G1「天皇賞春」陣営調教後コメントまとめ

今日は、今週日曜日に行われる天皇賞春の各陣営のコメントを共有したいと思います。
主に調教についてのコメントです。
※コメントの長さは、有力馬は取材を長く受けているケースが多く
長短があって恐縮です。

※特に、長いコメントだから馬が良いというわけではありませんので
事前にご理解のほどよろしくお願いいたします。

※文章を読み、一部省略している部分もございます。
もし、すべての発言をご確認されたい場合は、最下部引用のところをご確認ください。

ぜひご参考にしていただければと思います。

出走予定馬コメント

▼タイトルホルダー　栗田調教師

「（今朝の追い切りに関して）先週結構良い時計を出しましたから、その後のダメージも週末にかけて確認して無いということで、今週は前に馬を置いて、前の馬にあわせてリズム良く走らせて終わらせました。まずはやりすぎないように、先週はオープン馬と併せてある程度動かすような追い切りをしたので、今週に関しては疲れを残さず、輸送に備えるようにしました。良い時の心身のバランスというか、走る気持ちと体がマッチしているように感じます。先週も結構いい内容でしたし、ジョッキーの感触も良かったです。ただ、ちょっと右に倒れる所があるかなという話もしていたんですけど、今週に限ってはその辺りの修正点も改善されて、走る気持ちも我慢することが出来て、ジョッキーも良い感触を掴んでくれたようです。」

▼ジャスティンパレス　ルメール騎手

「きょうの追い切りは、前の馬の2馬身から3馬身後ろでだんだんペースアップをして、その後は無理しないで併せて、馬の反応がどうかとかを感じてくださいという指示でした。調教は良かったです。
最初はちょっと一生懸命走っていましたが、最後は大きいストライドを使いました。馬の反応と呼吸はちょうど良かったですから、勝つ自信があります。
ディープインパクトの産駒ですから、雨はどうかわかりませんが、良馬場の方がいいと思います」

▼ボルドグフーシュ　宮本調教師

「前走後は、リフレッシュで、2週間、山元トレセンに放牧に出しました。栗東に戻って、先々週、先週、そして今週と、追い切りをやってきました。阪神大賞典が終わった後、川田騎手と調教の組み立てについて話をしてきて、先週の追い切りは単走でどうかとこちらから提案をしたら、それがいいのではないかと言われました。結果的にいい追い切りが出来たかなと思っています。今週の追い切りは、3200mを走ることもありますし、今まで通り、競馬の週はサラッと流すというのが厩舎のやり方なので、サラッとやりながら、持ったままの状態で、いい追い切りだったと思います。息の入りも良かったですし、乗っていた川田騎手が良いと言ってくれたことは心強いです。

（GI制覇に向けてのポイントは）今までもちゃんと走ってくれているので、運ですかね。道悪も大丈夫なような気がします。きょうも馬場が悪かったですが、その中でもしっかりと走っていたので、たぶん大丈夫だろうと思っています。今度は一番になりたいです」

▼シルヴァーソニック　池江泰寿調教師

「前走後は、山元トレセンで海外遠征の疲れを癒してもらって、さらにしっかり乗り込んでくれていたので、栗東に帰厩した時は、海外のレースに出走していたと感じさせないような、フレッシュな状態で戻ってきました。

その後はしっかり負荷もかけることができましたので、いい状態に来ていると思います。一週前の追い切りは、時計も良いですし、動きも良かったです。今週は、もうしっかり出来上がっていますので、あとは微調整という感じでした。それほど速い時計ではなかったので、素晴らしい伸びだったとか、そういう感じではなく、微調整というのが今週のテーマだったので、その中でもスムーズな動きをしていました。時計が遅かったので息はすぐに入りました。時計は、思ったよりも、馬場が悪いぶん遅くなりましたけれども、あまりこういう馬場は得意ではないという感じです。（レース当日も）雨は一滴も降ってほしくないです。」

▼アスクビクターモア　田村調教師

「先週、横山武史君に乗って貰って、今まではずっと単走でしたが、（先週は）前にリードホースを置いていい時計を出しました。武史君とは、僕は今週は乗らなくてもいいという話だったので、今朝は厩舎（のスタッフが乗る形）でいつも通り単走でしたが、いい内容だったと思います。先週武史君に乗って貰ったところであらかた出来上がったので、これで馬としては出来上がったと思います。

（日経賞は）作った出来は良かったと思います。菊花賞とセントライト記念の中間くらいの出来で5か月ぶりくらいに使いましたが、当日のパドックも良かったです。馬の仕上げとしては本当に良かったと思うんですけど、結果だけが伴わなかった感じで...。支持に応えられなかったので、申し訳なかったという思いはあります。出来は良かったんですが。

この馬はどちらかと言うと、休み明けからいきなりドンと走る馬ではなくて、一回叩いてコンスタントに良い成績を収められるような馬ではあると思っています。実際そうでしたし、そこだけが少し（日経賞は）心配だなと思っていたんですね。セントライト記念もそれ（休み明け）で負けましたから。そう思って、今回はそうはならないように頑張ったのですけれど、結果的には色々な要因があると思うにしても負けたので。でも1度使って馬体もそんなに傷んでいなかったですし、いい感じでここまで来ているのかなと思います。」

