BF2042に似ているゲーム
Clownfieldというゲームは、間違いなくBFの失態をあざ笑っていることだろう。
2021年の大みそか、バトルフィールドに似た、そしてバトルフィールドを大いに馬鹿にしたようなゲームが、100円で発売された。名前もClownfield。これはバトルフィールドの新作である「BF2042」を知っているとわかるもので、知らないと何のことだか意味が分からないものかもしれない。
中身はなんだかベータすらも終わっていないようなゲームであり、しかし何となく満足して遊べるロークオリティな設計となっている。正直BFの新作よりも面白そうだったものの、人口が0人であり遊べなかった。
人口0人問題に関してはフレンドが多かったり、イベントとしてFPS、ないしはバトルフィールドライクなゲームを探している場合、ちょうどいいタイトルになるだろうと思う。このゲームはまさにそういった層に対してアプローチをかけるべきだとも思った。なんせ本家の10分の一以下で買えてしまうのだから。
バトルフィールドの新作は完全に「いつものバトルフィールド」になっているが、なぜなのか。このゲームは毎回最初にプレイヤーを大幅に落胆させることがうますぎる。いや、プレイヤーが過去の栄光にすがっているだけなのかもしれないが、どちらにせよなぜここまで不評が増えるのか謎である。
実際DICEは昔のBF4のような成功例に踊らされているところはあり、そしてなぜそれが成功したのかわかっていない、と大手ゲーム実況者にも指摘されている。前作であるBFVに関しても女性兵士を入れるか入れないか問題とかでかなり悪評を伸ばしたり、なんだかんだのアップデートで評価は戻ってきたものの、バトルフィールドのブランドはもはや虫の息でもある。そんな中で、二次大戦のような過去の事実から一気に近未来へと舵を切り、BF4の再来をさらに色濃くさせ、プレイヤーはあろうことかビッグな期待を新作に寄せてしまった。
それが原因なのかは不明だがマップの移りが悪いとか、スコアボードが見れないとかの問題も重なり、購入したプレイヤーはベータこそ満足したもののリリース版を見るや否や、完全に冷めた反応しかしない結果となった。
結局バトルフィールドは、Apexにすべて持っていかれたと解釈するほかなく、そのApexも現在web3となり業界を一変させそうな大波にどう対処するのか不明であったり、今後の情勢から目を離せない。