日本の農村の今を、100年後に伝えるため、hitokoto Radioが始まる!
気付いたら、あと2ヶ月で2024年後が過ぎてしまいます。
30歳を過ぎ、自分目線の時間の流れはあまり早くないような気がしますが、甥っ子や友達の赤ちゃんの成長を見ると、時間の早さを感じます。目線が変わると、見え方が変わるのは面白いですね。
さて、前回の記事から数ヶ月が経ち、様々な動きが増えました。
少し振り返ろうと思います。
日本で最も美しい村連合の繋がりで、10月に長野県の中川村と大鹿村に視察に行ってきました。
・生産者さんに会う
・宿運営者さんに会う
・日本の農村で暮らす人と直接話す
などの目的で、2つの村を訪れました。
今回は1人旅ではなく、想いや情熱を共有する仲間達と一緒にお伺いしました。1人で体感するものとは違う、色々なアイデアや意見が聞けるには楽しいですね。
・家族で営むりんご農家
・オーベルジュのレストラン
・150年の歴史を感じる古民家宿
・かんてんぱぱさんが復興した酒蔵
・ログハウスのレストラン
・伝統を受け継ぐ、若い歌舞伎役者
・山からお塩を精製する秘湯のお宿
・1500mの絶景を味わえるレストラン
・各地域の行政
などなど…
3日間の視察で40人以上の方々お会いし、その場の空気を感じながらお話をしました。
自分が住んでいるところから結構近い位置にある、中川村と大鹿村。気になっていたものの、なかなかきっかけがなく、行けていませんでした。
結論、本当に行って良かった!
噂や写真、誰かの目線ではなく、自分の体で感じるその場の食や空気感、そこで暮らす人々の生き方触れることができ、また1つ成長できた気がします。
人が減っていき、お祭りや行事が昔のようにできなくなったり、ビジネス的にも厳しかったり…
それでも現地にはその場の特徴や特性を活かしながら、熱い想いを持って生きている方々が沢山いました。泊まらせて頂いた、中川村の古民家七代さん。オーナーの永子さんが村のプレイヤーの方々集めて下さって、鍋パーティーをしました。
同じご飯を食べながら、今後の農村での暮らし方や生き方、可能性などを語り合いました。
こういう時間が楽しいんですよね。
・自然に囲まれて暮らす幸福感
・四季を感じる暮らし
・農村が持つ価値や可能性
これからをどうにか伝えていきたい!と思うようになりました。
色々と考えた結果、ポッドキャストを始めようと思い立ち、一緒に研修に行った仲間達に投げかけてみました。
結果、大いに賛成してくれました!
「ヒト」と「コト」を伝える。
ヒトコトラジオを始めます。
↓↓↓
hitokoto Radio - 人の物語を語る時間。
人口1万人以下の農村で暮らす3人が、地域の魅力を掘り下げながら、日本の未来を考えるポッドキャスト。生き方や暮らし方、伝統や歴史を学び、受け継ぎ、次の世代へと伝えていくことを目指します。
▼番組ハッシュタグ: #hitokoto
▼番組への感想やMCへのメッセージは以下までお寄せください:
▼服部大地(はっとり だいち)
1992年生まれ、北海道鶴居村出身。北海道鶴居村「丘の上のオーベルジュ Heart’n Tree(ハートンツリー)」のシェフであり、日本屈指の豪華列車「The Royal Express」道東エリアの最年少シェフとしても活躍。地元北海道の食材と向き合い、その魅力を最大限に引き出す料理を得意とする。2023年には、日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35」でブロンズエッグを獲得。現在は“食材ハンター”や“ノマドシェフ”としても活動中。店舗にとらわれず、各地でポップアップレストランを開催し、地域の魅力を発信している。
▼内田 将大
(株式会社ムラシゴト 代表取締役、長野県原村地域おこし協力隊)
1990年生まれ、東京都出身。一級建築士・宅建士。株式会社竹中工務店で約7年間、都市開発案件を担当した後、地域づくりのキャリアに進むため地域おこし協力隊となり2022年から長野県原村に移住。「日本で最も美しい村」連合専任の担当者として、世界へのPR、他自治体・企業の連携強化などに取り組む。2024年にはムラシゴトを起業し、裂織(さきおり)をはじめとする地域資源を活用したアップサイクルビジネスの創出を日々行なっている。
▼長屋詠一郎
(フォトグラファー、ビデオグラファー、長野県木曽町地域おこし協力隊)
1993年生まれ、岐阜県関市板取出身。高校では音楽を学び、木好きがこうじて銘木市場に就職。20代前半はニュージーランドとオーストラリアで暮らす。日本に帰国し西表島でガイドを経験した後にイギリスへ。海外生活6年後、日本のことがもっと知りたいと思い、長野県木曽町に地域おこし協力隊として移住。まちづくりに関わりながら、高校での講師、コワーキングスペース「ふらっと木曽」の運営メンバーも担当。現在は、木曽谷の手仕事と日本で最も美しい村連合の繋がりを活かした一頭貸しの宿「玄草」を準備中。2025年4月オープン予定。
こんなバックグラウンドが違う、でも想いは同じの3人で、hitokoto Radioを進めていきます。
次回の記事では、玄草の進み具合や様子について書きたいと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。