はスタミナを見せてくれました」
ヒップホップソウル
前走:「紫苑ステークス」2着
横山武騎手
「内枠で外に壁を作れましたし、隊列も思った通りで、したい競馬ができました。立ち回りも良く100点の競馬だったと思いますが、勝ち馬は120点でした」
ピピオラ
前走:「西海賞」1着
藤岡康騎手
「競馬が上手で、無理に抑えることはしないで、自分で競馬を作る形でレースを進めました。最後は苦しくなりながらも差し切ってくれました。異なる条件で3連勝となり、力があるところを見せてくれました」
フェステスバント
前走:「WASJ第4戦」1着
A.バデル騎手
「馬場を気にするところもありませんでしたし、素晴らしい脚を使ってくれました。勝つことができて本当に嬉しいです」
マスクトディーヴァ
前走:「ローズステークス」1着
岩田望騎手
「勝った時のイメージで、リズム良く進めたら、中団の位置取りになりました。4コーナーから動かして、少し早いかと思ったのですが、思った以上に反応は良かったです。直線ではまだ遊ぶ場面もあって、余力は残っていたように思います。レコードには驚きましたが、今日の芝のレースではいい時計が出ていましたので、重賞クラスの馬とやりあったらこのくらいの時計は出る感じでした。これで一線級の馬とやりあえますし、そこでどういった競馬をするか楽しみです。良くなる余地も残っていますので、本番を楽しみにしたいと思います」
マラキナイア
前走:「ローズステークス」3着
川田騎手
「返し馬で成長を感じ、3着までに来られると思いました。その通りの良い内容で走る事ができました」
ミシシッピテソーロ
前走:「紫苑ステークス」5着
石川騎手
「理想的な流れのなか、良い位置で折り合いもつきました。ただ、懸念していた通り、距離が長かったです。最後に脚が上がりました。適正距離なら重賞メンバーでも好勝負できると思います」
モリアーナ
前走:「紫苑ステークス」1着
横山典騎手
「元々能力のすごくある馬で、今日は休み明けのぶん、体の使い方がモタモタしていましたが、最後まで大事にしていたぶん、良い感じで弾けてくれました。(ペースについて)いつもの中山の馬場ですから、速くないのではと思います。本当に開幕週の、整備の行き届いた素晴らしい馬場で、僕も何度もレコードを出させてもらっていますが、今日は最高の馬場でした。まだまだ若い馬ですし、良いところが一杯ありますから、無事に行ってほしいです」
武藤善則調教師
「強かったです。ためれば弾ける事が証明出来ました。じっくり構えて馬群のなかにいましたが、坂を上ってからが凄かったですね。春はNHKマイルカップでは馬場の悪いところをずっと通らされていましたし、敗因はハッキリしていました。力を出し切ってくれればやれると思っていました。これくらいのパフォーマンスを見せて(本番に)行けますから手応えがあります。今日の内容なら、(リバティアイランドと)再戦するのが楽しみになりました」
ラヴェル
前走:「ローズステークス」14着
坂井騎手
「課題だったゲートは出てくれました。ポジション的にも悪くなかったと思いますが 、道中は少しずつ力みながらという感じでした。そのぶん伸び切れなかった感じです」
リバティアイランド
前走:「オークス」1着
川田騎手
「リズム良く走ることが出来ました。何より東京への輸送もあり、桜花賞に使ったこともあり、テンションがだいぶ上がっている状況でもありましたので、そこを何とかなだめながら、まだだよという事を伝えながらという所でした。
発走の時に、僕が共同会見の時でもお話ししましたが、2秒待ってほしいというのを競馬場の皆様に聞いて頂いて、安全なスタートを切る事ができましたし、とてもありがたく思いました。
直線は、これまでと違うという訳ではなかったのですが、今後のためにもここは2400mをしっかりと走り切って、どれほど走れるかということも試したかったので、差はつく事は分かりましたが、ちょっと馬の動きを求めてみました。
無事に春二冠をとることが出来ましたので、本当に無事に次のレースに向かっていけたらと思います。」
中内田充正調教師
「桜花賞を一度使われていい体になっていましたし、いい意味でピリッとしてきたので、こちらとしては順調にレースまで持っていくだけだと思っていました。レースまでは比較的落ち着いていたのですが、ところどころでテンションが上がるところがありました。それでもテンションが上がりつつも落ち着いてくれていたので、しっかりしている馬だと思いました。
道中はいいリズムで走っていると感じました。直線で脚をのばせるいいポジションに持っていってくれていたので、あとはひと伸びするだけだと思っていました。(距離に関して)戦前はもちろん不安はありましたし、やってみないとわからないところはありましたが、しっかりと2400mを走りきってくれました。」
最後に
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