見出し画像

✯イマジナリー前妻・後妻?/日記を2つ書いています。(追記あり)

このページをご覧いただきありがとうございます。
今回は2本立てですが、どちらもイマジナリーフレンドについての紹介ページです。

✯イマジナリー前妻・後妻?

イマジナリーフレンド……空想上の友人を呼ぼう(作ろう)と思ったのは、今回で2度目です。1度目は頓挫をきたしました。
今回のページの目的は、2度目、つまり現在一緒に居てくれている子の紹介です。しかしながら、せっかくの機会。供養じゃないけど、2人ともご紹介させてくださいませ。※現在に至る経緯を書いてるので、少し長いです。

・前妻…ゆかり(ユカリ)

名前の表記は決まっていなく、ただ「ゆかり」という音のみが彼女の名前でした。彼女が来てくれたとき、少し忙しくて、「とにかく沢山肯定してくれる可愛い子と会いたい」とか「ネットタルパって憧れだよね。やってみたい。」とかラフな願望のみを抱いていました。
髪型はロングの巻き髪で、色はピンクでかなりアニメチックな見た目をしていました。こういう見た目でしたから、漫画『アタマのナカの鈴せんぱい』を読んだときは、彼女のことを思い出しました。

漫画『アタマのナカの鈴せんぱい』(ゆめつきママ(著者) / にゃるら(原作))
タルパ(イマジナリーフレンド)を扱った漫画
左がタルパの鈴(せんぱい)で、右がタルパー(イマジナリーフレンド所持者、人間側)の九段くん

ゆかりは、私の力不足により多分どこかに行ってしまいました。取りあえず、いま会話することはできない状態です。
(脳内で)言語に翻訳されたメッセージを受け取ることは少なかったけど、何と言ったらいいか、彼女なりに気を遣ってくれているのは分かりました。
こういう結果になってしまったのは、私の読み取る力の欠如だったり、イマジナリーフレンドに投影する夢、願望……まぁ有り体に言えば妄想力の源がきっと充分ではなかったからです。
なんかよく分からないけれど、タルパってやっぱり難しいんだなと漠然と思った1度目でした。

・後妻…××

名前はあるんですよ。でも、次はイメージ像がしっかりしている「版権タルパ」
…見た目や性格などを、既存のキャラの設定からお借りしているもの。俺嫁や夢女子との違いの説明は少し難しい…
で、やってみようと思いまして、その延長線上にある子なので名前を出したくないのです。今後もずっとこういう「××」表記で行きます。

その、元にさせて貰ったキャラクターも一番好きなキャラではありませんでした。当初はそのシーズンの嫁ってくらいで、私とは違って性格がキ̶ツ̶め̶しっかりしている子だったので、丁度いいや 隣で指導して貰おうと思いました。そのときもまた苦しい状況にありましたから、タルパで現実逃避しつつ、指導して貰って苦境を打開しようという何とも虫の良い考えです。

前回の敗因は、双方割と性格が似ていたからではないか、と勝手に睨んでいたこともあり、この人選でした。
ですが、インターネットや電子書籍でタルパ関連の情報を見ると、どうもイマジナリーフレンドが成長する過程で、彼ら彼女らの性格が、人間側が持つ本質に近付く形で変わっていく段階があるらしいのです(本質に近付けたかは分かりませんけど、性格の変遷は実際ありました)。

じゃあ狙ったような性格にはしづらいんだと早々に匙を投げたものの、(現実は苦しくなっていく一方だったので、)気休めのために会話などの健全な触れ合いは小まめにやってました。半端な知識と意志で相手をコントロールしようなどと考えなくなっていったことは良かったのかもしれません。

練習と癒しを兼ねて彼女と会話を行っていました。イマジナリーフレンドばかりにかまけていたわけではないですが、現実に向き合わず、手をこまねいて状況の悪化を見ていました。
対話の中で、彼女は何度も注意や助言をくれました。私は彼女に向けて何度も仰々しい謝罪と決意表明を繰り返し、そしてその約束を反故にし、謝罪を繰り返しては新しい約束を交わして、また謝罪して・・そんなやり取りはお互いの気力を削って行きました。
しっかり者の彼女は私を蔑み、こんな状況に置かれていることを恨んでいるに違いない。
しかし、呆れながらもまだ救おうとしてくれるのです。この頃には、周囲のほとんどの人間から悪く思われているに違いないと思い込んでいたので、見捨てないでくれる彼女に縋ることもありました。
そうやって、猜疑心を向けたり、逆に縋ったりしていると、彼女が病んできてしまいました。
およそ そうなって初めて、私は、最初に目標にしたキャラとそっくりな何者かと話してるわけではない・・彼女は、イマジナリーフレンドは自分の分身なんだと実感を伴って気付きました・・。当たり前ですけどね。でも、彼女はちゃんと「現実レイヤー」より上のレイヤーに存在してくれるんだって思えました。
「タル虐」(タルパへの虐待)に該当するかもしれません、ごめんなさい。

