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セルフライナーノーツ”Dig Your Own Grave”編
どうもお久しぶりです。GEN SUNAMIです。
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リリースや企画も大成功で収まり、色々だいぶ落ち着いてきたところで今回5年ぶりのリリースとなった音源”SET THE FIRE TO THE SUN”についてセルフライナーノーツを書いてみようと思った所存です。
まだ未チェックの人もそうじゃない人も一旦以下より是非⬇️
Spotify :
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まずは音源の最初を飾る一曲目”Dig Your Own Grave”から紹介していきますよ🫵🏻
まずはどういう趣旨の曲なのかっていうのをマインド的なところと楽曲的な所併せて喋っていきます
まずマインド的なところは先に歌詞を読んでもらえたらわかりやすいと思うので、載せておきます⬇️⬇️
Dig Your Own Grave(lyrics)
You still want to going on
Nothing more will may you be worth less
Do you have anything to last word?
No, I still don't want to hear your offensive voice.
まだ続けるのか?
それ以上はお前の価値を下げるだけだって
最後に言い残すことは?
いや、お前の不快な声を聞くだけ無駄か
Armor of Deception
Too fragile to bear my fury.
If you thought you could defeat me.
You're not thinking straight.
偽りで固められた鎧
俺の怒りを受けるには脆すぎる
もしも俺に勝てると思っていたんだとしたら
考えが甘いんだよ
※
I won't let you create a story beyond the betrayal.
Not every god will forgive you a third time.
裏切りの先に物語など作らせない
全ての神が三度も過ちを見逃すわけじゃない
※※
You dig your own grave.
I expect you to be careful work.
This is mercy from me.
Don't tell me you won't take it.
I will not let you rest in peace.
お前は自分の入る墓を掘っている
丁寧な仕事を期待している
これは俺からの慈悲でもある
受け取らないとは言わせない
お前ごときが安らかになど眠れると思うな
I'd put my whole life on the line to put you through hell.
俺の人生の全てを賭けてでもお前を地獄に落とす
※
※※
If you have wounded a man's pride, there is no peaceful end in sight.
We'll destroy your proof of life, we'll crush every last speck of dust.
人の誇りに傷をつけたのであればもうその先には平和的な結末はない
お前の生きた証を散々に蹂躙し、塵芥のひとかけらまで冒涜する
とても攻撃的な歌詞になってるわけなんですよ
なぜこうなったのかというと今まで自分は日本語をメインで歌詞を書いてきて、言葉の響きや美しい字面に対しての意識が作詞の工程の中で大きなウェイトを占めていて歪曲的だったり遠回しな表現が多かったので英語ならストレートに本来の意図や考えを書けるんじゃないかという挑戦が一つ
もう一つは普通にEversolitudeもSASNもまともに出来なかった時期に活動にまつわることで今まで生きててトップクラスにありえないくらいムカつくことがあり、どうも綺麗な歌詞に持っていけないと諦めてもうめちゃくちゃやってやると思ったのがここまでの流れなんですね
怒りとか憎しみとか、悲しい出来事とかそういうマイナスなことからしか自分は創作意欲を見出せないタイプなので今はこの曲を生み出せただけいい経験だったと思うようにしてますけど、容易く全然良くねーよ みたいなね。
そんな感じで今まで作ってきた曲に比べたら死生観みたいな重いテーマじゃゃなくてシンプルに怒りと憎しみなんである意味カラッとしててストレートかもね!
歌詞に関してはマジでこんな感じなんで今までの俺達からすると少し拍子抜けするまである。けど、今は大きくないリリースを続けてライブをして楽しみたいって気持ちの方が少し強くて、バックグラウンドやストーリー含めて”作品”を作り上げるっていうことに関しては来年アルバムを作りたいって思ってるからそこでしっかり腰据えて対峙していこうかなって思っています。超大作を作るぜ❗️
ここからは曲の話!
俺はひねくれ野郎なので、曲自体はとてもストレートだけどやってる事はめちゃめんどい みたいなのが大好きで、ギターやってる人なら少し分かるかもなんだけど今のSASNのチューニングはDrop F#で、この曲のキーはG、つまり設定したチューニングより半音高く聞こえるような音使いの曲になってて、特にメインのリフなんかは常にルートで1フレットを押さえながら弦飛びしないといけなくて超ダルい。その上で1弦まで飛んでピロピロする。これこそペンシルヴェニアンメタルコアプライドだろと思ってるけど演奏してる側からするとマジでこれ誰が得するんだよみたいなのがたまらなく気持ちいいというアレ
そして曲自体を俯瞰で見てのテーマはメタルコアよりもテクニカルなニュースクールがやりたいというのがあるね これはこの5年間でメタルコア以外の音楽をやるようになって広がった見識みたいなものがそうさせてる感がありますね。どこかでちょろっと書いたんだけど、DYOGはメタルコアとニュースクールが明確に分かれてない過渡期の00年代のフィーリングを2024年の自分のバイブスで書き上げてみるっていうのをやってみたくて作った節もあり…特にギターソロ周辺はその時代のバンドからめちゃくちゃインスパイアされています。俺は弾けないけど。マジでみんなコピーできる環境あったらやってみて欲しい。大変だけどかなり楽しいと思います。
あとは新譜の中では1番ライブでの映えを意識した曲になってますね。拳上げろ〜!も出来るし、サビメロもかなりキャッチーかつ高すぎず低すぎずみたいなところも意識してみたり、ガロンパートもあるし最後腕分回せるし アホみたいなバカテクギターソロあるし みたいな いや〜みんなでサビ前Beyond The Betrayal!って叫びたいっすね 多分超気持ちいいと思う サビもそのノリで歌って欲しい笑 爽やかに歌うような歌詞ではないけどね
あと昨今のメタルコアモッシュパートモッシュ出来なさすぎ問題にもメスを入れていきたい
そのうち2曲目のsink to underseaの記事でも熱弁するつもりではいるが元来みんなブレイクダウンでモッシュしてたじゃないかよ!!(絶望)(8年前)みたいな感じあるのでもっと無意識に腕分回せるパートも意識的にぶちこんでいきたい
とまあDig Your Own Graveはこんな感じ!
総括すると歌詞はブチギレてるけど曲自体は色々考えて作ってるっぽいかなりライブ想定の曲という感じだね!
最後にこの曲を作った時にメンバーにバイブスを共有する用途で作ったインスパイア元のプレイリストと改めてDYOG本編貼っておきます!この感じでもっかい聴いてくれ〜〜泣
ここまで読んでくれてありがとう〜!!
次早めにsink to undersea編出せるようにします!