コブハクチョウ成長記録(6)
年末年始そして親離れへ
いよいよ冬鳥が牛久沼にもやってきた。
ここで見られる冬鳥はオナガガモやヒドリガモ、マガモなどのお馴染みのカモに、ユリカモメ、オオバン、ミコアイサなどである。
11月末、まだ幼鳥はきょうだいでまとまって行動をしている。灰羽は大半が白い毛に生え変わり、白羽と区別がつきにくくなっている。僅かに残る灰毛がかつての面影を残す。
コブハクチョウ以外にオオバンやユリカモメの姿がみえる。
12月半ば、嘴の色は薄いままだがコブが少し目立つようになる。
12月下旬、きょうだいでまとまって行動するのは変わらないので、1羽見つかればほとんど全羽がみつかる。
そして2022年
1月に入ってもきょうだいで一緒に行動することが多く、1羽みつかると近くにいることが多かった。状況は12月と変わらない。
そして2月初めに親離れ
本来なら親が全羽追い払うのでここからいなくなるのだが、追い払われてから戻ってきたと思われるものを3羽確認している。
この頃はコブハクチョウが30羽以上もこの公園におり、その群れに紛れ込めばわからなくなる。
2月6日に見たときは、3羽ともバラバラに行動しており、家族としての絆はすでになくなっていた。
2021年4月下旬に孵化した雛達の育成はこうして完了した。あとは8羽がそれぞれ生きていくだけである。
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