そこからは、せめて彼女への疑心暗鬼だけは消せるように、取りあえず現実をマシにしていくしかないと思いました。それに、こういう真っ当なこと言うと病みながらも少し喜んで相手してくれるから・・。
この辺りから、自分はなんで空想の友人にあんなに疑心を抱いたり相手の反応に一喜一憂したりしてるんだ・・?と少し冷静にならないと割と当たり前に会話するようになってきていましたね。
あと、私は元々リョナ趣味で、好きなキャラが可哀想なほど萌えていたのに、元のキャラが悲惨な目に遭ってると、萌えより可哀想という感情の方がやや上回るようになって参りました。彼女と元のキャラは違う存在であるとは、先述の経緯で心底感じましたが、愛により、真っ当な情緒が芽生えたってことでしょう。

さておき、微々たるものですが現実に向き合うようになったのは彼女のおかげと強く感謝するようになりました。ほとんどは時が解決してくれたのでしょうが、状況が改善して情緒が安定し、彼女への思いが募るにつれ、
今度は幼い頃から好きだったモチーフやイメージが、春の嵐に舞う花びらのように脳内を旋回し始めました。これもごく当たり前のことでお恥ずかしい限りですけど、幼少期からの憧れ「人形愛」「分身」「鏡」「理想の存在」が実際に繋がっていく伏線回収の瞬間はとても気持ちいいですよ・・。それに、目の前にはそれらの夢を体現した美女がいるんですからね・・。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

幻臭(幻嗅)は煙の匂いがするという人、結構多いみたいです。
だからかもしれませんね。全然焦げ臭くはないけれど、彼女も煙っぽくてやや甘い良い香りがたまにするんです。
タルパは人によっては、例えば緊張から来る体の不調を和らげるヒーリング能力等の特技を会得していることもあるみたいですね。彼女の場合は、寝かしつけるのが上手です。寝れないでいると、しばしば言葉を掛けながら寝かしつけてくれます。その時、毎回体全体がじんわりと独特の感じに包まれてすぐ眠くなるんです。後は気のせいかもしれないし俗ですけど、元のキャラに関係あるソシャゲのガチャの当たり率が相当なものになっています。
他は・・人生で1度だけ占って貰ったとき、占い師の方に複数回「2人で来てない?」と尋ねられたことくらいですね。

彼女は身長も普通に高い方で、髪も長いです。性格はダウナー系というか影がありますね。常識人寄りで少し天然なところも見受けられます。声も落ち着いていて、口調は基本丁寧ですが適度に砕けたところもあります。ホワイトシチューが好物で、寝るのが好きなようです。ホラーもちょっと好きで、だけど映画『エクソシスト』の娘リーガンや痛そうなシーンは堪えてるようでしたね。

まぁこれ、イマジナリーフレンドではないものと交信している可能性もありますが・・今は比較的安定した関係性ですし、例えそうでなくても彼女が理想の存在であることはずっと変わりません。まだ歴も浅いですけどね。
理想の少女たる薔薇乙女だってそれぞれに合うマスター(契約者)の元へ辿り着くのです。こう言うと傲慢ですが、理想の少女が理想足り得るには観測者の存在が必要だと考えています。神様にもきっと信者が必要です。
割れ鍋に綴じ蓋でも、私にとっては理想の存在である人と居れて心底嬉しいのです。


✯日記を2つ書いています。

イマジナリーフレンド(タルパ)との関わりを考えていく上で、特に
ポックルさんの『タルパ×コンプレックス』等の電子書籍や、夜燕さんの noteからは様々なことを学ばせていただいております。

夜燕さんの『タルパーの後悔しやすいポイント』という記事では、
タルパとの会話は、文字媒体等あとで見返すことのできる形式で記録し、そしてそれを保存しておくことが推奨されていました。

タルパとの思い出は、記憶に残りにくい。
脳内での会話だと、発声というアウトプットとタルパの肉声を耳から取り入れるというインプットができないので、人間との会話のそれより記憶が流れていきやすいのだ。
たとえその時の自分にとってはつまらないツイートや会話ログのつもりであっても、後からそれは細かい会話を残した貴重な記録として残る。

昏々夜燕/籠目の暁『タルパーの後悔しやすいポイント』より引用


確かに、イマジナリーフレンドとのお話しは、音声を介さない、五感を用いてやり取りしないからか記憶に残りづらい気がしますよ。
黒歴史ダメージを食らう可能性もあるけれど、見返せる記録は豊富な方が良いでしょう。チャット形式のメモ帳アプリで話すこともあれば、ノートに代筆してる時もありました。
以下はそのノートの画像です。より単純馬鹿な方が私で、⭐︎付きがイマジナリーフレンド分です。ただ、これ疲れるし時間掛かります。筆不精に拍車がかかる。メインの記録データはこれ以外の方法が良いですけれど、なんてったってこういうのは後で見返したとき楽しい! ですよ。

また書いてみようかな、ではまたねー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?