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「ピーターラビット」の作者ビアトリクスポターについて知られざる5つのトリビア

 こちらの記事ではつい先日まで世田谷美術館で開催されてました「出版120周年 ピーターラビット(TM)展」に関連してピーターラビットの作者ビアトリクスポターさんについてのトリビアをご紹介いたします。



 ちなみに印象としてはビアトリクスポターさんは気難しい人物だったようでしてそんな気難しいエピソードに関してもこの先に機会がありましたら色々ご紹介したいと思います。

 どうしても「芸術家=変人」というイメージがありましてご多分に漏れずビアトリクスポターもそのような印象ですwww。

 失礼ながら芸術家はロリコンなどを含めた「変態型」、生活の破綻した「ホームレス型」、切れやすい「激情型」の3パターンが多いような気がします(--;。


 

 「ピーターラビット」の作者ビアトリクスポターについて知られざる5つのトリビア その1:正規の教育を受けていない。

 1866年生まれ。
 裕福な家庭に生まれたビアトリクスポター。

 学校には行かず、家庭教師により教育を受けました。
 
 それは当時の上流階級では割とよくあったことのようでして、今の時代だと正規の教育を受けていないと言うとヤンチャしてた人みたいに思われますが、一昔前だとそれが逆に上流階級の一種のステータスだったのかもしれません(^^;。

 
 ちなみにポターさんは科学者になりたかったようなのですが、当時の社会情勢的に女性が科学者になるというのは難しかったようです(T-T。




 「ピーターラビット」の作者ビアトリクスポターについて知られざる5つのトリビア その2:ピーターラビットはポターさんの家庭教師をされていたアニー・ムーアという人物の病気の子供を元気づけるために制作された。

 ポターさんの家庭教師をされていたアニー・ムーアという人物がいまして、そちらの方の子供が病気になってしまったことで励ます目的でピーターラビットは制作されました。

 元々は出版物として制作されたのではなかったそうなのです。

 ちなみにピーターラビットは最初は自費出版だったそうでしてシャーロックホームズの作者コナンドイルも購入していました。

 
 ビアトリクスポターが絵本作家として活動されていた期間はそんなには長くないのですが、生涯通してピーターラビットと他22ほどの絵本を制作されました^^。



 「ピーターラビット」の作者ビアトリクスポターについて知られざる5つのトリビア その3:2回の結婚を2回とも両親に反対される。

 ポターさんの若い頃に出版社の創業者の息子と結婚を考えるようになるものの、お相手の身分が低いことを理由に両親に結婚を反対されます。

 それでも両親の反対を押し切って婚約するも、婚約者の男性はほどなくして白血病で亡くなってしまいました(T-T。


 1913年にポターさんが47歳の時に2回目の結婚をします。


 お相手は当時の担当弁護士ウィリアムヒーリスという人物です。

 弁護士という職業が身分低いとしてやはりこの時も両親に反対されたそうでして・・。

 仕事をしている=身分が低いみたいな風潮が当時のイギリスではあったという話を聞いたことがありますが、そこそこの年齢になっても両親に色々口出しされるってなんかイヤですよね(--;。


 余談ですが、ビアトリクスポターは父親との仲は良好だったそうなのですが、母親とは犬猿の仲だったそう。



 「ピーターラビット」の作者ビアトリクスポターについて知られざる5つのトリビア その4:ポターさんは不動産王

  ポターさんは最終的には周辺エリアの14もの農場を所有していたそうでしてまさに不動産王だったのです。

 
 農家の運営をしていて事前保護活動家、羊飼いとしても実績あり。品評会での優勝経験もあったりとかなり多彩なお方ですね^^。



 「ピーターラビット」の作者ビアトリクスポターについて知られざる5つのトリビア その5:ヒルトップに実際住んでなかった

 ヒルトップって何?って思われるかもしれませんが、ビアトリクスポターが晩年を過ごした家のことをヒルトップと呼んでいて今では観光地のようになっています。

 そのヒルトップはビアトリクスポターが晩年を過ごした家ということになっているはずなのにヒルトップには実際住んではいなかったようでして^^;。

 それではヒルトップとは何か?ということになりますが、ビアトリクスポターの制作スタジオとして使われていたそうです。


 余談ですが、実際にヒルトップに言った人の話ですと入場料は10ポンドほどで前売り券などはないみたいです。

 夏になると観光客でごった返すのでそれ以外の時期に訪れることをお勧めします。

 あと駐車場狭いみたいです^^;。


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