▼ディープボンド　和田竜騎手

「雨で馬場が重かったけど、時計、動きとも思った通り。それができているあたり、体調がいいんでしょうね。叩いたことで馬は元気になっているし、トモの送りも滑らかに。いい意味でうるさい面も出てきています。京都コースに替わりますが、実績はあるのでこの馬の良さを引き出せれば」

▼マテンロウレオ　昆調教師

「順調にきている。大阪杯の後、体が減らないかと思ったが、逆にふっくらとしている。（大阪杯の）あのメンバーであそこまでやれた。完成度を増している」

▼ディープモンスター　池江調教師

「だいぶ精神的にも安定してきたので、レースの途中で暴走するような癖も無くなってきたという感じです。調教ではたまに暴走するときがあるのですが、競馬ではだいぶ上手に走れるようにはなってきています。金鯱賞の後は、在厩のままで、トレセンで乗り込みました。
一週前の追い切りは折り合いを主眼に置いてやりました。その中でもしっかり負荷もかけておきたかったので、いい内容の調教が出来たと思います。最終追い切りは、もう出来上がっていて、速い時計は必要ないので、微調整程度で、整えるという感じでした。京都の3200mで、ジョッキーには、うまく折り合いをつけてもらいたいと思います。何とか我慢してくれ、という感じです。折り合いが一番のテーマです。きれいな走りをするので道悪は厳しいでしょうね。」

▼ディアスティマ　

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▼ブレークアップ　吉岡調教師

「前走の後は、気持ちの上でリフレッシュさせるために一度短期で放牧に出しました。栗東に戻してからもいつものうちの厩舎のリズムで調整してきて、馬の方は非常にいい状態で来たと思います。一週前は土曜日（22日）に強い追い切りをしたのですが、3番手から大外を回すという、かなり負荷のかかる調教でした。調教で動く馬と併せて、その中でも最後までしっかり動き切って、非常にいい負荷がかかったと思っています。

先週で強い追い切りは終えているので、今週は松山騎手に乗ってもらって、馬なり程度でしたが、馬場がかなり重い中でも苦にせずスイスイ（坂路を）上がってくる感じで、非常に状態の方は良く感じましたと聞いています。思っていた通りに仕上がってきていますし、先週の追い切りを受けてのきょうの動きも非常に良かったですし、計算通りというか、いい状態に来たという感じです。きょうの追い切りに乗った松山騎手のコメントでも、前回よりも行きっぷりが良い、馬の動きが軽いということでしたので、一度使った効果はすごくあるのではないかというイメージです。」

▼サンレイポケット　

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▼アイアンバローズ　上村調教師

「最近はレースごとに体重が増えているけど、これは成長分もあるし、体調がいいからこそととらえている。ＧⅠメンバー相手でも、積極的に運ぶ自分の形で持ち味を生かすレースを」。

▼ヒュミドール　小手川準調教師

「普段はコースで最終追い切りをする馬なのですが、今回は京都で高速馬場も予想されるので、機動力をつけたいなという考えがありました。そこで週末から坂路に入って、あとは輸送も考慮して今日は坂路での追い切りを選択しました。本当に良い時のヒュミドールだったと言うか、上がってきた時の助手さんの表情を見たら申し分ないんだな、というのが伝わってきました。

今まで輸送で阪神に行っていますが、なかなか結果が出ていなくて。そんなにイレ込んでしまうことはないのですが、少し体重が減ってしまってストレスがかかってしまっているのかなという面があるので、今回は輸送対策をしなくてはいけないなと思いました。明日栗東へ移動して、金・土とあちらで運動して、レース当日の朝に京都へ輸送するという形にします。こちらのエリアで競馬をする時の形です。」

▼エンドロール　永野猛蔵騎手

「仕上がっているのでやりすぎないように、しまいの反応を確かめる程度したが、いい反応でした。馬も人も初のG1なので1つでも上の順位を目指したい」

▼アフリカンゴールド　西園正調教師

「前走後は短期放牧を挟んで、2週前にCWで併せ馬、先週もCWで併せ馬、今週は競馬の週ということで、単走で、上がりだけしっかり伸ばしました。思い通りの仕上がりになったと思います。ここ最近、6ハロンで80秒を切ることができなかったのですが、2週前では79秒台が出たように、すごく調子は良いと思います。ここ最近では一番良い仕上がりだと思います。この馬の兄が7歳でドバイワールドカップを勝った馬（アフリカンストーリー）で、この馬もここに来て充実はしてきていると思います。

今回も、出来ればハナに行って、自分のペースで行って、どこまで粘れるかということになると思います。最初の1ハロン目を上手いこと前走のように出していくことが出来ればいいですね。タイトルホルダーがいますので、できればその前を走りたいと思います。」

▼トーセンカンビーナ　加藤征調教師

「いつも通り坂路で調整。馬なりのいい手応えでした。前走よりもいい状態。良馬場で走れれば」

▼メロディーレーン　

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