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マレーシア・プトラジャヤを観光【食】

マレーシアというと何が思い浮かぶでしょうか?

割とよくわからないという人も多いのではないかと思います。実際マレーシアという国自体が移民国家であり日本のような確固たる文化があるわけではありません。


マレーシアに何がある?

タイやインドネシア、ベトナムのほうがまだ「らしさ」があります。

とはいっても、マレーシアにも「らしさ」というべきか、注目すべきポイントがあります。それが食です。

某芸能人の発言によるとマレーシアは温暖で多文化社会なのは素晴らしいが、なにより世界中の料理が食べられることが凄い、と述べていました。

確かにそれはそうかもしれません。

その一方でマレーシアにはこれといった観光地がないのも事実で、モスクか大仏、あとは近代建築くらいしかないのです。そんなの日本にもあるじゃん、と思うのですが、私的にはそこまで観光という視点では魅力に映りませんでした。

実際、なんだか私自身が旅や観光にそこまで魅力を感じていないのもあるのかもしれません。そんなことよりご飯を食べているときのほうが明らかに幸福感が高いのです。

だからかもしれませんが、日中はほとんど出歩かず決まった店で決まった飯を食べています。これで十二分に幸せだと感じているのです。しかしそれでいいのか?とも思うときがあります。

マレーシアといえば「料理」が有名

多くの人が海外に行きたい理由として何かしら上げるかもしれませんが、それは国によって違うということです。マレーシアだったら食ですが、私はほかの国に行ったことがないのでそこまでわかりません。タイだったら、何なのでしょうか?ベトナムなら…

これも経験によってわかるかもしれませんが、正直マレーシアだったら食だな、というのはいくらか過ごしたからわかることなのかもしれません。おそらく、最初にここにきたほとんどの人はとりあえず「観光」といってKLとかに行くと思うのですが、行くべきは観光地ではなく料理屋です。これこそが最もマレーシアを堪能する方法といっても過言ではないでしょう。

これがもしここではなく別の場所だったらどう考えるのか、それもまたその地に降り立ってみないとわからないと思います。

プトラジャヤは住むには最適だが…

現在私はプトラジャヤという場所に近いところに住んでいますが、ここに住むのは最適だと思います。家賃は安いうえにKLのような喧噪さがないし、ご飯は普通に美味しい。近くには湖がありレイクサイドジョギングコースが延々と伸びている。

こんな感じで、とりあえず南国で海外生活をエンジョイしたいだけなら事足りる設備はあるでしょう。しかし、住むには最適というだけで他にいろいろな問題があるとは思っています。

それはまずプトラジャヤセントラル駅とシティとのつながりが弱いということです。隣のサイバージャヤに行くにはGrabを使わなければならず、というのもサイバージャヤとプトラジャヤは「線路」と「高速道路」によって分断されており、高速の西側がサイバージャヤ、東側がプトラジャヤとなっています。

そして、大体の居住エリアがあるサイバージャヤやさらに東のエリアに行くには歩いていくことが不可能な作り(道路や湖で分断)になっているため、インフラが弱いということが挙げられます。

また、食事処に関してもほとんどがモールなどに詰め込まれているため、KLのようなカオス感がありません。非常にわかりやすいのは良いですが、整備されているためか選択肢もそこまで多くなくなります。

近くにはいろいろといいところはある

とはいえ、プトラジャヤの近くにも面白い場所はたくさんあります。例を挙げるなら最もKLから近いビーチとして知られるポートディクソンやプトラジャヤとKLとの間にあるプチョン、KLIAの南に位置するスレンバンなどはプチ観光地としても面白い場所ではあります。

しかし、どこに行くにもGrabが圧倒的に便利なのはいいのですが、一方で公共交通機関がどうにもわかりにくいのとインフラが中途半端なのもあって、日本ほどディープな旅をするとかなり疲弊します。

例に挙げれば、バスに乗ろうとしたけどカードが必要だったり、そのカードを買いに行こうとしたら別の駅に移動しろなんて言われて、最終的にバスに乗るためによくわからない駅にカードを買いに行く羽目になったり、ということがあります。

だからこそ「食」という選択肢に逃げてしまうわけですが、せっかくマレーシアに来たなら、と思うとその気持ちをぐっとこらえて足を飯屋から観光地へシフトチェンジしなければならないのです。

トイレには期待しないように旅をする

ここで、注意したいところがマレーシアは公共トイレというものがあまり充実していないため旅先でバクバクと色々食べてしまうのはお勧めできません。なぜなら、それで腹を壊してしまったとしてもトイレが全然ない!ということになるからです。確かに「マクドナルド」や「スターバックス」にはトイレがありますが、たまに「トイレットペーパーが切れている」ことがあります。

そのため、旅をする、どこか行くなら食べ物はできるだけ食べないで行動するほうがいいでしょう。おそらくそうしたほうが、始末がよい旅行となるはずです。

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