無職THEニート記憶に残る過去の恋⑤
皆様、お疲れ様です無職THEニートです!
今回も大好評シリーズ綴ります!(大して人気でもないんだけど)
Rちゃんと連絡が取れなくなって3か月
その当時の私は荒んでいた…
自称硬派気取りで有名だったが、この失恋を機に
色んな友達に「女の子紹介して」というのが口癖になっていた
そんな紹介なんて何人も紹介してもらえると思っていなかったが
なんと、私は7、8人紹介されるという奇跡…
そして私は紹介された女の子全員と毎日遊んでいた(大人な関係はありません)
毎日、誰かとご飯食べたり、カラオケ行ったりと自分が嫌いなチャラチャラした感じになっていった…
中には、告白してくれるような有難い女の子もいたりして、申し訳ない気持ちなることもあった…
「俺は何してんだろ…」
Rちゃんを忘れたいからってこんなことしてていいのかと思い、女の子との関係を徐々に減らしていった
好意を持ってくれる人にはちゃんと説明して、時にはキレられることもあったが、それも自分のしたことだから仕方ない…
高校三年生になる少し前に
そんなこんなで最後の一人、Aちゃんと話した時の事だった
T「実はこういうことがあって…」
Aちゃん「そうだったんだ~それは辛かったしょ…私が全て受け止めるから全部話して」
T「えっ!?嫌じゃないの?」
A「嫌じゃないよ!辛いなら話したら少しは楽になるよ!」
T「ありがとう…」
私は、Aちゃんに洗いざらい全て話した
その時、私は救われた気がした
Aちゃんは太陽のような人だと思った
気付けばAちゃんとよく会うようになってた
私は自然と彼女に惹かれていった
高校三年生の春、私はAちゃんと付き合うことにした
Aちゃんとの日々は私の辛かった記憶を少しずつ忘れさせてくれていたと思う
春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が過ぎ冬に入った頃
12月のとある夜
私は家で自分の部屋でくつろいでいた時一通のメールが届いた
知らないアドレスで空メールだった
数分後、もう一通メールが届いた…
「久しぶり、Rだけど覚えてる?」
私は驚いた
本当に驚いた
来るはずのない人から連絡が来たから
T「久しぶり!覚えてるよ!Rちゃん元気にしてた?」
Rちゃん「元気だよ!進路とか決まった?」
T「俺は決まったよ!指定校推薦で○○大学の法学部!Rちゃんは?」
R「私は、一般受験で○○国立と○○大学受けるよ!今追い込み中だよ」
T「そうなんだ、今が一番大変な時期だね!相変わらず頑張ってるんだね」
R「うん、頑張ってるよ!そういえばTくん彼女とかできた?」
私はドキっとした…
T「えっ!急にどうしたの?」
Rちゃん「いや、何でもない…」
Rちゃん「あの時の約束覚えてる?」
T「覚えてるよ!なしたの急に?」
そこからまた彼女からのメールは途絶えてしまった…
私は正直に彼女ができたとRちゃんに言えなかった…
心のどこかではまだRちゃんに未練があったのかもしれない…
そしてRちゃんはあの日の約束を覚えていた…
その時、Aちゃん(付き合っている彼女)とRちゃん二人を裏切った気持ちになった…
俺は最低な男だ…
誰一人幸せにしてない…
どんな理由であれ、俺はRちゃんを待てなかった
さらに、自分の辛さを包み込んでくれる優しい女性にも甘えてしまった
本当に最低だ…
それからも私は、Aちゃん付き合いは続いたが、私が大学三年になる頃
Aちゃんとは別れてしまった…
Aちゃんは短大で社会人になり、私は学生…そんなずれから私たちは別れることになった…
ちなみにAちゃんは数年後良い人と出逢い結婚したらしい!
Aちゃんなら当然の結果だと思うし、私は今でもAちゃんの幸せを祈っている
話は戻るが、その頃、久しぶりに中学時代仲が良かった女子のMと飲んだ
Mは、Rちゃんと同じ高校に進学してて、Rちゃんと私の関係が終わっていたので、MにRちゃんとのことを話した
T「実は、M知ってるかわからんけど、Rちゃんって知ってる?」
M「えっ!?Rちゃん同じクラスだったよ!」
T「はぁ~!?マジで言ってんの!?」
かくかくしかじか…
M「なんでその当時に言わないの!言ってくれれば、色々フォローしたのに!!」
M「それと、高二の学祭でRちゃんトイレに携帯落として携帯壊れてたよ!それは間違いない!だってうち同じクラスで話聞いてたから」
T「でもそれなら、Fにまた連絡先聞くとか出来たんじゃないの?」
M「Fは今は知らないけど、当時女の子に結構気持ち悪い事ばっかりしてて女子に避けられてたから、Rちゃんもさすがに警戒してたんじゃないかな」
ちなみに高三の12月の連絡は、Fから聞いてたらしい…
M「あと、学祭の頃からRちゃん休み時間も勉強してて、勉強の鬼みたいになってたよ!」
T「そうなんだ!てっきり学祭マジックで彼氏できたと思ってたわ…」
M「全然!うちが知る限り、同じ高校で彼氏はできてないよ!てか、高嶺の花過ぎて誰も行けなかった感じだわ」
T「確かに、顔面偏差値なら芸能人でもおかしくないもんな」
M「むしろ、TがRちゃんと繋がりあることがビックリだし、RちゃんTのこと好きだったと思うよ!当時Rちゃん好きな人いるって言ってたから」
T「そうか…そうだったんだ…」
余計に自分が情けなくなった…
T「Rちゃん○○国立受かったの?」
M「元々は○○国立行こうとしてたけど、法律系に強い○○大学の法学部行ったよ!」
T「やっぱりRちゃん凄いなぁ~!どんどん夢に近づいてるな」
それに比べ俺は…何やってんだろ…同じ法学部でも雲泥の差だな…と心の中で考えているとMが
M「今でも時々Rちゃんと連絡取ることあるけど、Tに連絡先教えようか?」
T「えっ!」
私は悩んだ…今さら何があるわけでもないし、連絡先を聞いても彼女の邪魔になるんじゃないかと…
でも、もう一度だけでいいから「彼女に会いたい!!!」その気持ちが強かった!
T「Mの迷惑にならないなら教えてほしい!でも、Rちゃんに確認してからにして!教えたくないかもしれないしさ」
M「わかったよ!きっと大丈夫だから!Tほど誠実な男はいないし、Rちゃんも喜ぶと思うよ!」
T「ありがとう!Mに話して良かったわ!本当にありがとう(T_T)」
M「何言ってんの!うちもTには色々お世話になってんだから!少しは恩返ししないと!そしたら、連絡取れ次第Tに連絡するから!」
T「すまんけど、よろしく頼むわ」
そんな感じでMとの飲み会は終わった
数日後、Mから一通のメールが届いた
M「Rちゃんに連絡したら、是非とも教えて!との事です!アドレス教えるからTから連絡してあげて!Tリベンジ頑張るんだよ!」
T「Mありがとな!今度飲む時はおごるわ!なんかあれば相談する!」
M「もちろん!何でも言って!健闘を祈る!!」
そんなこんなでまたRちゃんと繋がることができた
今回はこのへんで失礼します!
いつも読んで頂きありがとうございます!
もう残りも、あと3話くらいで終わると思います!
こんな駄文で申し訳ないですが、何か読者の方に伝わればと思います!
次回、「無職THEニート記憶に残る過去の恋⑥~夏休みRちゃん帰省」乞うご期待!
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