失敗しない軽貨物委託業者の選び方
軽貨物運送業を始める場合、以前は大手運送会社と直接契約をして稼働することが可能でしたが、近年は軽貨物委託業者(法人)を介して大手運送会社と契約し宅配を始めることが主流になってきています。
2020年の新型コロナウイルスの影響や2024年問題の影響によりインバウンド系のお仕事をされている方が軽貨物ドライバーへ転身され、運送業へ入ってくる方が非常に増えています。
軽貨物ドライバーの増加は非常に目まぐるしく飽和状態になりつつあります。
また、大手3社(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵政)を始め、Amazonや楽天などのECサイト運営会社が自前配送網を構築し始めたため、更に請け負える荷物量が減り、軽貨物ドライバーは配達個数を確保することが困難となり売上の減少が目立っています。
更には元請け先(大手3社)は外注費削減のため、自社ドライバーでの配達を中心とし、委託ドライバーへの配達荷物の個数制限をかけ不満を感じる下請けドライバーは契約解除をする会社も存在しています。
しかし、以前ほど稼げない現実はあっても軽貨物ドライバーとしての需要は常にあります。
新型コロナウイルスによる巣籠り需要もあり、大手ECサイトの取り扱い荷物数は常に右肩上がりである現状があるため、大手運送会社を始め、中小委託業者の買い手市場となっています。
そうした背景を逆手にとり、新しく軽貨物ドライバーとして参入しようとしている運送業界の知識がない方を利用して、条件の悪い配送エリアや高額な中抜き料金を設定して甘い蜜を吸う悪質業者が出てきているのも事実です。
本記事は、新しく軽貨物運送業へ参入しようとしている方が安心して参入できるように作成した悪質な委託業者から守るためのバイブルです。
運送業界の知識をつけることで、悪質業者との契約を回避し正当な対価を得られる委託業者と契約が結べることができると思います。
本記事では、具体的に解説しております。
正しい知識を習得し、業界の相場を正しく理解した上で委託業者選びの参考になれば幸いです。
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