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ブロックチェーンの究極体「自分自身が秘密鍵」
最近は「The Coming Wave」を相変わらずと読んでいますが、将来的なブロックチェーンは「量子コンピュータ」が脅威となり、すべての暗号は無意味になるとされています。
今の暗号技術が無意味になる可能性は割とあると思いました。だからこそクリプトユーザーはテクノロジーの話題に敏感にならなければだめなわけですが、個人的にこの本でいわれている「バイオテクノロジー」の変化が面白いと思いました。
近いうちに、今のビット技術は「アトム」と「ゲノム」の領域に浸透し、最終的には融合すると思いました。
そして、今の「インターフェース上の見るだけしかできないブロックチェーン」から、より物質的な体に埋め込まれる形の「DNA、生体組織の一部としてのブロックチェーン」になる可能性がある、それも今後来るであろう量子技術と融合し「量子生体ブロックチェーン」という感じで、人の細胞かどこかの生体組織がそのまま秘密鍵になる時代が来るんじゃないかと思いました。
しかもその暗号は「量子コンピュータレベルで裏付けられたもの」であり、超強力になることは間違いなさそうです。
結構意味不明なことを言いますが、この世の中の最小単位は「プランクスケール」といわれています。量子暗号がさらに飛躍して、このプランク長さレベルにまでその暗号強度を深化させることができれば、理論上この宇宙上にそのブロックチェーン暗号を解読できる物理的な事象が存在できなくなり、完全なる強固な暗号となるのではないでしょうか。
そうすると、問題となるのはGOXでしょう。今のビットコインはGOXしても、「量子コンピュータが爆速で計算するようになればそこからサルベージできる」みたいな、今の暗号技術はまだ不完全だから理論があるのでサルベージも言及されますが、もし、この世のすべての解読術を使っても解けない暗号が生まれた場合、そこでGOXするというのは一種「ブラックホールに落とした落とし物」のような感覚になるでしょう。
そういったレベルのセキュリティを自分の体に埋め込む時代が来る、そんな可能性を垣間見ています。