セルフライナーノーツ”AGNIS”編
どうもGEN SUNAMIです。
今俺は無職なんですけど、家族にバイト行くと嘘をついて江戸川河川敷でこの記事を書いています(2024/9/8 PM19:31)
SET THE FIRE TO THE SUNセルフライナーノーツ企画三部作最終章は3曲目AGNISのことをガタガタ喋っていきましょう!ぶっちゃけ作曲者目線では一番今作で気に入っている曲なんだよね なんでだいぶ文章の湿度が高くなる予感がする。
まあそんな感じで一旦AGNISを聴いてみて欲しいですね!
Apple Music
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そしたら、例の如くまず歌詞から!⬇️⬇️
とまあ歌詞はこんな感じです
多分今回の三曲の中では最も綺麗目かつ今までのソリ男感溢れる歌詞が書けたと思います。
2019(2018)年当時、俺はバンド辞めちゃったり、ライブハウスに来れなくなった友達に向けてAldebaran Eyesという曲を書いてBeyond Causalityという音源に収録しました。
そこから5年、まさかみんなの気持ちを引き継ぐぜって言ってた自分たちまでもが止まり心機一転始めたEversolitudeすらうまいこと活動できずかなりメンタル食らっていた時にもう一度SASNやってみるかと話が持ち上がり、その際にまだAEを書いた時の俺の気持ちは死んでないという思いで歌詞を書き上げたっていうのが完成までの流れですね。日本語詩のパート見てみるとちゃっかり音源のタイトル”SET THE FIRR TO THE SUN”を回収したりしてたりね。やっぱり日本語は回りくどくていいな。この曲はだいぶストレートだけど。俺は回りくどいやり方が大好きだしその回りくどさを攻略して曲の話とかを振ってくれる人が更に好きだ。
俺の気持ちは死んでないし、今の俺なら5年前の俺を超えた活動ができるはずだという気持ちと当時からまた5年飛んで、更にいなくなっちゃった奴らの気持ちを背負って守っていくのも大事だけど、その上で攻めていかなきゃダメだという思っていま改めてソリ男をやっているつもりです。
27になっちゃって決してもう若くないし、後輩も出来てきた今自分達が何かしらの火種になれないと続けているってよりかは辞めてないだけの30代になってしまうと思ってちょっと緊張感持って気を引き締めないとなと思ってます。
なもんで話は少し逸れるけど作曲や作詞、編曲なんかで手伝えることがあればなんでも気軽に連絡とかして欲しいと思います。自分で言うのもアレなんだけど周りのメタルコアやハードコアやってる同世代の中ではズバ抜けた経験値と作編曲のスキルは持ち合わせてるつもりだから、ルックスとかスター性でシーンに還元できない分みんな(演者側)になんかしらベット出来ないかなーって思ったり思わなかったり
と言った感じで歌詞についてはまだまだ改めて俺たちはやるぜ!って意気込みと、これからのためにも世代の前後を繋げたいって気持ちが要約って感じですね!
キリよくこっからは曲に関してなんですけど
まずAGNISってタイトルはインド神話に出てくる火の神からとってます 本当はアグニって名前なんだけど語感重視でGRANBLUE FANTASYに出てくる火属性召喚石からアグニスにしました 見た目もかっこいいので
ぶっちゃけアグニのままでもガンダムSEEDの主人公機の一つランチャーストライクガンダムの武装に託けられて良かったんだが俺そんなにSEEDに思い入れないしな…ってところで却下。
曲自体は今までソリ男が掲げてきたスピーディなメロディックメタルコアをストレートに作る というのをテーマに作りました。一番作るのが楽でしたね。
リフやリードは7弦解放から1弦24Fまで余さず使用してピロピロキラキラした星空系のリフの極地を相変わらず目指しています。意外にプリングハンマリングばかりなんでそんな難しいわけじゃないのもミソ。0810進行のメタルコアを作ろうとするとどうしてもヒロイックな仕上がりを目指してしまいますね!
これまでも散々ペンシルヴェニアンメタルコア(PAメタルコア)からの影響を色濃く出してきましたがAGNISについては若干OG(オーストラリア)の風も吹かせたく…ブレイクや落ちサビは特に2010年代中期のIn Hearts WakeとPolarisとかがかなりリファレンスになっています。そして1番デカいのはこの曲ではMind Crawlersという前体制の末期にリリースした曲のフレーズをさらい直しているところなんですよね。
Mind Crawlers
Apple Music
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メインリードとサビで鳴ってるリードをリプレイスしました。元々は全然違うリードを鳴らしてたんだけどどうもしっくり来ず…そんな時にこの曲とリードのキーが同じことに気づき載っけてみたらかなり手応えを感じたので採用。
そもそもMind Crawlers自体原型8年前遡り、バンドで初めてリリースしたMeteorlightsと同時期に完成まで持ってった曲の”Campanella”というのが原型だったりして…とまあ一度原初に立ち返ってみるかという気持ちもかなりあったりしたわけです。
Campanella(かなり奇跡的にsoundcloudに残っていた)
この時はメタルコア指向よりも叙情指向が強い曲ばかり作っていた記憶あり。
こうして文章に起こしてみると意外に色々この曲にも仕込んでいるな。比較的サクッと完成したので案外驚いた。
そんな感じで曲についても以上!
最後今作のまとめとしては三曲通して5年分のブランクを少しでも埋めてシーン復帰と今後も頑張るよという意思表示が少しでも聴いてくれた皆さんに伝わっていたら作曲、作詞をした立場として冥利に尽きます。
今後の展望についてはDYOGの記事でも述べたように来年はアルバムを作りたいと思っています。2026年にはまさかのバンド10周年を控えているのでそれに向けて色々準備を仕込んでいくつもりです。それにあたってライブやらないとかはないんで、ブッキングなんかも気軽に連絡してもらえたら嬉しいです。全力でやります。
あとは年末ないしは年始までにもう1,2曲くらい出せたらいいなと思ってます。片方は曲自体はもう完成していて後は歌詞を仕込むだけ、もう片方はワンコーラスとちょっとデモが上がってる感じなので乞うご期待。叙情メタルコアバンドやメロディックハードコアのバイブスを持ってた時期のソリ男を好んでくれた人は特に期待してくれたら嬉しいです。
最後は例により、AGNISを作るにあたってのリファレンスをまとめたプレイリストと改めてAGNISを載せて終わりにします。ここまで読んでくれた人本当にありがとう!GEN SUNAMIでした!
ていうか記事書きながらまじ適当に歩いてたらマジでここどこだよってとこまで迷い込んでかなりすごい。
調べたら最寄駅亀有ってなんなんだよ
ラーメンでも食って帰るか