【過去問17年分】R7年度 筑波大学 生物学類 編入合格体験記 【神戸大情報も】
記事を読んでいただきありがとうございます。私は文学部に在籍しながら、2024年度筑波大学生命環境学群生物学類の編入試験を受け、合格することができたので、今回は私が実践した勉強法と編入予備校で入手した過去問について詳細に共有させていただきたいと思います。
・自己紹介
・試験の概要
・文系からの生物の勉強方法(使用した参考書やその進め方含む)、勉強スケジュール
・筑波大学生物学類過去問17年分(平成21年~令和7年)
・TOEICの勉強法
・面接対策
・神戸大学生物学科の受験対策
・受験当日の宿泊、移動方法(筑波と神戸両方)
について主に記述していきます。
私が一年以上の時間と15万円以上のお金を費やし、自分で勉強したり編入予備校に通って獲得した情報をできる限り詳細に全て掲載します!特に生物学類は過去問からかなりの確率で同じ用語が出題されるため(例年1~4個、平成23年だけ0個)読んでくださる方にとってかなり有用な情報を提供出来ると思います。これから生物学類の編入試験に向けて勉強される方や、生物を一から勉強される方にとって少しでも参考になれば幸いです。
記事を有料にさせていただくこともあり、できる限り内容を充実させようとした結果、文字数が約15,000字になってしまいました。関心のある部分だけでも抜粋して閲覧していただけるとありがたいです。
(神戸大学生物学科の編入試験も受けたので、神戸大に向けた勉強法や、面接当日に聞かれたこと、会場の雰囲気等も共有させていただきます。)
1 自己紹介
・出身:上智大学文学部
・受験時の学年:3年(1年の後期を休学していたため、在学期間が足りず2年生では受験できませんでした。)
・併願大学:神戸大学生物学科→二次試験で不合格
・TOEIC:810点で提出(2024年2月受験)
元々文学部に在籍していたため、大学では生物には全く触れていませんでした。そのため生物に関しては大学入学後一から独学で勉強を始めました。
2 試験の概要
筑波大学生物学類の編入試験は毎年7月に行われます。場所はキャンパス内の第二試験場です。会場にはつくば駅からバスで15-20分ほどで行けます。
筑波大学の中はかなり広く、建物も似た外見のものが多いため、迷子にならないよう注意が必要です。私はバスの停留所から試験会場の建物に入るまで20分ほど彷徨いました。
試験科目は専門科目(生物)、英語(TOEICの提出)、面接の3つです。配点は他の方のnoteを参考にさせていただくと、生物100、英語100、面接200の400点満点らしいとのことでした。TOEICは730点を満点とするらしいです。得点開示できるようになったら自分でも確認してみます。
専門科目の問題は、生物学の専門用語が10個出題されそれぞれの用語の解説を記述していくというものです。形式はシンプルですが、自分が持っている知識量に回答の質が大きく影響します。問題用紙2枚と、解答用紙としてA4より少し大きめの紙が5枚ほど渡され、1枚につき2つの用語の回答を書く形式でした。1つの用語には9行の枠が用意され、その中に回答を記述しました。字数指定は特にありませんでした。また解答用紙とは別に下書き用の紙が2枚渡されました。
面接はお昼休憩を挟んで筆記試験の後に行われます。筆記試験を受けた部屋とは別の部屋に、受験生が順々に呼び出され試験が行われました。私が受けた面接では面接官が4人おり、メインで質問をする教員が1人、少しだけ質問をする教員が3人という感じでした。時間は15分ほどだと思いますが、短く感じました。
また、TOEICについては今年から提出方法が変わり、以前は受験当日にスコアの紙を提出するという形式でしたが、現在は出願期間中に郵送しなければならなくなったため、注意が必要です。
3 文系からの生物の勉強法、勉強スケジュール
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