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道を歩けば、新しい出会いと蜂蜜。

冬らしくない冬を迎えている、長野県の木曽谷。
山の上だけ白くなって、人が暮らしている場所にはほとんど雪がなくて、もう春が来るのかな?と思ってしまうような陽気です。

先日、素敵な出会いがあったので、そのご縁について書いていこうと思います。

出会いはいきなり。

時間は夕方。太陽はオレンジ色に変わっていく寸前、僕は中山道沿いを歩いながら、ふらふらと写真を撮っていました。

山に隠れる寸前の太陽が美しい。

綺麗だな、と太陽と山を撮ったり、その辺の草木を撮ったりしていました。すると、何だか見慣れない箱が置いてある…。

「なんだろうこれ?」

と思って近づくと、蜂の住んでいる箱、蜂蜜大好きっ子の僕は、気になって、気になって仕方ありませんでした。これだけ気になっていると、なんか変な力が働いたのか、おじいさんが通りかかって、話しかけてくれました。

面白いことに、なんと、そのおじいさんが育てている蜂でした。どうやら日本蜜蜂を育てているとのことで、色々と教えて下さいました。

こんなこともあるんだな…と思いながら話していると、もっと詳しく見せてくるとのことで、庭先までご案内して頂き、育て方やどのように箱を作っているのかを見せてくれました。

養蜂している方と直接お話する機会は珍しく、好奇心旺盛な僕は、たくさん質問をすると、おじいさんも喜んでくれて、

「ちょっと、待っていて!」

と家の中へ。

数分すると、袋に蜂蜜が入った瓶が!

偶然大好きっ子の僕は、さらに質問をし続けると、なんと貴重な蜜蝋までプレゼントしてくれました。

自分が行っていることなどをお話すると、応援してくれて、また遊びにきておくれとまで言ってくれました。

素敵なご縁はいつ訪れるか分からないし、いつでも出会えるように、一生懸命自分のできることをやっていきたいと思いました。

帰って舐めた蜂蜜は、おじいさんのように優しい味でした。

そんな素敵な出会いのお話。


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