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少しぎょっとするメキシコ田舎町と気持ちの持ちよう

どうも~
先日、メキシコ人の仕事のやり方について「??」となっていた私ですが、
そんな気持ちで仕事・生活をしていても、
メキシコの嫌なところばっかり目につくようになってくる


いやいやそれはいかん!せっかく脱サラして来ているのに!!

海外経験が多い、誰かのブログに書いてた。
「その国の人たちの温かさに触れられなければ、その国のことをずっと嫌いになってしまう」と。

なるほど!
確かにメキシコ人に助けられてる部分はあるし、困ったことがあればすぐに別の埋め合わせをしてくれる。
ぶっとんだメキシコ人を楽しんだり、このおかしな環境を楽しむくらいじゃないと・・

ということで、現状起きているぎょっとする出来事をまとめてみた。
一緒に楽しみましょう!★


その1:炎天下の屋外で肉を捌く


この辺り、真夏は40度近く行くんやで?ハエがすごいんじゃ

ウォルマートに行ったとき、同僚に「鶏肉を買いたい」といったところ、
「田舎の方がもっと新鮮だから、そっち行こう!」と言われ、紹介されたのがココ。

いやいや、ぬるい空気の中屋外で肉扱ってる時点で、半分腐っとるんちゃいますの?
ウォルマートの、キンキンの冷蔵庫に入れられてる肉より新鮮って、
どういうこと?

後々話を聞くと、毎朝ニワトリを屠殺しているので新鮮ということだった。
なるほど、そういう考えか!
「新鮮」の概念が、少し変わった瞬間。なるほどなぁ。

屋台の軒先には、肉が吊るして保存されている。
ちなみに市場の肉も、屋外に吊るされていることもある。

よく加熱すれば大丈夫なんだろうし、私も知らず知らずのうちにこんな環境下の肉を食べてるんだろうな~

私はぎょっとしたので、さっきの鶏肉はまだ買えてません。
冬になったら大丈夫かな…
※先日、この町で買った肉を焼いて食べて、1週間お腹壊してました

その2:窓のスキマをふさぐと湿度が急上昇する

以前の記事で、新築なんだけど窓と壁の間にはスキマばっかりと紹介したことがある。(こちら参照)

私は虫がダメなので、家の中だけ虫の侵入を食い止めたいと思い、
このスキマをぜーんぶガムテープでふさいでみた。
そして、網戸がない状態で窓は開けられず、どうにか扇風機だけでやりすごす日々。

すると…部屋の中の湿度が急上昇し、
気が付いたら冷蔵庫のマグネットにフワフワしたカビが!!!

これホコリじゃなくじゃなくて、カビなんですよ…
木製のマグネットだから、これだけにカビが生えたのだろう

いや~ぎょっとしましたわ~
確かに熱帯地域だし、家はコンクリート造りだし、湿気の逃げどころがないもんな。

このカビに加えて、閉め切っていた部屋に置いておいた服も、
案の定カビくさい。

慌てて服やマグネット類を全部洗って、使わないものや必要じゃないものは新聞紙※を詰めたスーツケースに詰め込んだ。
※新聞紙は除湿剤の代わりとして…
Amazon Mexicoで除湿剤注文予定。

毎朝起きたら、網戸がある窓を開けて換気することにしたよ。

カビ吸って暮らしてたと思うとぎょっとした~

その3:動物関連

私が市役所勤めなのもあるけど、とある日の月曜に「馬が墓場で死んでいる」と連絡があったので現場に行ってみた。

↓モザイク強めにかけてますが、一応ご注意を

死んだ馬を囲む大の大人5名

日本でも、犬や猫が車に轢かれた場合、市役所に通報が行くよね。
それと同じで、今回は「たまたま」馬だっただけ。

馬ねぇ…

とりあえず状況確認を終えたあと、持ち主に連絡して、
警察車両に乗せて運搬。

山奥で埋葬した。

この作業も、市役所職員と持ち主が手作業でやってたよ

いや~これもぎょっとしたわ~
というか、日本では自然死した大動物を見る機会がなかったから、ある意味新鮮だった。

その4:運転免許の話

メキシコでは、州ごとに運転免許制度が変わっている。
例えば首都のメキシコシティでは、
どうやら役所に届け出るだけで運転免許証をもらえるらしい。

つまり、日本のような教習所や試験の制度はなし。

メキシコシティで車に乗ったことがある人ならわかるかもしれないけど、
運転がまぁーーーーー粗い。ウィンカー点けずに曲がるし、割り込むし、ぶつかりそうになることも多々。

一方でケレタロ州では、どうやら運転免許のための試験があるらしい。
比較的安全で安心な地域では、やっぱりこうなのかな。

さて、私の住んでいる田舎町があるベラクルス州は、
メキシコシティ同様、届け出だけで免許がもらえるシステム。
さらに、地方都市に行けばいくほど、無免許運転もザラだとか。
※私も同僚から「運転する?」と聞かれた。
無免許云々ではなく、そもそもメキシコで運転できる自信がない!

そのくせ、メキシコの信号システムは結構複雑。
交通渋滞もしょっちゅう。交通事故も多々。

あー怖っ。轢かれないようにしよ。

おまけ:シャワー関連の話

これまでの記事でも、家の設備トラブルの話はよくしていたけど、
結局未だに、ボイラーの電源を毎回手動で入れないとお湯が出ない。

なので、夜シャワーを浴びる前にこのほっそい階段を登るのが日課。

家の真裏にあるボイラー
これがボイラー
温度設定もアナログなので、手探りでやってる

手動モードにしたらポンプは動くんだけど、自動モードにしたら止まるので、多分ポンプの不具合かな?

直してもらうことはできるけど、みんな仕事の合間にこの作業をやるだろうから、きっとボイラーが数日使えなくなると予想。
自分で物品を買ったりするのも、いかんせん足がない等の問題があって一苦労。

だったらしばらくは手動でいいや!温かいシャワーを浴びれるだけマシだ。

ちなみに、メキシコ人は朝髪の毛が濡れている状態で出社してくる。
ドライヤーを使う習慣がなく、夜髪を洗って、寝るとき枕が濡れてしまうの嫌がなんだって。
夜は髪以外を洗うとか。

メキシコ人、みんな髪が長いから昼くらいまで髪の毛湿ってる。
ドライヤー、こっちでもそんなに高価じゃないのになぁ。

これも不思議な異文化体験。

おまけ②:メキシコ生活でラッキーなこと

セレブの間で一時話題となったチアシード、これはメキシコをはじめとした中南米原産のことが多い。
なので、メキシコでは日本と比べられないくらい安く買えることを発見!

ウォルマートで購入。この量で500~600円くらいだったかな

これまでスーパーフードと無縁の生活だったから、
どうやって食べるのかわからん!

とりあえず無糖ヨーグルトにいれて、一晩放置。

フルーツにこれをかけて食べるんだ!
日本に帰るころには、今より美しくなっていることを期待して。

こんな感じで、
日本でできないこと、やりにくいことを楽しむメンタルを付けたい。
泣いても笑っても2年しかないのでね!

おわり!

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