【インド映画】トリウッドとは何か?
インド映画といえばボリウッドという言葉がありますが、ボリウッドはボンベイのハリウッドという意味らしく、ボンベイとは、いまのムンバイを指します。それに対して、トリウッドはタミルのハリウッドということで、南インドがトリウッド、北インドがボリウッドという認識があります。
〇〇ウッドは何個あるのか
ことインドに関しては、北と南でいろいろと考えが違うということが多く、日本でいう関東関西のような意味合いがそこにはあります。以下のように、インドには地理ごとに様々な映画産業が乱立しており、ほかにも言語圏ごとにも映画産業を区分けする言い習わしもあるようです。いまでは、映画というソフトパワーはアメリカだけのものではなくなりつつあるようで、今後の「文化」の中心地がインドになる可能性は高いです。
RRRはトリウッド?
トリウッドの特徴は男性が多いということですが、テランガーナ州を中心とする映画産業で、かのRRRもこのトリウッドに属するといわれています。テランガーナ州はインドの中央部に位置し、最も知られている街はハイデラバードです。
そんな「テランガーナ、Telugu映画」であるトリウッドですが、RRRのほかにはどのような作品があるのでしょうか。
トリウッド映画
ここではトリウッドを紹介していますが、上述の通り、インドには一つの都市圏に1つのハリウッドがあるレベルで映画産業が盛り上がっており、自分好みの推しウッドがあるといっても過言ではありません。
映画は関係ないけど…
こちらは映画とは関係ありませんが、インドの音楽事情についてももはやYoutube音楽ランキングチャートの上位を独占するようになってきており、実はインド音楽時代が到来中といえます。
この記事を出した時点でYoutube Music Global Top Chartのランキング1位に位置しているのは、下記のHeeriyeという曲です。
こちらのArijit Singh氏というアーティストは非常に注目されており、ほかにもChaleyaなどの楽曲も多く再生されています。
テクロジック・インディアの放つ、最高峰の映画を目撃せよ
インド各地にハリウッド級の映画産業がいくつもあり、すでにYoutubeの音楽チャートランキング上位にはいくつものインド音楽がランクインしている…この状況を考えれば、インドが映画業界の最も興隆している地域にあることは明白といえるでしょう。
日本ではかすかにしか聞くことのないインド映画の話題ですが、それは「今までのインド」という響きでは「伝統的」なもので、あまり興味がわかないかもしれません。いや、湧かなかったの間違いでしょう。インドは猛烈な勢いでデジタル社会化が進んでおり、この急進化するテクノロジーと、インド文化の融合が、今でいう「デジタルインディア」の姿を世界中に映し出す日が迫っているのかもしれません。
K-POPは、デジタルテクノロジーを利用して世界的な文化圏を想像しましたが、インドが仕掛けるテクノロジックハイプは何になるのか、映画という窓からのぞくことができるのはすごいことです。