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メキシコ田舎の新築紹介と今の心境

※ヘッド画像は、「敷地内にニワトリがいる」を表した写真です。

9/10、職場のある某ベラクルス州の田舎町に到着しました。

いやー覚悟はしていたものの複雑な心境。
車で20分ほど走らせれば、天下のウォルマート様に到着するものの、
徒歩圏内にはla tienda(商店)のみ。

街の人は、だいたい毎週隣の大きな街に行くとのこと。
車運転できたらなあ。。
不便!わかってたけど。

こんな田舎町に赴任するわけですので、当然セキュリティ基準などを満たした家などなく、 今回私の赴任に合わせて家を新築してもらいました!

外観は可愛いでしょ。
ただね、やはりメキシコクオリティ
色々問題もあるわけですよ。

私の家と新生活の様子を少しずつ紹介していきます!

まずこれね、壁を作ったあとにコンクリートをくり抜いてコンセントやスイッチを作るので、まぁこうボロボロッてなるよね。
うまくくり抜けないのも分かるよ。

まあこんなもん。

あと入居時に1室の窓がまだハメられてなかった!
この部屋は使ってないから良いけど、きっと隙間だらけ。
怖くてドアを開けられない。

ちなみに金曜日の1時に窓をはめに行くねって言われ、来ず。
次の日の10時に行くねって言われて来ず。

仕事がたくさんあったみたい。
使ってない部屋だし、メキシコの田舎はこんなもんだと割り切る。

※人によると思うけど、確かにメキシコ人は働き者の印象。
この田舎町は農業と別の仕事を掛け持ちしている人が多いので、四六時中ずっと働いてる人もいる。

さて次!

入居時、トイレの便座がない。
これはメキシコでは無くもないみたいで、
実際に便座を使ってない家庭もあるみたい。

ソチミルコに行ったときに便座のないトイレを見たな〜。

次の日、ウォルマート様で便座買いました。

QOL爆上がりでやばい!
便座は絶対に必要よ。

次!

家の鍵ソッコー折れる。
これは私が悪いんだけどね、差しっぱなしの鍵を少し叩いたら簡単に割れた。

絶望したね、この時は。

で、ホームセンターに鍵を買いに行くんだけど、安くて200ペソ(2000円弱?)からあった。安すぎん?

500ペソくらいの鍵を購入。ただし未だに交換できてない(現在、鍵を壊してから3日ほど経過)

まあ家に入れるからいいけどさ?
みんな忙しいのか、仕事の合間を縫って私の家のことやってくれてるから、なかなか部屋の整備が進まない。

無料でやってくれてるだけありがたいか!

はい次!

上水を川から引っ張ってきてるから、大雨の次の日は水が濁っている。

どうやらこの田舎町では、川から水を引っ張ってきて貯水して、その後各個人の家のタンクに貯水するというシステムらしい。

メキシコ人に言わせると、
色は汚いけどきれいだよ!と。
どういう処理過程をしているかは今後調査するとして、はじめこの水を見たときは結構衝撃でした。

そして、日本のように水道管が整備されているということに感謝しました。
水が透明なのがあたりまえと思ってたよ。

いや、透明だけどね?普通。
とりあえず服がないので洗濯してみました。
洗われてる感じはする。

人間、きっと慣れるとおもう。

あとは
・ボイラー未設置なので水シャワーを浴びる
・窓とかは隙間だらけ→テープでしっかり防ぎました。

でも、中はキレイだし、
全然住めますよ!

さて、ここでせっかくなので正直な気持ちを書いてみる。

はぁ〜。今とっても日本に帰りたい。

メキシコ人は働き者だしフレンドリーだし、スペイン語教えてくれるし、彼らに不満はない。むしろありがたいと思ってる。

ただ、覚悟をしていたにしろ、いずれ慣れるにしろ、
「なんで来てしまったんだろう」
という思いが消えない。

日本で普通に働いてればよかったなあ
とか考えてしまう。
都合いいわあ…

日本にいる家族に会いたいなあ〜。
日本食食べたいなあ〜。

今はとってもセンシティブ!
みんなどうやって乗り越えてるんだろうか?  

と、ひとしきり吐き出したところで、
もう少し一人で悶々としたら吹っ切れるだろう。

もう逃げれないからね!
慣れる未来は見えてる。
楽しみ見つけて頑張ろう。

おわり!

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