Stable Diffusion、それはイラスト界に大打撃を加えた張本人として認識されています。いわゆるAI絵師や著作権問題など今となっては当然となりましたが、そのような波乱を生みだしてきました。しかし、長期的に見ればChatGPTのほうが衝撃的かもしれません。
テクノロジーハイプサイクルによると、AIやブロックチェーンはすでに啓蒙時代に突入していると言われています。啓蒙期というのは、テクノロジーの初期に大きな期待をかけられ、幻滅し、その後の段階のことを指しています。この記事では主にAIについて取り上げますが、すでにAIに関してはどのように立ち会えばいいのかわかってきたところもあります。
選ぶ時代へ
AIによる大量文章生成、そして大量画像生成が普遍的なものになると、それらとどのように付き合っていくのかというのは非常に悩ましいところになります。
例えば以下のような文を書いて、と頼んだとします。
これへのGPTの返しは以下のようになります。
これをみるに、なかなか面白いストーリーではあると思います。これ以外にもすでに世に存在しない独自のプログラミングコードをAIに作らせたり、ありもしないストーリーを大量に作成したりというプロジェクトが多く存在するとのことです。
もはや、何か文章を書く、というのは副次的な作業になり、書き手も読み手ももっぱら何がいいのかを選んでいく時代になると予測できます。