失敗体験で深まる連動モジュールの真価
人生とは、
双極性の波を漂うように
ときに歓喜しながら
ときに絶望しつつ
その波の高低差に一喜一憂し
ただ今を受け入れること
子供が生まれようが
病気で寝たきりになろうが
YouTubeのチャンネル登録が2万人越えようが
息子とサッカーして骨折しようが
それはただ人生という振り子が
極性の端に振り切って
加速度を失い
空間的定位に自分をピン留めしただけのことで
そこから生まれる一喜一憂など
意識という、「事象」に対する後付けの文脈でしかない
つまりは人生は「退屈」なんだ
こんな割り切り方をしていると
時折やってくる
自分以外の人間が作り出す歓喜に絆され
訳もわからないままペンを走らせられる
そんな文章を今日は書こうと思う
ここまで読み進めてくれた皆さんは素晴らしい
昨日、戸谷くんがやってきて
一緒にライブ配信をとったわけですが
ひと足早くゲンテンに到着していた湯田さんが
トイレを占有していたので
「ちょっと漏れそうです!!! あぁぁぁぁ!!!!」
とジタバタしながら
なにか嬉しそうにしている戸谷くんを見て
「あぁ、戸谷くんは
膀胱がパンパンになって
臨界点を超える直前の緊張感が
この上なく好きなんだろうなぁ」と思い
彼が50年後に迎えるであろう前立腺肥大症は
四六時中その緊張感を味わえるのだから
戸谷くんにとっての老後は
快感の連続で
昇天するようにように
天寿を全うするんだろうと
遠くを眺める僕
何も知らない湯田さんと入れ替わるように
トイレに飛び込み
恍惚の顔で戻ってきた彼は
後光を纏いながら
「やばいです、ゲンテンメソッドの通りでした!
モジュールから外すと痛くて、
モジュールに入れると痛くないんです!」
と興奮気味に熱弁を奮い始めた
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