「いちばんすきな花」が終わっちゃった。
松下洸平って人をこのドラマで知って、この人が出ている他のドラマもいくつか観たけれど、やっぱり椿さんの役がいちばんいいかなあ。
ある意味不思議なドラマだよね。
ここ(note)にもいっぱい感想書いている人たちがいて、それぞれの見解がこんなに多様性があるのもすごいよね。
ということで、ワタクシもワタクシなりにここに書くことにする。
脚本書いている人のこともあまりよく知らないんだけれど、とにかくこの作品を超簡潔に語ると、笑えて優しい、になる。
ところどころニヤニヤ吹き出したり、秀逸なコントを繰り広げているのだけれど、でもテーマは、実は、この世の中は不条理に満ちたディストピアが前提だという事。
四人とも、基本生きずらくってたまらない、死にたくなってたまらない、つい先日も近所の沿線で人身事故(それがどういうことかはおわかりでしょう)があったばかりという、普段のワタクシたちの現実でくりひろげられる物語。
大なり小なり去勢されたり差別に苦しむ人たちは、周りの言いなりになるのは簡単だから、つい、ね。
藤井風さんのテーマ曲、さがしに行くよ、内なる花を、ていう歌詞がそのままこのドラマのメッセージにも繋がっている感じ。
個人的には、韓ドラの「マイディアミスター~私のおじさん」、マンガだと吉田秋生さんの「バナナフィッシュ」に近いニュアンスを感じたかな。
どこが?って思う人がいるかもだけれど(笑)
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