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「#想像していなかった未来」


今朝、洗面所で、あることを考えていました。
「こんな未来が待っていたなんて。」


どんな未来だと思いますか?

一夜にして大金持ちになったとか
心からスキです!と言える人に出会い、良い関係が続いているとか
理想のマイホームを手に入れたとか
とっくにあきらめていた仕事がご縁があり出来るようになったとか

そいうこともいいなぁ
と思うけれど。
そうじゃなくて、、、


仲良くなったんです。
もともとお互いに好きだったと思うのです。


こんな記憶はありませんが(笑)



こんな記憶はあります。
クッキー、チーズケーキ、ロールパン、チラシ寿司などなど
いっしょに作りました(笑)


それが
いつの間にか心が通わない関係になっていました。

そう、これは親子関係のおはなし。


2016年の 春、夏、秋に 心が大きく乱れる出来事がありました。
この話は、2023年に出版した電子書籍「サヨウナラ妄想委人生」の中でも
お話しているのですが、、、

まず春
次男を幼稚園にお迎えに行った時のこと。
4歳くらいの女の子が、私を遠くから見て「怖い」と言いました。
自宅に戻り、洗面所の鏡に映った自分の顔を見ると、自分でも怖い!
と思うくらい目が死んでいました。

そして夏
あるカフェの一角でコーチングを受け「あなたには希望がない」と言われ、落ち着くためにお水を飲もうとグラスを握り、その手が
怒りで震えたことは今でも覚えています。
で、なぜ怒ったのか?

なぜなら
私は幸せだと思っていたからです。


いっしょに国家資格試験の勉強をして、同じ年に合格したお仲間さんから、電話で、ダメ出しされました。
「開業当初の情熱を感じない。他の人より仕事も出来ていない」
と遠回しに言われました。

で、悟りました。

今、きちんと自分と向き合わなければいけない、と。

もし、このとき、自分と向き合っていなければ、
親子関係は、今でも良くないままだったかもしれません。

生命保険の代理店をしている方からこんなことを聞いていました。
「亡くなる前に後悔する人は多い」と。

ですから、
『これをしなければ後悔することリスト』を作り
すぐに取り掛かれそうなことから実行していったのです。

一番最初に実行したことは、
母を温泉旅行に誘うことでした。
大人になって初めて2人で温泉につかりました。
なんとなく照れくささもありましたが
ほかに誰もいない貸し切り状態。
2人とも温泉でくつろぐことができました。

この話を始めると長くなるので、これ以上触れません。
温泉の力を借りて
心に引っかかっていた過去の話を2人でして
母との距離が短くなったということだけ言っておきます。

私が短大を卒業して働き始めて、母はこんなことを何度か口にしていました。
「旅行に連れて行って」
しかし無視し続けていました。

母の言葉を無視し続けた理由は、私がケチだったから(笑)
勿論、それだけじゃありません。
心が通い合っていない、と思っていたからです。

それが、、、
自分と自分が話し合い、
「母と仲良くなりたい!」
この気持ちに気づいたから
いままでとは違う考え方と行動をしたから。
いままでとは違う結果が生まれました。

母と姉と一緒に歌舞伎も見たり、ホテルで食事をしたり。
実家で、母の好きなケーキ(モンブラン)を一緒に食べたり。

こんな穏やかな時間が来るとは思ってもいませんでした。

母とのすれ違いの始まりは
正確にはいつからかわかりませんが、、、
あるとき、すれ違う大きなきっかけを私が作ったことは、
母と行った温泉旅行のときに知りました。

1歳半のとき、土手を走ったのです。
その当時、妊娠していた母は、言ったそうです。
「走らないで!」と
母は追いつこうと、転び、、、
一つの大切な命が消えたのです。

「あなたはいう事を聴かない。」

とよく言われ、
欲しいもの、やりたいこと、夢を真剣に語っても
反対されることがほとんどでした。

もし、母と温泉旅行に行かず、
1歳半の頃の出来事を知らなければ、一生
親子関係は冷たい関係で、人生も虚しいものだったかもしれません。

そして、心から思いました。
今更だけど、母に謝ろうと。

「走ってごめんね。」
と伝えることができました。

母も私に謝ってくれました。
3歳の頃のことです。
編み物をしている母に、「それなあに?」と静かに尋ねると、、、
鬼の形相で「うるさい!あっちに行きなさい!!」
と怒鳴られ悲しかったことを温泉で話したのです。
すると、
「まぁ~、そんなこと言ったの?!わたしが? 悪いねぇ。ごめんね~。」

その後、
心の距離が短くなること
ふたたび心が離れそうになることがありましたが

過去に絡まり、もつれていた糸のようなものがほとけ
お互いの心が軽くなっていく瞬間を感じ合っています。

面白いことに
私たち親子はお互いに認め合っています。
親子関係がギクシャクしていたことを。

あなたもそう思っていたの?
私もよ。と。

笑えますね💛

親子関係がよくなったことは、奇跡か必然か謎ですが
母との関係が良くなったことは
人生の大切な大切な宝物の一つです。

2016年のあの時
そう、自分と向き合う!と決めたあの瞬間までは
想像していなかった未来です。

よくないと感じる出来事がつづくときは
自分と向き合うとき、なのかもしれません。
そのとき
きちんと自分向き合い
どうしたいか、どうなりたいかイメージすることで
その後の人生は好転します。

読んでいただき有難うございました!

コミュニケーションのお話は、
こえラボの『かなえるラジオ』で、お伝えしています。
ご興味ございましたら、ぜひご視聴ください。



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