あると便利な植物
今年も、春は早めに来たのに、寒暖の差が大きくて、気温が落ち着かない。植物が好きというだけで、特に知識も術もない私には、野菜作りは難しい。
ジャガイモは、元気が良いけれど、トマトやピーマン、ナスには、ちょっと寒かった。ササギはやっと、芽を出した。バジルは、今日種をまいた。
母が好きで、半世紀前に植えたミョウガは、表題の写真のとおり。
ミョウガタケが出てきた。
ミョウガは、手間が掛からず、大変ありがたい。
母は、「これがあれば、ごはんのおかずに困らない」と言っていた。
香りがよく、刻むと、シャキシャキした食感がとてもいい。
小口ネギのように、冷ややっこやそうめんのお供に、最高!。
ネギのような苦みもない。
加熱は要注意。シャキシャキ命なので、味噌汁には、最後にパラパラと。
天ぷら、炒めモノも、サッとすると良い。
けれど、保存が効かない。
冷凍すると、シャキシャキがモサモサになってしまう。
しかも、伸びきると、繊維質が強固になって、葉が開く。
ミョウガタケを味わうのは、この半月位のみ。
しかし、育ちすぎて、食べられなくなったミョウガタケにも、まだ使い道がある。
ツルツルして、良い香りがする葉は、抗菌作用があるのか?子供のころ、よく団子や餅をくるんでいた。笹の葉の代わりに。
カビや乾燥を防いで、日持ちが良くなり、香りも移っておいしかった。
花ミョウガは、夏の中旬から秋にかけて採れる。
こちらは、味も香りも硬さもあるから、調理で使える用途も広く、保存も酢漬けや、そのまま冷凍もできる。
好きな人には、本当に便利な植物です。
一つ気がかりなのは、昔から「ミョウガを食べると物忘れをする」という話があること。
たぶん迷信だと思うのですが・・・
私の忘れんぼは、どうしてでしょうね。
まあ、忘れることも人生には、必要かもしれません。
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今日も、読んでいただき、ありがとうございました。